グループ一覧
このセクションでは、アプリケーションでグループがどのように使用されるかを説明します。グループはYellowfinのセキュリティとブロードキャスト処理に不可欠な要素です。グループは、アプリケーション内のさまざまな要素に対して割り当てられ、システムの組織的管理を助けます。グループ作成および管理は管理パネルから行うことができます。一度グループが定義されると、Yellowfinはそのメンバーを自動的にメンテナンスするプロセスを実行します。
グループの作成
新規グループを作成するには、管理コンソールのグループ一覧の下部にある「追加」ボタンをクリックします。
グループ詳細
「グループ詳細」ページが表示されます。ここで、以下を定義する必要があります:
- 名前:システム全体でそのグループを識別するために使用するグループ名を入力します。
- 説明:そのグループの用途を定義するのに役立つグループの説明を入力します。
- グループステータス:システム全体で使用するためにグループを有効化します。
- グループセキュリティー:グループメンバーのみがグループを調整できるようにする場合、グループを保護します。
デフォルトのダッシュボード
ユーザーがダッシュボードを作成すると同時に、自動的にダッシュボードタブが追加されるように、ユーザーグループにデフォルトのタブを設定しておくことができます。タブを選択したらクリックして、タブの一覧に追加します。ユーザーグループにタブを追加する順序に従って、これらがダッシュボードで並べかえられます(下の番号付きの一覧を参照)。新規のユーザーがYellowfinにはじめてログインする際、この一覧のタブが一括で作成されます。
注意:これから新しくログインするユーザーに対して、このダッシュボードタブがデフォルトとして追加されます。追加後、ユーザーは必要に応じてこれらのタブを削除することができます。
グループのメンバー
ユーザーをグループに加えるためにはまず、グループに加えるメンバーの選び方を指定します。メンバーを追加するには、個々のユーザーまたは特定のロールを持つユーザーを指定できます。たとえば「共有レポート作成者」のロールで、すべてのユーザーを含むグループを作成することができます。Yellowfinから指定することができるメンバーの種類は、以下の通りです:
ユーザー | 個々のユーザーを選択します。 |
---|---|
ロール | 特定のロールに割り当てられているすべてのユーザーを選択します。 |
グループ | 既存のグループ。 |
LDAPグループ | LDAPディレクトリを利用している場合には、LDAPグループを選ぶことができます。Yellowfinは、毎日このグループと同期します。 |
メンバー管理で、選択したユーザーをグループに含めるか、グループから除外するかを指定できます。たとえば「共有レポート作成者」というグループからジョン・スミスを除く全員を選択するというような場合に使用します。
ユーザーがグループから除外された場合、その効果は過去のすべての選択をオーバーライドします。したがって「含めない」は、メンバーを決定する最後のステップとなります。
- グループに加えたいメンバーの種類を選んでください。
- 選択されたユーザーをグループに加えるか、除外するかを決定してください。
- 「追加」をクリックしてメンバー一覧に追加します。
完了したら、「保存」をクリックしてグループを追加します。
メンバーの表示
管理パネルでグループ一覧が表示されているときに、メンバーの数をクリックすると、現在グループに割り当てられているユーザーの一覧を表示することができます。
グループの編集
グループ定義を変更するには、単に管理パネルでグループを特定してその名前をクリックし、「グループ詳細」ページにアクセスします。
グループの削除
グループ定義を削除するには、単に管理コンソールでグループを特定して、そのグループの右側にある「x」をクリックします。これにより削除されるのはグループのみであり、グループに割り当てられているユーザーは削除されません。