CSVファイルのロード
CSVファイルをインポートする前に、インポート機能が有効になっていることと、CSVファイルが準備されていることを確認してください。
より詳細な情報は、CSVデータのインポートを参照してください。
作成
レポートビルダーを使用してCSVファイルをインポートするには、まずレポートビルダーを開きます。
クリックして手順を表示する
1.メインのナビゲーションメニューで「作成」をクリックし、「レポート」選択します。
2.「新規レポート」ページで、「ここにない場合は、新規作成」をクリックします。
3. CSV設定画面で必要な項目を入力します。データソースの名前と説明 (オプション) を入力し、データの保存先となるデータソースを選択して、CSVファイルをドラッグ & ドロップするか、ファイルを参照ボタンから対象のファイルを検索して選択します。
注意: CSVファイルのみ使用可能です。
データの書式と設定
ファイルを選択し、必要な設定を定義すると、CSVデータステップに移動します。こちらでは、カラム (列) タイトル、カラム (列) のデフォルト書式設定、CSVビューセキュリティ、CSVビュー設定、フィールドの追加、フィールドの変換など、様々な項目を定義することができます。
データステップのオプション
データステップのメニュー以外では、以下のオプションを使用することができます。
クリックして詳細を表示する
カラム (列) タイトル | デフォルト設定では、CSVファイルの最初のロウ (行) には、データそのものではなく、カラム (列) タイトルに使用されるテキストが含まれているとみなされます。 このオプションを変更するためには、画面左下部にある「最初の行をタイトルに含める」のチェックを外します。 これにより、CSVの最初のロウ (行) はデータとして扱われ、独自のラベルを使用できるようになります。
表示されているカラム (列) タイトルを変更したい場合は、以下の2通りの方法から選択することができます。 - タイトルをクリックすることで、新しいテキストを入力することができます
- または、カラム (列) 書式メニューから、タイトルを変更することができます。
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ロウ (行) | プレビューに表示されるロウ (行) 数を変更することができます。
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プレビューを更新 | プレビューに表示されるロウ (行) 数を変更することができます。
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フィールドドロップダウンメニュー
こちらのメニューは、カラム (列) タイトルの青い矢印をクリックすることで、アクセスすることができます。
クリックして詳細を表示する
テキストフィールドに変換 | フィールドの機能を数値や日付からテキストに変更することで、フィールドのコンテンツをテキストとして扱うことができます。これは、インポート時にテキストとして認識されないフィールドにのみ表示されるオプションです |
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フィールドタイプ | フィールドをメトリック (数値) からディメンション (次元) やジオグラフィーに変更したり、ディメンション (次元) からジオグラフィーに変更することができます。
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インデックス | 読み取りパフォーマンスを向上させるために、フィールドにインデックスを追加することができます。一般的にインデックスは、結合やフィルターに使用されるフィールドに追加します。 |
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ドリル先 | ディメンション (次元) フィールドを、ドリルダウン先に設定することができます。 |
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書式 | カラム (列) 書式メニューを開き、デフォルト書式設定や、フィールドにメタデータを適用することができます。 |
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デフォルト集約 | レポートに追加された際に、メトリック (数値) フィールドに適用されるデフォルト集約を割り当てます。この設定は、レポートビルダーで上書きすることができます。 |
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コピー | フィールドのコピーを作成します。コピーされたフィールドは、元のフィールドとは別に書式を適用したり、変換したり、変更することができます。 |
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カラム (列) の書式設定
フィールドのメタデータ定義や書式設定は、ビュー作成において重要です。そのためCSVインポートプロセスにおいても重要になります。フィールドタイプに応じて、カラム (列) 書式設定メニューでは、様々なオプションを設定することができます。
より詳細な情報は、フィールド設定を参照してください。
セキュリティ
インポートされたCSVファイルにアクセスできる/できない、レポート作成ができる/できないを指定するために、セキュリテイを定義しなくてはいけません。こちらで設定したセキュリティオプションは、インポートされたCSVファイルに基づいて作成されるビューに適用されます。この設定により、レポート作成ページで一覧から対象のビューを参照できるユーザーが決まります。
クリックして詳細を表示する
制限なし | データソースへのアクセス権を持つすべてのユーザーが、このCSVファイルがインポートされたCSVテーブルからレポートを作成することができます。 |
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編集の制限 | 許可されたユーザーだけが、このCSVテーブルからレポートを作成することができます。レポートとカテゴリーへのアクセス権を持っている他のすべてのユーザーは、レポートにアクセスすることができます。ユーザー名、もしくはユーザーグループにより許可をするユーザーを指定し、それぞれ更新、削除の権限を割り当てます。 |
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制限あり | 許可されたユーザーだけが、このCSVテーブルからレポートを作成し、作成されたレポートを参照することができます。ユーザー名、もしくはユーザーグループにより許可をするユーザーを指定し、それぞれ閲覧、更新、削除の権限を割り当てます。 |
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設定
こちらのメニューでは、インポートプロセスの最後にCSVファイルから作成されるビューに関連するメタデータや、他のオプションを定義します。
クリックして詳細を表示する
名前 | インポートプロセスの最後に作成されるCSVビューの名前です。これは、レポート作成ステップで、レポート作成者がビュー一覧から、ビューを識別するために使用されます。 |
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説明 | インポートプロセスの最後に作成されるCSVビューの説明です。こちらで、レポート作成者がレポート作成ステップでアクセスするビューの一覧であるCSVに、何のデータが含まれているのか記載します。 |
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デフォルトキャッシュ期間 | このCSVに問い合わせたデータを他のユーザーが再利用するためのキャッシュを格納しておく時間を定義します。0はクエリ―の結果をキャッシュしません。 |
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ビューのロウ (行) の制限値 | このCSVファイルに基づくレポートに返されるロウ (行) の最大数を定義します。 |
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フィールドの追加
こちらのメニューは、CSVから既存のフィールドに基づく新規フィールドを作成するために、利用可能なオプションです。これらの機能は既存のフィールドを変更せず、変換の結果を保存する新しいフィールドを作成します。
クリックして詳細を表示する
式ビルダー | 計算フィールド、または値のグループ化のいずれかを使用して、計算式を作成することができます。 |
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式テンプレート | 事前定義された数式に基づいて、高度な計算式を作成することができます。 |
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日付変換 | 標準の日付形式ではない日付フィールド (デフォルトでは、Yellowfinが日付と認識しないフィールド) を、書式を指定することで、日付/時間フィールドとして認識されるフィールドに変換します。 より詳細な情報は、日付変換を参照してください。 |
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Timestamp変換 | Java時間書式 (1970年1月1日0:00 (GMT) からの経過ミリ秒数) で保存された値をTimestampに変換します。 |
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数値変換 | テキストとして認識される数値を含むフィールドを、数値フィールドに変換します。 |
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完了とキャンセル
CSVデータの書式設定や設定が完了したら、以下のいずれかのステップに進みます。
完了
「完了」をクリックすることで、CSVインポートプロセスは完了し、バックグラウンドではCSVビューが作成され、レポートビルダーのデータステップに進みます。こちらから、CSVに基づくレポートを作成することができます。
キャンセル
画面上部右角にある「×」ボタンをクリックすることで、インポートプロセスはキャンセルされます。ファイルに基づくCSVビューは削除されます。インポートプロセスを中断したい場合は、こちらのオプションを選択してください。