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JavaScript API v2(レガシー)

JavaScript API v2(レガシー)

Yellowfin バージョン9.2では、JavaScript API v3がリリースされました。このAPIは、既存のv2 APIを置き換えます。特にアナウンスがない限り、バージョン2 APIは引き続きサポートされますが、機能強化されることはありません。v3 APIについて詳細な情報は、こちらを参照してください。

概要

JavaScript API v2を使用することで、Yellowfinのレポートやダッシュボードを、Yellowfinとは異なるウェブサーバ上にある、外部のウェブページに埋め込むことができます。こちらを実行する唯一の要件は、エンドユーザーのブラウザが、Yellowfinサーバにアクセス可能であることです。これは、HTMLコードにスクリプトレットを配置することで実現できます。以下は、JavaScript のスクリプトレットの例です。


<script src="http://reporting.example.com/JsAPI?reportUUID=e5e5aaf3-c3b8-4f9b-8280-e21e4d848e63&width=500&height=500" type="text/JavaScript"></script>


上記のスクリプトレットの例は、囲みページ内でレポートをレンダリングします。ユーザーが、組み込みレポートが送信されるインスタンス上に現在のセッションを持っていない場合は、ゲストユーザーログインが有効になっており、表示されているコンテンツが保護されていない限り、ユーザーはログインを求められます。より詳細な情報は、以下のユーザーアクセス項目を参照してください。

組み込みレポートが、動的ページ、またはポータルに使用されている場合、YellowfinのLOGINUSER webサービスにより、シングルサインオンを使用して、ユーザーを自動的にログインさせることができます。URLにトークンが追加されます。

組み込みウィジェットは、大幅にスタイリング、または変更をすることができません。カスタマイズ性に制限のあるJSAPIとの統合の容易さと、 カスタマイズ性に制限のないレポートサービスAPIを使用した複雑な統合を折衷しなくてはいけません。より詳細な情報は、以下の制限項目を参照してください。

サードパーティ製アプリケーション実装の中には、管理サービスwebサービスの組み合わせを使用して、ユーザーに利用可能なレポートやダッシュボードを返し、JavaScript APIを使用してこれらをユーザーにレンダリングします。


HTMLページは、複数のレポートを含めることができますが、個々のレポートは、各ページにひとつのみ表示することができます。

注意:ひとつのページに複数のダッシュボードを表示することは、現状サポートされていません。

ドリルスルー、ドリルダウン、ユーザープロンプトフィルター、シリーズ選択、PDF形式のエクスポートのような、インタラクション要素を使用することもできます。

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