はじめに
このチュートリアルでは、マイナスサブクエリーの設定を段階的に説明します。マイナスは、別の一覧で見つかるものを除外した一覧が必要な場合に使用するものと考えるとよいでしょう。
このシナリオのメインレポートは、当年のキャンプに参加するアスリートの一覧です。次に、この一覧から、マイナス一覧に含まれるアスリート(当年より前からのアスリート)を削除すると、今年初めてキャンプに参加しているアスリートのみが残ります。
初期化
1. 「作成」リンクをクリックして、「レポート」を選択しレポートの作成を開始します。
2. 「レポートの初期化」ページが表示されます。作成ツールとして「ドラッグ&ドロップで作成」を選択します。
マスタークエリー
マイナスクエリー
マイナスサブクエリーの作成
マイナスの設定
9. マスタークエリー上の「フィルター」を「Athlete ID」フィールドに適用するように設定します。これにより、マスタークエリーから削除する、IDフィールドと一致するロウ(行)が特定されます。
10. サブクエリー上の「含めない」フィールドを「Athlete ID」フィールドに設定します。これにより、マスタークエリーから削除するすべてのアスリートID値が一覧表示されます。
11. 「Year」フィールドを「サブクエリーフィルター」一覧にドラッグします。このフィールドは、削除するアスリートIDの一覧を特定の日付範囲に制限するために使用されます。
12. サブクエリーの名前をPrior Yearsに、説明をRemove all customers from previous years to create a list of new customers for the current yearに変更します。
13. 「保存」をクリックしてマイナスサブクエリーを完了します。
設定の編集
14. 全体的にクエリー設定を変更する必要がある場合は、「設定の編集」リンクをクリックします。
フィルターの適用
15. 「フィルター」パネルで「設定」リンクをクリックします。これにより、両方のフィルターについてのロジックおよび値を設定することができます。
マスターフィルター
サブクエリーフィルター
保存
24. 「レポート」>「保存」をクリックして、レポートを有効化します。
25. レポートの名前をMinus Sub Query Tutorialに設定します。
26. 説明をThis report was written using the Sub Query Tutorialに設定します。
27. カテゴリーは「Tutorial」を選択します。
28. サブカテゴリーは「Training」を選択します。
29. 「有効化」をクリックして終了します。
30. これで、マイナスサブクエリーレポートが作成できました。2014年を対象としたトランザクションはわずかのみであり、この間の新規顧客が存在しないため、結果は返されません。フィルターをマスター=2013およびマイナス<2013に変更すると、結果が返されます。