分析設定
概要
標準タブでは、分析リンクを使用することで、ひとつのタブ上の複数のレポート間に、関連付けを作成することができます。
タブで、こちらのスタイルを使用する利点は、以下の通りです。
- データの詳細を容易に確認することができます。ユーザーは、複数のディメンション(次元)をドリルダウンすることで、詳細な情報を素早く確認することができます。
ひとつのタブ上に、複数の関連レポートを表示することで、素早くアクセスすることができます。
レポートのリンク
まずは、こちらの手順に従い、新しい標準タブを設定します:標準タブの作成
フィルターのリンク
- 「分析設定」をクリックします。
- 設定メニューの左側に、最初のレポートが選択された状態で、ダッシュボード上のレポート一覧が表示されます。ダッシュボードに表示するフィルターが含まれたレポートをクリックします。
レポートを選択すると、レポート一覧の右側、フィルター表示タイトルの下に、利用可能なユーザープロンプトフィルターの一覧が表示されます。
ダッシュボードに表示するフィルターを、有効化します。定義したフィルターと、他のレポートをリンクすることで、選択したレポートのフィルター値が、他のレポートへ渡されます。
画面の下部の「リンク先レポート」一覧で、フィルター値を渡すレポートをクリックします。選択したレポートに、すべて、または一部のフィルターをリンクさせることができます。
各フィルターで、「リンクなし」、または「フィルター」を選択することで、リンクを作成するフィルターを定義します。
- メインレポートでフィルターとして使用されているフィールドと一致する、リンクされたレポートで利用可能なフィールドを定義します。利用可能なフィールドは、リンクされたレポートが作成されたビューから取得されます。利用可能なドロップダウンリストから、対応するフィールドをそれぞれ選択します。選択したフィールドには、オリジナルフィルターと同様のデータが含まれていなくてはいけません。例えば、「年」フィルターを、「月」フィルターとリンクすることはできません。
- すべてのフィルターのリンクを設定したら、一覧下部にある「保存」ボタンをクリックします。前の画面に戻ります。フィルターのリンクを作成したレポート名の横にあるアイコンが、チェック印に変わり、設定が完了したことを示しています。
- 他のレポートにもリンクを作成する場合は、手順4から手順7を繰り返します。設定が完了したら「OK」ボタンをクリックします。
より詳細な情報は、フィルター値を参照してください。
日付スライダーをリンク
- 「分析設定」をクリックします。
- 設定メニューの左側に、最初のレポートが選択された状態で、ダッシュボードのレポート一覧が表示されます。ダッシュボードで使用する日付スライダーを含むレポートをクリックします。
レポートを選択したら、スライダーのリンクを有効化します。
「スライダーをリンク」を「On」にします。スライダーを有効化したら、リンクを作成することで、選択したレポートから他のレポートへ、日付や時間の値を渡すことができるようになります。
画面の下部の「リンク先レポート」一覧から、スライダー値を渡したいレポートをクリックします。「リンクなし」から「フィルター」へ変更することで、フィルターを定義します。
- メインレポートでスライダーとして使用されているフィールドと一致する、リンクされたレポートで利用可能なフィールドを定義します。利用可能なフィールドは、リンクされたレポートが作成されたビューから取得されます。利用可能なドロップダウンリストから、対応するフィールドをそれぞれ選択します。選択したフィールドには、オリジナルスライダーと同様のデータが含まれていなくてはいけません。例えば、「年」スライダーを、「月」スライダーとリンクすることはできません。
- すべてのスライダーのリンクを設定したら、一覧下部にある「保存」ボタンをクリックします。前の画面に戻ります。
スライダーのリンクを作成したレポート名の横にあるアイコンが、チェック印に変わり、設定が完了したことを示しています。 - リンクを作成する他のレポートで、手順4から手順7を繰り返します。設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックします。
より詳細な情報は、タイムシリーズを参照してください。
グラフのブラッシングをリンク
- 「分析設定」をクリックします。
- 設定メニューの左側に、最初のレポートが選択された状態で、ダッシュボードのレポート一覧が表示されます。ブラッシングを使用し、他のレポートとリンクするレポートをクリックします。
レポートを選択したら、ブラッシングのリンクを有効化します。
「グラフのブラッシングをリンク」を「On」にします。リンクを作成することで、選択したレポートから他のレポートへ、ブラッシング値を渡すことができます。
画面の下部の「リンク先レポート」一覧から、ブラッシング値を渡したいレポートをクリックします。選択したレポートで、すべてのフィルターをリンクするのか、一部のフィルターのみにするのかを選択します。
リンクを作成する各フィルターで、「リンクなし」から「フィルター」へ変更することで、フィルターを定義します。
- メインレポートでブラッシングとして使用されているフィールドと一致する、リンクされたレポートで利用可能なフィールドを定義します。利用可能なフィールドは、リンクされたレポートが作成されたビューから取得されます。利用可能なドロップダウンリストから、対応するフィールドをそれぞれ選択します。選択したフィールドには、オリジナルのブラッシングフィールドと同様のデータが含まれていなくてはいけません。例えば、「年」のブラッシングフィールドを、「月」フィルターとリンクすることはできません。
- すべてのフィルターのリンクを設定したら、一覧下部にある「保存」ボタンをクリックします。前の画面に戻ります。
フィルターのリンクを作成したレポート名の横にあるアイコンが、チェック印に変わり、設定が完了したことを示しています。 - リンクを作成する他のレポートで、手順4から手順7を繰り返します。設定が完了したら「OK」ボタンをクリックします。
注意:「ブラッシングのリンク」と、「ドリルダウンのリンク」を同時に使用することはできません。一方のオプションが有効化されると、他方のオプションは無効化されます。
データをリンク
- 「分析設定」をクリックします。
- 設定メニューの左側に、最初のレポートが選択された状態で、ダッシュボードのレポート一覧が表示されます。他のレポートをフィルターするためのデータを使用するレポートをクリックします。
- レポートを選択したら、データのリンクを有効化します。「データをリンク」を「On」にします。
- 結果セットを使用し、他のレポートをフィルターするために使用するフィールドを、レポートから選択します。
他のレポートへのリンクを作成することで、選択されたレポートの結果セットから、他のレポートへデータが渡され、フィルターとして適用されます。
画面の下部の「リンク先レポート」一覧から、データを渡すレポートを選択します。
- リンクされたデータフィールドで、「リンクなし」、「フィルター」を変更することで、リンクを定義します。
- メインレポートで使用されているフィールドと一致する、リンクされたレポートで利用可能なフィールドを定義します。利用可能なフィールドは、リンクされたレポートが作成されたビューから取得されます。利用可能なドロップダウンリストから、対応するフィールドをそれぞれ選択します。選択したフィールドには、オリジナルフィールドと同様のデータが含まれていなくてはいけません。例えば、「年」のフィールドを、「月」フィルターとリンクすることはできません。
- すべてのフィルターのリンクを設定したら、一覧下部の「保存」ボタンをクリックします。前の画面に戻ります。
フィルターのリンクを作成したレポート名の横にあるアイコンが、チェック印に変わり、設定が完了したことを示しています。 - リンクを作成する他のレポートで、手順4から手順8を繰り返します。設定が完了したら「OK」ボタンをクリックします。
ドリルダウンをリンク
- 「分析設定」をクリックします。
- 設定メニューの左側に、最初のレポートが選択された状態で、ダッシュボードのレポート一覧が表示されます。他のレポートをフィルターするためのドリル階層関係を使用するレポートをクリックします。
- レポートを選択したら、ドリルダウンのリンクを有効化します。「ドリルダウンをリンク」を「On」にします。
リンクを作成することで、選択されたレポートの結果セットから、他のレポートをフィルターするためのデータを渡すことができます。
画面の下部の「リンク先レポート」一覧から、値を渡すレポートをクリックします。- フィルターを使用してレポートにリンクを作成するのか、一致する階層関係を含むのかを指定します。
- フィルターを使用してリンクを作成する場合は、リンクされたデータフィールドで、「リンクなし」、「フィルター」を変更することで、リンクを定義します。
- ドリルダウン機能を使用してリンクを作成する場合は、リンクされたデータフィールドで、「リンクなし」、「ドリルダウンフィールド」を変更することで、リンクを定義します。
- メインレポートで使用されているフィールドと一致する、リンクされたレポートで利用可能なフィールドを定義します。利用可能なフィールドは、リンクされたレポートが作成されたビューから取得されます。
- 一致する階層関係の最上位を選択するか、
- 階層関係の各レベルを、フィルターとして使用する、対応するフィールドに一致させます。
利用可能なドロップダウンリストから、対応するフィールドをそれぞれ選択します。選択したフィールドには、オリジナルフィールドと同様のデータが含まれていなくてはいけません。例えば、「年」のフィールドを、「月」フィルターとリンクすることはできません。
- 一致する階層関係の最上位を選択するか、
- すべてのフィルターのリンクを設定したら、一覧下部の「保存」ボタンをクリックします。前の画面に戻ります。
フィルターのリンクを作成したレポート名の横にあるアイコンが、チェック印に変わり、設定が完了したことを示しています。 リンクを作成する他のレポートで、手順4から手順7を繰り返します。設定が完了したら「OK」ボタンをクリックします。
注意:「ブラッシングのリンク」と、「ドリルダウンのリンク」を同時に使用することはできません。一方のオプションが有効化されると、他方のオプションは無効化されます。
より詳細な情報は、ドリルダウン階層、またはドリルダウンレポートを参照してください。
フィルターの書式設定
「フィルター設定」をクリックします。
設定メニューの左側に、ダッシュボードフィルターの一覧が、一般設定が選択された状態で表示されます。
一般設定
「フィルターロケーション」を定義することができます。選択した内容に応じて、「適用リンクの位置」や、「フィルターウィジェットの初期状態」、などの追加のオプションが表示されます。
フィルター設定
パネルの左側にある一覧からフィルターをクリックすることで、フィルターの表示をカスタマイズすることができます。
「保存」ボタンをクリックして、変更を適用します。
フィルターのグループ化
こちらは、レフトサイドナビゲーションパネルの外側に、フィルターを表示するよう設定している場合にのみ使用することができます。
- 「+ グループの追加」をクリックします。
- グループ名を入力して、「追加」ボタンをクリックします。
- グループを、配置する箇所にドラッグします。グループの下に表示されるフィルターは、グループ内に含まれることになります。
- グループをクリックして、書式設定をします。