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- ブロードキャストレポートは、受信者のアクセスフィルターや言語、その他の要因を考慮して、複数の受信者それぞれに対して個別に実行されます。しかし、メモリ使用量やシステムパフォーマンスを節約するために、以下のシステム構成を使用して、各受信者のレポートが生成されるとすぐに提供されるようにすることができます(すべての受信者のレポートが準備されるまで待ってから送信する必要がありません)。設定方法は、こちらを参照してください。
- ブロードキャスト電子メールでカーボンコピーオプションを有効化することで、同じデータへのアクセス権を持つ複数のユーザーへメールがひとつだけ送信されます。これは、最初のユーザーにだけ送信され、残りの受信者にはカーボンコピーが送信されることになります。すべての受信者がお互いを確認できる点に注意してください。設定方法はこちらを参照してください。
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フィルターを使用した件名のカスタマイズ
Yellowfin 9.6以降をお使いの環境であれば、フィルター値に基づき件名をカスタマイズすることができます。これは、特定のフィルター値を含むひとつのブロードキャストジョブから、多数の電子メールを送信する場合に便利です。すべてに同じ件名を付けるのではなく、フィルタータグを使用することで、異なるブロードキャストコンテンツを識別することができます。フィルター値に基づき、レポートおよびダッシュボードブロードキャストの件名をカスタマイズすることができます。これは、特定のフィルター値を含むひとつのブロードキャストジョブから、多数の電子メールを送信する場合に便利です。すべてに同じ件名を付けるのではなく、フィルタータグを使用することで、異なるブロードキャストコンテンツを識別することができます。
例えば、フィルター付きの件名なしに国固有のレポートを毎週送信する場合、すべてのレポートで件名が同じになります (例: 居住国の週次売上レポート)。このレポートに国のフィルタータグを付けて送信することで、件名は国ごとに異なります (例: アメリカの週次売上レポート、ドイツの週次売上レポート、など)。これにより管理作業が軽減され、件名がすべて同じではないことで、大量の電子メールの一覧から送信済みの電子メールを見つけやすくなります。受信者の観点から見ると、より詳細な件名の電子メールを受け取ることができます。
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- フィルタータグはブロードキャストの件名用です。ブロードキャストメールの本文では機能しません。フィルタータグは、レポート/グラフのブロードキャストでのみ機能します。フィルターを使用したダッシュボードやその他のコンテンツでは機能しません。
- ブロードキャストで「現在のフィルター値」を選択した場合、ブロードキャストを保存したときに設定された値が使用されます。ブロードキャスト送信前にユーザープロンプトフィルター値を更新しても、ブロードキャストに使用される値は更新されません。
- タグに何も表示されない場合は、タグで使用しているフィルターにフィルター値が設定されているかを確認してください。
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- 件名に表示するテキストを入力します。
- 電子メールの本文に使用するテキストを入力します。
- アイコンをクリックしてレポート、またはダッシュボードの配信形式を選択します。
- レポートをドキュメントとしてブロードキャストする場合、「ブロードキャスト日付の追加」チェックボックスが表示されます。現在の日付をドキュメント名に含める場合は、こちらにチェックを入れます。
- PDFファイルをブロードキャストする場合、「セキュアPDF」チェックボックスが表示されます。PDFファイルをパスワード保護する場合は、こちらにチェックを入れます。こちらでパスワードを個別に指定するか、ファイルエクスポート時に作成したものを使用するか、Yellowfinが生成したデフォルトパスワードを使用するかを選択します。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
選択したエクスポートの形式に応じて、基礎となるレポートやダッシュボードに設定されたエクスポート設定を使用するか、このブロードキャストに固有のエクスポート設定を構成するか選択できます。ブロードキャスト用の設定を選択した場合、設定をクリックすることで、このブロードキャストに固有のエクスポート形式を選択できます。エクスポート設定についての詳細は、こちらをご確認ください。
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(レポートブロードキャスト向け)任意のフィルターを適用
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