こちらのインプットステップは、Yellowfinレポートからデータを抽出する場合に使用します。これは二次元レポートをサポートしますが、多次元レポートはサポートしていません。
以下のタイプのレポートは、現在サポートされていません:Jasperレポート、SSRSレポート、BIRTレポート
ステップの設定
レポートインプットステップを設定するには、以下の手順に従います。
- トランスフォーメーションフロービルダーの画面左側でインプットステップをクリックし、すべてのステップを表示します。
- キャンバスに「レポートから抽出」ステップをドラッグします。
- 検索窓にレポート名を入力し、データを取得するレポートを検索して選択します。
- レポートを選択したら、含まれるフィールドのカラム(列)名が表示されます。
- 「レポート追加」ボタンをクリックします。
- レポートフィールドは、設定パネルでカスタマイズすることができます。
- 不必要なフィールドは、除外することができます。
- レポートにユーザープロンプトフィルターが設定されている場合も、こちらに表示されます。これらのフィルターは、データの取得時に適用することができます。
- 「適用」ボタンをクリックします。レポートから取得されたデータが、データプレビューパネルに表示されます。
更新されたレポートの再設定
既にトランスフォーメーションフローに設定されたレポートに直接変更が行われた場合は、レポートステップを手動で設定し直す必要があります。そのためには、レポートから抽出ステップをクリックし、ステップの設定詳細でトランスフォーメーションフローパネルを更新し、これを適用します。
設定されたレポートの編集
トランスフォーメーションフローに使用されているレポートを編集しようとすると、以下の警告が表示されます。
レポートの編集が完了すると、トランスフォーメーションフローでは、このステップにエラーが表示され、レポートに変更が行われたため設定が完了していないことを示します。例:
手動での設定が必要になる場合
- レポートに新規フィールドを追加した場合
- レポートからフィールドを削除した場合
- フィールドのデータ型を変更した場合(例:テキストから数値へ)
- レポートにユーザープロンプトフィルターが含まれ、ステップの設定中に値が選択されているが、対象のフィルターを変更、または削除した場合(しかし、設定中にフィルター値を選択していない場合は、ステップは中断することなく機能し続けます)
設定したレポートが、多次元やセクションレポートへ変更された場合は、インプットステップは機能しなくなります。このようなレポートはデータトランスフォーメーションモジュールではサポートしていないため、適用ボタンを使用しての修正はできません。