概要
Yellowfinのレポートは、カラム(列)の書式設定を通して、レポートカラム(列)内のデータに優れた書式設定を適用することができます。テキストや数字、日付などの他にも、ユニークな方法で値を表示できる定義済みのフォーマッターが数多くありますが、ユーザーが独自のフォーマッターをカスタマイズすることも可能です。これは、ユーザーに定義されたJava classに基づくデータ型の書式設定により行われ、これにより、返されたデータベース値を解析し、別の形式へ変換することができます。こちらの項目では、その実行方法について紹介します。
実装概要
カスタムフォーマッターの実装は、YellowfinのCustomFormatter classの拡張と、必要となるすべての機能の定義により実行することができます。こちらについてより詳細な情報は、こちらを参照してください。
ガイドトピック
こちらのガイドは、以下の項目から構成されています。
- カスタムフォーマッターの前提条件:ご利用の環境が、フォーマッターを作成するためのソフトウェア要件を満たしているかを確認します。
- カスタムフォーマッターの実装:カスタムフォーマッターをコーディングするために必要なコア機能を確認します。
- HTMLの組み込み:カスタマイズした値にHTMLを組み込む方法を確認します。
- フォーマッターのパッケージ化:カスタムフォーマッターを定義したら、それをパッケージ化する方法を確認します。
- コードの例:こちらのガイドでは、カスタムフォーマッターを作成するためのコーディングサンプルを紹介しています。
より詳細な情報は、カスタムフォーマッターの付録を参照してください。
後項:フォーマッターの前提条件