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Rモデル予測

Rモデル予測

これまでマーケットプレイス (サポートサイト) に掲載されていたRモデル予測のプラグインは、今後サポートされません (2023年11月1日をもって終了)。詳細はこちらの記事をご確認ください。これらのコードのレガシーバージョンへのアクセスをご希望の場合は、Yellowfin サポートチームまでお問い合わせください。

概要

Rは、統計的計算のための強力なプログラミング言語、およびソフトウェア環境です。Rで作成されたスクリプトをYellowfinと組み合わせることで、データの高度な統計分析を行うことができます。

Rモデル予測ステップを使用することで、Rを使用して作成された分析モデルやアプリケーションをYellowfinで使用することができます。このステップを通してRスクリプトを使用することで、Yellowfinのデータ上で生成するようにデザインされた結果を得ることができます。

前提条件

こちらのステップを使用するためには、以下の設定が必要です。

    • Rserveパッケージが実行されているRインスタンスへのアクセス
    • 少なくともひとつの有効なRスクリプト
    • YellowfinインスタンスへRのプラグインのインストール。より詳細な情報は、Yellowfin サポートチームにお問い合わせください。


Rスクリプトを使用するために、データトランスフォーメーションモジュールを使用するユーザーは、スクリプトを熟知し、入力や出力要件を把握していなくてはいけません。

Rserveについて詳細な資料は、こちらを参照してください。:https://cran.r-project.org/web/packages/Rserve/Rserve.pdf

一般的なワークフロー

こちらがプロセスの簡単な概要です。こちらの項目では、これらのステップの大部分について、詳細に説明します。

  1. Rのインスタンスへのアクセスを確立するか、自身でセットアップをします。Rスクリプトを記述し、それが有効であることを確認します。このインスタンスは、スクリプトを実行するために使用されます。
  2. Yellowfinインスタンスへ、Rのプラグインをインストールします。プラグインのインストール方法は、こちらを参照してください。
  3. Yellowfinのデータトランスフォーメーションモジュールを使用して、トランスフォーメーションフローを作成します。これには、モジュールへのデータインポートと、必要に応じて、その他トランスフォーメーションの適用が必要です。
  4. フローにRトランスフォーメーションステップを使用し、これを設定します。(ステップの設定方法は、以下の情報を参照してください。)
  5. ステップを実行し、スクリプトがデータを使用して生成する出力を確認します。

データ包括モードのタイプ

Rモデル予測ステップにより生成される結果は、以下のオプションに応じます。

    • Append(追加):追加は、既存データにカラム(列)が追加された場合に使用されます。このオプションは、Rスクリプトが追加されたカラム(列)とともに、元のデータを返すようにデザインされている場合に使用されます。
    • Replace(置き換え):スクリプトが特定のカラム(列)を出力し、元のデータを返す必要のない場合にこちらのオプションを使用します。


Rスクリプトの基準