概要
「フィルターの書式」タブにはいくつかのセクションが用意されており、これらを使ってフィルターの書式全般を編集することができます。
各セクションの内容を以下に示します。
標準設定
レポートフィルターのメイン書式オプションを以下に示します。
書式
オプション |
説明 |
フィルター表示 |
レポートページでユーザープロンプトフィルターを表示する位置を選択します。 |
適用(実行)リンクの位置 |
「適用」ボタンまたはリンクを表示する位置を選択します。「フィルター表示」(上で定義済み)内に配置されます。 |
適用(実行)のスタイル |
ボタンを使用して選択したフィルターの値を適用します。 |
フィルター幅 |
ユーザープロンプトフィルター値表示の長さを、より長い値に合わせて調整することができます。 |
フィルター値の表示 |
レポートに適用するフィルター値の凡例を表示できます。 |
アクション
オプション |
説明 |
レポートの自動実行 |
デフォルトの記憶されているフィルター値を適用し、最初のロード時にレポートを実行します。 |
フィルター値の記憶 |
このレポートに以前に適用したフィルター値を記憶し、次回の表示時にロードします。 |
ドリルフィルター |
ドリルスループロセスの一部として、レポートに適用したフィルターの表示を最小化します。 |
フィルターセクションの最小化 |
レポートの最初のロード時にフィルター表示を最小化します。 |
フィルター日付参照 |
現在の日付を基準にした定義済み日付期間を適用します。 |
フィルターの更新
このオプションは、1つ以上のフィルターが「キャッシュされた値」を使用するように設定されている場合にのみ使用可能です。
オプション |
説明 |
更新 |
キャッシュされたフィルターには、以下の2つの更新オプションを使用できます。
- 手動設定: ユーザーはキャッシュされたフィルター値を手動で更新できます。このオプションは、値が定期的に変更されない場合に使用します。
- スケジュール: キャッシュされたフィルター値の自動更新をスケジュールします。このオプションは、値が頻繁に変更される場合に使用します。
|
更新設定を「スケジュール」として定義した場合は、以下のスケジューリングオプションが使用可能になります。このスケジュールは、このレポートのキャッシュされたフィルターすべてに適用されます。
フィルター設定 - 日付
表示
日付の表示オプションは、「期間走査」を除き、ディメンション(次元)およびメトリック(数値)の表示オプションと同じです。
オプション |
説明 |
説明 |
フィルターのタイトルを定義します。 |
フィルターの凡例を表示 |
フィルター凡例一覧でフィルターを表示または非表示にします。 |
フィルターの必要要件 |
以下の2つのオプションを使用できます。
- 省略を許可: ユーザーはこのフィルターを空白のままにしておくことができます。
- 必須: レポートを実行するためには、ユーザーがこのフィルター用の値を指定する必要があります。
|
従属先を表示 |
このフィルターが従属するフィルターを選択します。つまり、選択したフィルターの値が選択されてからでないと、依存フィルターが表示されません。注意: このオプションは、キャッシュされた値を持つ別のフィルターがある場合にのみ表示されます。
詳細については キャッシュされた依存フィルター を参照してください。
|
ユーザーの選択を記憶する |
将来使用するために、このフィルターに適用される値を記憶します。 |
期間走査 |
フィルター内で選択した期間にわたって前後に移動する方法をユーザーに提供できます。たとえば、年=2009でレポートをフィルターするとします。間隔が 1年 で間隔数が 5(後方) および 5(前方) である場合、最初は2009年のデータが表示されます。後方または前方に移動するたびに、1年前または1年先になり、いずれの方向も5年間に制限されます。 |
入力スタイル
オプション |
説明 |
値の入力方法 |
ユーザーがフィルターの値を指定する方法を定義します。以下の2つのオプションを使用できます。
- 手入力: ユーザーは、入力フィールドに日付を入力するか、またはカレンダーピッカーを使用できます。
- 一覧から値を選択: 一覧から値を選択:値をキャッシュするか、またはユーザーが選択できるように定義済みの日付範囲の一覧を提供できます。
|
プロンプトを許可 |
このオプションは、「手入力」オプションでのみ使用可能です。ユーザーはレポートの表示時にデータベースに対して値の一覧を要求して、そこから選択できます。 |
値の一覧の設定 |
使用する値一覧の提供方法を定義します。以下の3つのオプションがあります。
- 定義された期間: 定義済みの日付範囲の一覧を使用し、ユーザーはその中から選択できます。詳細については、 日付フィルター期間 を参照してください。
- キャッシュされた値: データベースのフィールドの現在のコンテンツをキャッシュして、値の一覧を作成します。
- カスタムクエリー: カスタムSQLクエリーを使用して、データベースのフィールドの現在のコンテンツをキャッシュし、値の一覧を作成します。
|
並べかえ |
値一覧の並び順を昇順または降順に定義します。 |
デフォルト値 |
レポートの最初のロード時にフィルターに使用されるデフォルト値を定義します(オプション)。 |
「値の一覧の設定」オプションを「カスタムクエリー」に設定した場合は、以下のオプションが使用可能になります。
フィルター設定 - ディメンション(次元)
ディメンション(次元)をフィルターとして使用する場合は、「表示」および「入力スタイル」メニューにディメンション固有のオプションが表示されます。これらのオプションを使用して、フィルターのキャッシュ、説明の作成、一覧の長さ(「一覧に含む」演算子使用時)といったさまざまな設定を定義することができます。これらのオプションは、メトリック(数値)と日付のどちらを使用しているかによって異なる場合があります。
表示
オプション |
説明 |
説明 |
フィルターのタイトルを定義します |
フィルターの凡例を表示 |
フィルター凡例一覧でフィルターを表示または非表示にします。 |
*フィルターの必要要件 |
以下の2つのオプションを使用できます。
- 省略を許可: ユーザーはこのフィルターを空白のままにしておくことができます。
- 必須: レポートを実行するためには、ユーザーがこのフィルター用の値を指定する必要があります。
|
従属先を表示 |
このフィルターが従属するフィルターを選択します。つまり、選択したフィルターの値が選択されてからでないと、依存フィルターが表示されません。注意: このオプションは、キャッシュされた値を持つ別のフィルターがある場合にのみ表示されます。
詳細については、 キャッシュされた依存フィルター を参照してください。
|
ユーザーの選択を記憶する |
将来使用するために、このフィルターに適用される値を記憶します。 |
表示スタイル |
フィルターに参照コードが適用されている場合は、追加の表示オプションが使用可能になります。
- テキスト: 各参照コード値に割り当てられている説明テキストを表示します。
- イメージとテキスト: 各参照コード値に割り当てられているテキストとイメージを表示します。
- 色とテキスト: 各参照コード値に割り当てられているテキストと色を表示します。
|
一覧のサイズ |
スクロールなしで一覧に表示できる値の数を定義します。 |
入力スタイル
オプション |
説明 |
値の入力方法 |
ユーザーがフィルターの値を指定する方法を定義します。以下の2つのオプションを使用できます。
- 手入力: ユーザーは、入力フィールドに日付を入力するか、またはカレンダーピッカーを使用できます。
- 一覧から値を選択: 値をキャッシュするか、またはユーザーが選択できるように定義済みの日付範囲の一覧を提供できます。
|
プロンプトを許可 |
このオプションは、「手入力」オプションでのみ使用可能です。ユーザーはレポートの表示時にデータベースに対して値の一覧を要求して、そこから選択できます。注意: データセットに大量の変数が含まれている場合には、値を返すのに時間がかかることがあるため、ユーザープロンプトオプションを無効にすることをお勧めします。 |
CSVエントリー |
このオプションは、「手入力」オプションでのみ使用可能です。ユーザーは.csvファイルを使用してフィルターの値を入力できます。 |
値の一覧の設定 |
使用する値一覧の提供方法を定義します。以下の3つのオプションがあります。
- 参照コード: フィルターに適用されている参照コードに基づく値一覧を作成し、ユーザーはその中から選択できます。詳細については、 参照コード を参照してください。
- キャッシュされた値: データベースのフィールドの現在のコンテンツをキャッシュして、値の一覧を作成します。
- カスタムクエリー: カスタムSQLクエリーを使用して、データベースのフィールドの現在のコンテンツをキャッシュし、値の一覧を作成します。
|
並べかえ |
値一覧の並び順を昇順または降順に定義します。 |
デフォルト値 |
レポートの最初のロード時にフィルターに使用されるデフォルト値を定義します(オプション)。 |
「値の一覧の設定」オプションを「カスタムクエリー」に設定した場合は、以下のオプションが使用可能になります。
フィルター設定 - メトリック(数値)
メトリック(数値)フィルターでは、書式オプションの変更、デフォルト値の設定のみを行えます。プロンプトアイコンは使用できません。
表示
オプション |
説明 |
説明 |
フィルターのタイトルを定義します。 |
フィルターの凡例を表示 |
フィルター凡例一覧でフィルターを表示または非表示にします。 |
フィルターの必要要件 |
以下の2つのオプションを使用できます。
- 省略を許可: ユーザーはこのフィルターを空白のままにしておくことができます。
- 必須: レポートを実行するためには、ユーザーがこのフィルター用の値を指定する必要があります。
|
従属先を表示 |
このフィルターが従属するフィルターを選択します。つまり、選択したフィルターの値が選択されてからでないと、依存フィルターが表示されません。注意: このオプションは、キャッシュされた値を持つ別のフィルターがある場合にのみ表示されます。
詳細については、 キャッシュされた依存フィルター を参照してください。
|
ユーザーの選択を記憶する |
将来使用するために、このフィルターに適用される値を記憶します。 |
入力スタイル
オプション |
説明 |
値の入力方法 |
ユーザーがフィルターの値を指定する方法を定義します。以下の2つのオプションを使用できます。
- 手入力: ユーザーは、入力フィールドに日付を入力するか、またはカレンダーピッカーを使用できます。
- スライダー: ユーザーは数値スライダーを使用して値を選択できます。
- 範囲: ユーザーは下限値と上限値を指定します。
|
値の一覧の設定 |
使用する値一覧の提供方法を定義します。以下の2つのオプションがあります。
- 手動設定: ユーザーはフィルターの値を手動で入力します。
- カスタムクエリー: カスタムSQLクエリーを使用して、データベースのフィールドの現在のコンテンツをキャッシュし、値の一覧を作成します。
|
最小 |
ユーザーがフィルター用に選択できる最小値を定義します。 |
間隔 |
値の増分を定義します。 |
最大 |
ユーザーが値に選択できる最大値を定義します。 |
色 |
入力スタイルの色を選択します。 |
デフォルト値 |
レポートの最初のロード時にフィルターに使用されるデフォルト値を定義します(オプション)。 |
「値の一覧の設定」オプションを「カスタムクエリー」に設定した場合は、以下のオプションが使用可能になります。