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お持ちのYellowfinのライセンスには、ガイド付きNLQのアクセスが既に含まれています。これを確認するには、Yellowfin内のライセンス管理ページにアクセスし、ガイド付きNLQアクセスの行までスクロールダウンしてください。

ロールレベルでガイド付きNLQを有効にする

ガイド付きNLQは、ロールごとに有効/無効を切り替えることができ、2つのロールがあります。

ガイド付きNLQユーザー

  • このロールを持つユーザーは、ガイド付きNLQにアクセスし、自分がアクセスできるデータに対して質問することができます。
  • Yellowfin 9.7以降にアップグレードすると、レポートの作成または更新のアクセス件を持つロールは、自動的にガイド付きNLQユーザーロールが有効になります。

ガイド付きNLQマネージャー

  • このロールを持つユーザーは、自分がアクセスして更新するビューに対して、ガイド付きNLQの設定を行うことができます。
  • ビューの作成または更新のアクセス権を持つすべてのロールは、Yellowfin 9.7以降にアップグレードすると、ガイド付きNLQマネージャーロールが有効になります。

System Administratorロールは、Yellowfinの新規インストール、9.7以降のアップグレードの両方において、デフォルトでガイド付きNLQロールが有効になっています。デフォルトまたはカスタムのいずれのロールも、これらのガイド付きNLQロールの1つまたは両方を有効にすることができます。ビューを編集する権限を持つロールには、ガイド付きNLQマネージャーを、レポートを作成および更新する権限をもつロールには、ガイド付きユーザーをお使いください。

ロールの詳細や作成・削除の方法については、ロールに関するページをご覧ください。

Info

ガイド付きNLQでは、質問に対する回答をレポートとして保存したり、既存または新規のストーリー、ダッシュボード、プレゼンテーションに埋め込んだりすることができます。これらを利用するには、ユーザーが関連製品のロールアクセス権を持っていなければなりません。

ビューレベルでガイド付きNLQを有効にする

ガイド付きNLQは、基礎となるデータソースに関係なく、どのYellowfin ビューでも動作します。ガイド付きNLQを使ってのクエリの生成はその場で対話式で行われるため、ベストなユーザー体験得るために、以下のガイドラインに従うことをお勧めします。

  • 質問の中で使用される可能性の高いフィールドのみ選択してください。Yellowfinはすべての値をキャッシュしようとしますが、キャッシュされていないものについては、ソースに対してライブクエリを実行します。その為、範囲が少ないほどパフォーマンスは早くなります。
  • データソースから大量の次元値リストを読み込む際に問題が発生する場合は、フィルター値の読み込みを防いでください。
  • 最適な構造のビューを選択することで、早いレスポンスとなります。
  • 高性能なDBMSに格納されているビューを選択してください。
  • 非常に大きなビューの値のフィルタリングをオフにすると、ガイド付きNLQがディメンション(次元)をキャッシュしなくなりますが、メモリを消費する可能性があります。

また、データに不慣れな聞き手も意味が理解できるように、カラム名の確認や更新も忘れずに行ってください。

ガイド付きNLQはYellowfinのビューごとに有効/無効に切り替えることができます。新規および既存のビューに対しては、ガイド付きNLQはデフォルトで無効になっています。但し、Yellowfin チュートリアルデータビューであるスキーチームは、すべての新規インストール(9.7以降)で、ガイド付きNLQが有効になっています。ガイド付きNLQを有効にするには、ビュー自体を編集することなく、ビューの設定から行うことができます。

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以下の表では、利用可能なオプションについての説明です。

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このビューでガイド付きNLQを有効にするには、ここをオンにします。

このページでガイド付きNLQを有効にするための、必須オプションです。

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このドロップダウンから、ガイド付きNLQが使用するデフォルトの日付フィールドを選択します。質問に日付の範囲が含まれている場合(例えば「今月の利益率を表示する」など)、ガイド付きNLQはこの日付フィールドを使用しますが、変更が可能です。

このフィールドは、自動インサイトにも使用されますので、ご注意ください。このフィールドが空白ではない場合は、「分析範囲の期間」という追加フィールドが表示されますが、これは自動インサイトのみ使用されます。その為、ガイド付きNLQの「分析範囲の期間」フィールドは無視して構いません。

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カスタムヘルプテキスト

(ガイド付きNLQ用)

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1. ハンバーガーImage Removedから、「閲覧」、「ビュー」の順番にクリックすると、利用可能なビューの一覧が表示されます。

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2. ガイド付きNLQで使用したいビューを探し、その上で右クリックするとポップアップメニューが表示されます。

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3. マウスを「編集」の上に置き、「自動分析設定」を選択します。

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自動分析設定」のダイアログボックスが表示されます。

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4. ビューでガイド付きNLQを有効にする」をオンにします。

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5. 上記の表にある情報を使用して、ガイド付きNLQの他の一般設定を選択します。

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6. 「続行」ボタンをクリックします。

タブが基本変数タブに切り替わり、ガイド付きNLQで使用する個々のフィールドを設定します。

Info

自動分析設定のダイアログボックスは、基本変数タブの「送信・実行」ボタンをクリックするまで設定は保存されません。自動分析設定ダイアログボックスを表示した時は、必ず基本変数タブに進み、「送信・実行」をクリックしてください。

クリック後に、ダイアログボックスの両方のタブの変更が保存されます。

フィールドレベルでガイド付きNLQを有効にする

ガイド付きNLQがビューレベルで有効にすると、特定のフィールドをガイド付きNLQ内で使用できるようになり、ガイド付きNLQで質問できるフィールドの数を制限することができます。

例えば、IDフィールドやURLフィールドなど、通常の質問では使わないようなフィールドを除外することもできます。不要なフィールドを除外するメリットは次の2つです。

  1. ユーザーが質問をする際に、不要な選択肢で迷うことがなくなる
  2. システム速度への影響が少なくなる(特に大規模なデータセットでは重要)

また、ガイド付きNLQの簡素化と高速化のために、プリセットのフィルターを含めることもできます。これらのプリセットフィールターは、フィルターグループは計算されたフィルターなど、よくご存知のツールを使ってガイド付きの結果を絞り込みます。

詳細については、以下のフォーカスエリアのセクションを参照してください。

ガイド付きNLQに含めるかの選択をすると、フィールドがメトリック(数値)、ディメンション(次元)、日付フィールドのいずれであるかに応じて、利用可能なオプションが表示されます。

以下の表は、ガイド付きNLQで使用されているフィールドが、Yellowfinの他の場所でも使用されているかについての表示です。例えば、カスタムグラフの色はシステム全体で使用されているため、ガイド付きNLQのグラフにも使用されています。システム全体の設定の変更を検討している場合、その変更はガイド付きNLQ以外にも及ぶので、変更の際はこの点を考慮することをお勧めします。

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このチェックボックスを使用して、フィールドレベルでガイド付きNLQを有効/無効にします。チェックボックスがグレーアウトしている場合は、状況を確認し必要に応じて修正してください。

  • 前ステップで、このフィールドをビューの主な日付フィールドとして選択しました。
  • 日付フィールドが datePart フォーマッタなどのサポートされていないフォーマッタを使用してフォーマットされています。(ガイド付きNLQで使用するには、DateFormatter または Timestamp フォーマッタを使用してフォーマットする必要があります)
  • このフィールドは、日付階層(Date hierarchy)の一部です。日付階層(例えば、年、月、曜日)は、粒度(グラニュラリティ)で機能し、階層内の各日付フィールドは自動的にチェックされ、階層がガイド付きNLQ内で正しく機能するようにチェックが外せないようにグレーアウトされます。

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自動インサイト

シグナル

ガイド付きNLQ

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このドロップダウンでは、指標や日付のフォーマットをカスタマイズできます。

例えば、一般的な日付フォーマットのオプションを使用して、yyyy-MM-ddの日付をMM d yyyy表示することができます。また、お好みのフォーマットを選択した後、「カスタム」メニューオプションの上にあるドロップダウン表示される日付をクリックして、デフォルトの日付を設定することもできます。また、このドロップダウンで日付の粒度を設定することもできます。(後述の「粒度」を参照)

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このカラムは、日付フィールドが DateFormatter または TimestampFormatter を使用している場合にのみ表示されます。このフィールドを使用すると、このドロップダウンメニューを使用して、ワンクリックで日付の粒度を確認および設定することができます。質問に日付フィールドが表示されている場合、ガイド付きNLQはその粒度を推奨されるデフォルトとして使用し、日付軸を持つグラフを構築するときに使用します。

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この赤いチェックボックスは、青いチェックスタイルのチェックボックスとは異なる動作をします。ドロップダウンの赤いチェックボックスがチェックされている場合、いくつかの制限が適用されています。ドロップダウンをクリックすると全リストが表示されます。

ロードフィルター値は、ガイド付きNLでのみ使用されます。値が多いフィールドの場合、このオプションを無効(赤の十字をオン)にすると、ガイド付きNLQがフィールドがフィールドの値をリストとして表示するときに、Yellowfinが可能な値をデータベースに照会するのを防ぐことができます。これにより、システムのパフォーマンスが向上し、ユーザーは値を入力することができます。

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上記のすべてのフィールドは、「自動分析設定」ダイアログボックスで、NLQを有効化および設定することができます。表に記載されているように、これらの設定の一部は、レポートや自動インサイトなどの他のエリアにも影響を与えますので、変更を保存する前に共有されている設定内容をご確認ください。上記のすべてのフィールドは、「自動分析設定」ダイアログボックスで、NLQを有効化および設定することができます。表に記載されているように、これらの設定の一部は、レポートや自動インサイトなどの他のエリアにも影響を与えますので、変更を保存する前に共有されている設定内容をご確認ください。

1. 上記の手順で、自動分析設定のダイアログボックスの最初のタブを設定し、基本変数タブが表示されていることを確認してください。

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2. ガイド付きNLQの列を探し、ガイド付きNLQに含めるフィールドのチェックボックスにチェックを入れます。

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3. 上記の表を使って、他の列の設定を変える必要があるかどうか判断してください(ガイド付きNLQが機能するためには、いずれも必須なものはありません)。

4. スクロールダウンして、フォーカスエリアとして含めたいプリセットフィルターがあるか確認してください(詳細は下記のセクションを参照してください)。

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5. 設定が完了したら、「送信・実行」ボタンをクリックします。

ガイド付きNLQが有効になりました。

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フォーカスエリアを含める(オプション)

ビューの中には複雑なものもあり、それに対して書かれたクエリは、複雑は「where」節や、単純なフィルタロジックの繰り返し使用を必要とする場合があります。フォーカスエリアは、これらのシナリオを簡略化します。

ガイド付きNLQでフォーカスエリアを含めることは完全にオプションであり、ガイド付きNLQのフィールドを有効または無効にする際にビューごとに行われます。

チュートリアルのスキーチームのデータを例にとってみましょう。スキーチームの選手の地域は、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカです。EMEA(ヨーロッパとアフリカ)、APAC(アジアとオーストラリア)、America(北アメリカと南アメリカ)を合わせた地域で、特に各地域の18歳以下の次期アスリートを照会したいとします。

これらの情報をガイド付きNLQ用のフォーカスエリアにまとめることができます。まず各結合領域に対して計算されたフィルターまたはフィルターグループを作成し、ガイド付きNLQでそれらを使用するためのチェックボックスをオンにします。表示されているフォーカスエリアは、自動分析設定ダイアログボックスの基本変数タブの下部に表示されます。

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Note

フィルターグループは、ユーザープロンプトが含まれていない場合のみここに表示されますが、現在ガイド付きNLQではサポートされていません。

ガイド付きNLQで使用を選択すると、質問をする画面上部にあるドロップダウンメニューに、有効にしたフォーカスエリアが表示されます。

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フォーカスエリアを選択すると、そのエリアは質問に対するフィルターとして機能します。質問とフォーカスエリアの両方にマッチした結果のみが表示されます。