Yellowfinの各ノードは、デフォルトでバックグラウンドタスクを実行するように設定されており、これにはレポートのブロードキャストも含まれます。これは、エンドユーザーへ複数回同じレポートが送信される可能性があることを意味します。そのため、バックグラウンドタスクは、ひとつのノードでのみ有効にすることを推奨します。
システムタスク
以下のXMLブロックを、web.xmlファイルから削除(または、コメントアウト)することで、バックグラウンドシステムタスクを無効にします。これは、グループの平滑化、LDAPとの同期、Eventテーブルのアーカイブ、レポートの履歴の削除、平均実行時間の算出、などのシステムタスクを無効にします。
<servlet> <servlet-name>SystemTaskManager</servlet-name> <servlet-class>com.hof.servlet.SystemTaskManager</servlet-class> <load-on-startup>8</load-on-startup> </servlet>
タスクスケジューラー
以下を、web.xmlファイルのMIStartupサーブレットブロックに追加することで、タスクスケジューラーを無効にします。
これは、Yellowfinインターフェイスのタスクスケジュールメニューで表示されているすべてのタスクを無効にします。これには、ブロードキャスト、キャッシュフィルターの更新、レポートのスケジュール更新、ビューのキャッシュを含みます。
<init-param> <param-name>DisableTaskScheduler</param-name> <param-value>TRUE</param-value> </init-param>
動的委譲
DYNAMIC、またはREPOSITORYモードでは、バックグラウンドタスクの委譲を動的に実行することができます。バックグラウンドタスクを実行しているノードに障害が発生した場合、タスクは別のノードに委譲されます。
<init-param> <param-name>AutoTaskDelegation</param-name> <param-value>TRUE</param-value> </init-param>
前項:アプリケーションメッセージング
後項:セッションレプリケーション