これは、ユーザーインターフェイスの最も外側のコンテナであり、抽象class ParameterPanelCollectionにより記述されます。これは通常、タブのコレクションを表します。classの実装はいくつかのメソッドを上書きしなくてはならず、これはjavadocに表示されています。こちらのコレクションに重要なメンバーを、以下に紹介します。

パラメーターパネルコレクションメンバー	説明
public List<ParameterPanel> getPanels()	ParameterPanelCollection内のパネル（タブ）の一覧を返すために、こちらのメソッドを上書きます。
public String getParameterPanelCollectionClassName()	パネルコレクションに適用するCSS class名を返すメソッドです。
protected Map<String, Map<String, ?>> data	このメンバー変数は、パネルコレクション内のパネルのデータを保持するためのものです。toJSON()メソッドはそれを配置します。実装は、getData()を上書きすることで、このオブジェクトの内容を変更することができます。
public Map<String, ?> getData()	デフォルト実装は、メンバー変数「データ」を返します。ParameterPanelCollectionのsubclassは、これを編集するために上書きます。toJSON()は、getData()がJSONに返すすべてを変換します。
public JSONObject toJSON()	パネルコレクション内のすべてを、org.json.JSONObject(jackson)オブジェクトに変換するメソッドです。オブジェクト属性は、名前、説明、パネル、データ、parameterPanelCollectionClassNameです。パネル属性は、各ParameterPanelにより返されるJSONObjectのJSONArrayを保持します。
protected byte[] getFile(Integer fileId) protected String getText(Integer textId)	IDが分かる場合、これらのメソッドは、ファイルやCLOBをYellowfinリポジトリデータベースから参照可能にします。IDは、コンポーネントの設定に保存される場合もあります。データトランスフォーメーションの場合、これはステップオプションになります。
public List<ParameterDisplayRule> getDisplayRules()	こちらのメソッドは、このレベルに実装する必要がありません。Yellowfinは現在こちらのルールを使用しませんが、今後のリリースで使用する可能性があります。

実装

Yellowfinは、データトランスフォーメーションステップで使用するParameterPanelCollectionの実装を含みます。ETLStepPanel具象classは使用しやすいです。これは、ParameterPanelオブジェクトを追加するために、addPanels()を含みます。

ETLStepPanels panels = new ETLStepPanels();
panels.addPanel(panel);