概要
ラスターマップとは、各区域が重複のない色分けで塗られているイメージのことです。Yellowfinでは、マップ上で重複なく各区域を検出して、レポート上のデータを基に色を塗り替えます。
ラスターマップは「地理的な」マップとしてだけでなく、どのような種類のロケーションレポートでも利用できます。たとえば以下のようなものがあります。
- フロアプラン
- 自動車のボディパーツ
- ネットワークマップ
- カントリーマップ
マップの仕組み
マップの各区域をユニークな色で塗り分けるには、特定の値と区域との間にリンクを作成することが必要です。この値は参照コードとして定義されます。色が指定された各区域と参照コードをリンクすることで、Yellowfinがマップに値を代入できるようになります。
ラスターマップの読み込み
- ラスターマップを読み込む際には、必要な区域にユニークな色が設定されていることを確認してください。
- また、マップデータ用の参照コードが設定されていることも確認してください。たとえば、国名コードを基に国名の参照コードを設定するなどです。これらの国名コードは、各区域にリンクされます。
- イメージの読み込みと同様「追加」をクリックして、マップの名前を入力し、マップの種類を選択します。
- 「マップ詳細」セクションが表示されます。基本のマップの場合、参照タイプが「何もなし(None)」でもかまいません。
- 「レイヤー」セクションでは、使用したい実際のイメージを読み込む必要があります。マップ機能では、1つのマップに複数のレイヤーを作成できます。たとえば、1つの世界地図に国と地方のレイヤーを持たせます。
- 読み込もうとしているイメージレイヤーの名前と説明を入力してください。
- マップを指定して、アップロードします。
- 「レイヤータイプ」に「レイヤー」を選択します。
- 「区域参照タイプ」を選択します。「区域参照タイプ」は、特定の参照コードの値とリンクするために必要です。
- 適切な参照コードの値の色を設定します。
- 「保存」をクリックして、ラスターマップを保存します。
詳細については、イメージマップチュートリアルを参照してください。