学習内容
こちらのチュートリアルを完了することで、以下を実現できるようになります。
- データソースを使用したビューの作成
- テーブルの結合
- 分析に利用できるカラム (列) の選択
- 計算フィールドとドリルダウン階層の作成
- フィールドの書式設定
ユースケースの例
このチュートリアルでは、「スキーチーム」という架空のスポーツトレーニングビジネスを例にしています。そのデータには、様々なスキーツアーからの売上と参加した顧客に関する情報が含まれています。
スキーチームでは、全体的な財務状況を分析したいと考えています。彼らは、顧客地域、顧客タイプ、性別などのディメンション (次元) 別に売上の内訳を確認しようとしています。また、どのツアーが今年最も売上を上げているのか、そして昨年の売上と比較してどうなのかを把握したいと考えています。
ビューについて
ビューは、Yellowfinがレポート作成者からデータベース構造の複雑さを隠すために使用している翻訳レイヤーです。ビューは、データベース内のどのカラム (列) をレポート作成に利用できるようにするかを定義するために使用されます。これらのフィールドは複数のテーブルから成る可能性があるため、結合 (異なるテーブルのロウ (行) を結びつけるビジネスロジック) が必要になります。
より詳細な情報はこちら: ビューページを参照してください。
レポート、グラフ、ダッシュボードを作成する前に、まずはビューの構築が必要です。以下の手順に従い、ビューの作成および設定方法を確認しましょう。
注釈: 現在閲覧ページに移動していない場合は、まず閲覧ページへ移動してください (画面左上のメニューボタン>閲覧>すべて表示)。
複数テーブルビューの作成
- 作成ボタンをクリックし、「ビュー」を選択します。
注釈: 画面右上に作成ボタンが表示されない場合は、画面左上のメニューボタンをクリックしてください。黄色の作成項目が表示されるので、こちらをクリックし、「ビュー」を選択します。
- データソースとして「スキーチーム」を選択します。
注釈: 本チュートリアルではYellowfin インストールに同梱されている「スキーチーム」データソースを使用します。スキーチームデータソースを使用してレポートやダッシュボードを作成した後に、独自のデータソースに接続し、独自のデータを使用してコンテンツを作成する方法を紹介します。 - ビューのタイプを選択で「複数テーブル」を選択します。ビュー作成ボタンをクリックして、モデルステップに進みます。
- より詳細な情報はこちら: データベースから単一テーブルを使用してビューを作成することもできます。単一テーブルオプションを選択した場合、使用するテーブルの選択を促され、Yellowfinはビュービルダーステップをスキップして、直接レポートの作成ステップへ移動します。さらに、上級ユーザーはフリーハンドSQLを使用することができます。