ユーザーグループ
概要
こちらの項目では、Yellowfin内で、ユーザーグループがどのように使用されているのかについて紹介します。ユーザーグループは、Yellowfinのセキュリティおよびブロードキャストプロセスにおいて、極めて重要な要素です。グループは、共通の人々のセットを一般的なグループに追加できるようにすることで、ユーザーを支援します。これにより、アプリケーション内の様々な要素に単一のエンティティとして追加することができるようになります。グループは、管理コンソールを通して作成、管理することができます。一度グループが定義されると、Yellowfinは、定期的にグループのメンバーを自動的にメンテナンスします。
ユーザーグループの作成
新規グループを作成するためには、管理コンソールのグループ一覧下部にある「追加」ボタンをクリックします。
詳細情報を入力する新しいページが開きます。
グループ詳細
グループ詳細項目には、ユーザーグループの一般的な管理ツールが含まれています。各オプションの詳細については、以下の表を参照してください。
項目 | 説明 |
名前 | ユーザーグループを容易に識別できる名前を入力します。この名前は、Yellowfinがシステム(クライアント組織含む)全体を通して、グループを識別するためにも使用されます。 |
説明 | グループの使用目的を分かりやすく表示するために、必要に応じてグループの説明を入力します。 |
グループステータス | 新規グループは、設定が完了するまで、ドラフト(編集中)として保存することができます。一度有効にすると、削除しない限り有効のままになります。 |
グループセキュリティー | こちらのチェックボックスにチェックを入れる場合は、グループを管理できるロールを付与されたメンバーをグループに追加していることを確認してください。グループセキュリティを有効にすることは、グループのみを意味します。グループのメンバーはグループを調整することができます。 |
グループの見える範囲 | Yellowfin 9.4から、グループをプライマリー組織とそのすべてのクライアント組織の両方で表示するように設定できるようになりました。Yellowfin インスタンスにクライアント組織を作成していない場合は、こちらの機能を使用することはできません。クライアント組織を作成している場合は、こちらの機能を使用することで、すべてのクライアント組織にユーザーグループを表示することができます。これは、インスタンス全体で標準化されたユーザーグループ名を使用している組織に有効です。より詳細な情報は、マルチクライアントユーザーグループページを参照してください。 |
デフォルトダッシュボードタブ
ユーザーが作成された際に、自動的にユーザーのダッシュボードタブに追加されるようにしたい場合は、ユーザーグループにデフォルトダッシュボードタブを割り当ててください。対象のタブを選択し、「↓追加」ボタンをクリックして、タブ一覧に追加します。タブは、ユーザーグループに追加した順番で、ダッシュボード上に表示されます(順番が示された以下の図を参照してください)。これらのタブすべては、ユーザーが初めてYellowfinにログインした際に、適用されます。
注意: これらのタブは、初めてログインするユーザーに対して追加されます。一度追加されたタブは、必要に応じて、外すこともできます。
グループのメンバー
グループにユーザーを割り当てるためには、メンバーを追加しなくてはいけません。これは、メンバーをどのように割り当てるべきかによって決めてください。メンバーを割り当てる際には、特定のユーザーを追加することもできますし、特定のユーザータイプを追加することもできます。例えば、「Public Writer」のロールを持つすべてのユーザーでグループを作成することができます。Yellowfinで利用できるメンバータイプは、以下の通りです。
ユーザー | Yellowfinの個々のユーザーを選択します。 |
---|---|
ロール | 管理者のように、特定のロールを割り当てられているユーザーすべてを選択したい場合は、対象のロールを選択します。 |
グループ | 既存のグループを選択します。 |
LDAPグループ | LDAPディレクトリを使用して、アクセスを構成している場合は、LDAPグループを選択することができます。Yellowfinは、このグループを毎日同期します。 |
メンバーの管理では、グループにユーザーを含めるべきか、除外するべきかを指定することができます。例えば、グループにすべてのPublic Writersユーザーを含めるが、John Smithは除く、と設定することができます。
ユーザーをグループから除外する(含めない)設定をした場合は、過去に含めるという設定をしていたとしても、除外の設定が優先されます。そのため、除外プロセスは、グループメンバー設定において、最後の手順になります。
- グループに追加したいメンバーのタイプを選択します。
- 選択したメンバーをグループに含めるか、除外する(含めない)かを決定します。
「追加」ボタンをクリックして、メンバー一覧に追加します。
設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックしてグループを追加します。