概要
「アクセス」タブでは、フィールドに対するアクセス権を設定することができます。これにはいくつかのオプションがあります。
アクセスフィルター
レポートのブロードキャストと、レポートの閲覧者にあわせてレポートをカスタマイズするための自動フィルターとして使われるフィールドのタイプ(電子メールアドレスや従業員IDなど)を指定します。
詳細については、ソースアクセスフィルターを参照してください。
アクセスレベル
すべてのユーザーがフィールドを参照できるか、一部のユーザーに限定されているか、最終的にセキュリティが有効かどうかを指定します。セキュリティが有効の場合、SQLステートメントは下位のセキュリティルールによって制限されます(関連レポート機能は将来のリリースでサポート予定です)。
カラムには、ユーザーやグループによる制限を設定できます。これにより、そのレポートにそのカラムを使用するユーザーを限定することが可能です。
カラムにフィールドレベルデータによる制限をかけることはできません。すべてのカラムはエンドユーザーが利用可能か不可能かのどちらかになります。
- カラムに対するセキュリティは、「アクセス」タブで設定します。
- フィールドを「制限あり」に設定すると、このカラムへのアクセス権を設定するための新しい「ビューセキュリティ」ステップが追加されます。
この画面で、制限されたカラムにアクセス可能なユーザーあるいはグループをアクセスリストに加えることができます。
アクセスリストには必要に応じていくらでもユーザー、グループを追加できます。
カラムのセキュリティ管理
Yellowfinのカラムセキュリティは、すべての非承認ユーザーに対して制限されたカラムの閲覧を禁じます。たとえば以下のような、変化する制限をカラムに対して設定することはできません:
- 値による制限:たとえば、社員IDが29098でなく、給料が100,000未満のデータだけ表示する。
- カラムAをフェドとジェーンに対して制限し、カラムBをメアリーとピーターに対して制限する。すべてのカラムは1組のユーザーに対して制限されます。
ロウによる制限が必要な場合には、ソースアクセスフィルターを使って実装が可能です。
詳細については、ソースアクセスフィルターを参照してください。
フィールドの許可
フィールドがレポートで使用される方法を指定します。たとえば表示することができるか、グループ化や、並べ替えが可能か、などを指定します。
必須フィールドと必須フィルター
- 必須フィールドの欄は、セキュリティが「グローバル」の場合に表示されます。ここではレポート作成の際、フィールドが必須(Mandatory)であるか推奨(Suggested)であるかを指定します。
- 必須フィルターの欄は、セキュリティが「グローバル」の場合に表示されます。ここではレポート作成の際、フィルターが必須(Mandatory)であるか推奨(Suggested)であるかを指定します。
詳細については、レポートデータを参照してください。