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- ユーザー数
- レポートのデザイン
- レポートのインタラクティビティ
- 監視と管理
- データ準備
- ストーリーの使用
- シグナルの使用
3つの主要なシステム要件に対する影響をまとめると、以下のようになります。
キャパシティ見積の要因 | プロセッサ | メモリ | ディスク容量 |
ユーザー数 | |||
合計ユーザー | |||
アクティブユーザー | |||
同時接続ユーザー | |||
データ準備 | |||
トランスフォーメーションのデザイン | |||
トランスフォーメーションの実行 | |||
レポートのデザイン | |||
レポートサイズ | |||
分析的複雑さ | |||
レポートレイアウト | |||
レポートインタラクション | |||
レポートの閲覧と作成 | |||
レポートのバッチ処理と配信 | |||
レポート履歴 | |||
実装と管理 | |||
メタデータ | |||
キャッシュ | |||
監視 | |||
ストーリー | |||
ストーリーのデザイン | |||
ストーリーのインタラクション | |||
シグナル | |||
シグナルの実行 | |||
シグナルのインタラクション |
ユーザー数の見積もり
アプリケーションの合計ユーザー数は、最も簡単に見積もることのできる要因です。ユーザー情報や、監査証跡、ユニークレポートインスタンス情報はYellowfinのリポジトリに保存されているため、ユーザー数の増加はハードディスク要件を増加させます。ユーザーのアプリケーション使用方法に応じて、CPUやメモリ要件にも影響を与える場合があります。
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また、Yellowfinによりログファイルが作成されます。キャパシティの見積もりは、パフォーマンス監視と使用率統計のロギングを考慮しなくてはいけません。これらの監視リソースは、将来的なキャパシティ見積もりや、アクティビティのチューニングを改善するために使用されるべきであることに注意することが重要です。
Yellowfin シグナル
Yellowfin シグナルが実行する自動解析は、いくつかの要因に応じて、複雑にもシンプルにもなり得ます。システムに影響を与えるシグナル解析の要因は、以下の通りです。
シグナルの実行
解析される各データセットのサイズに応じて、シグナル解析は、タイムスライス全体を一度に解析するために必要なメモリを要求します。これは、各スライスにより返されるロウ(行)数が、使用されるメモリ量に影響することを意味します。選択されたディメンション(次元)フィールド内の一意のディメンション(次元)値の数と、解析日付範囲のサイズの組み合わせが、各解析サブタスクの最大メモリ使用量に最も大きく影響します。シグナルは、高度に並列化されるように最適化されており、これは、複数のクラスタノードとCPUを利用して、問題を小さな塊に分割し、個別に解析できることを意味します。そのため、通常はCPUスピード/パワーがシグナルのボトルネックになる前に、データベースやネットワーク、メモリ制約が発生しますが、これは非常にパワーの低い環境、もしくは、非常に大量のシグナルタスクやサブタスクを同時に解析している環境で制約になります。
シグナルの実行に関する最後の懸念点は、ディスクの空き容量です。シグナルやその設定に関する非常に大量のメタデータが保存されるほか、複数のシグナルユーザーやジョブによりシステム上に大量の通知が生成される可能性があるため、シグナルはリポジトリデータベースのサイズに大きく影響を与えます。データセットのキャッシュもこれに影響を与えますが、これは構成可能なオプション設定です。
シグナルのインタラクション
データセットサイズや、関連および相関するグラフなど、いくつかの要因に応じて、シグナルとのインタラクションが、システム全体に比較的負担をかけることがあります。シグナルを開くたびに、いくつかのグラフとともに複数のレポートを実行するという意味で、本質的にはシグナルは、自動生成されるダッシュボードと言えます。これはつまり、複数のユーザーが同時にシグナルを閲覧する場合、メモリやCPU使用率が急増することを意味します。
シグナルデータセットのキャッシュは、多少これをサポートしますが、グラフ生成や、メモリへのデータセットの読み込みは依然として必要です。そして、キャッシュはほとんどの場合、遅いソースがある時に、読み込み時間の短縮をサポートするだけです。より多くのデータセットを同時に読み込む必要があるため、この段階はシグナル解析の実行自体よりも、多くの場合、高い負荷が発生します。
各シグナルとともに表示される自動インサイトの解析は、最初のユーザーがシグナルを開いた時に一度だけ実行されるものです。その後は、キャッシュされ、レンダリングされたバージョンが読み込まれ、レポートは実行はされません。これは、開かれることがないかもしれないシグナルのために、多くの余分な自動インサイトレポートが実行され、保存されるのを防ぐためです。しかしこれは、通常の自動インサイトの解析が持つのと同様の懸念により、システムにも影響を与えます。
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