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概要
レポートに表示される数値やテキストベースのデータは、ディメンション(次元)に参照コードを適用することで、データベースに保持された値を、より意味のあるものに変えることができます。このマッピング機能を、参照コードと呼びます。参照コード管理ページでは、モデルを通して作成された既存の参照コードを編集することができます。参照コードの作成について、より詳細な情報が必要な際には、/wiki/spaces/yfcurrent/pages/1908609を参照してください。
「管理」>「管理コンソール」>「参照コード」に移動することで、利用可能な参照コード一覧にアクセスすることができます。
こちらから、コード名をクリックして「参照コード管理」を開くことで、対象の参照コードを更新することができます。
名前と使用状況
参照コード管理の最初の項目では、コード名とコードの使用状況を確認することができます。こちらから、コード名を変更することができます。
設定
こちらでは、参照コードで利用できる様々な機能を切り替えることができます。
- カスタムソート:アルファベット順以外の並び順を設定することができます。例えば、January = 1、February = 2と設定することで、月名を時系列で並べかえることができます。
- カスタムカラー:フィールドの様々な値に、色を適用することができます。こちらで設定した色は、グラフやフィルターでも適用され、値を簡単に識別し、レポートに一貫性を持たせることができます。
- カスタムイメージ:フィールドの様々な値に、イメージを適用することができます。こちらで設定したイメージは、「一覧に含む」フィルターを使用する際に表示させることで、ユーザーの値選択を支援します。イメージは、一覧の値の横に表示されることになります。
コード定義
こちらでは、コードに値を定義したり、上述の設定で有効化したオプションの定義をします。
- コード: データベース内の値であり、説明に入力した値に置き換えられます。
説明:コードの代わりに、レポートやフィルターに表示される値です。
- 並び順#:並べかえをしたときに、値が表示される順番です。
- 色:グラフやフィルターに表示される、値に適用する色です(選択時)。
- イメージ: フィルターで値の横に表示されるイメージです(有効化時)。
こちらから、元の参照コードを定義するときに追加しなかったコードを追加することができます。「新規コード追加」に必要な値を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
設定が完了したら、ページ下部にある「保存」ボタンをクリックします。
参照コードは、各フィールド値にコードをマッピングすることで、数値およびテキストベースのデータを含むレポートで、より意味のある値を表示することができます。例えば、「Y」または「N」を含むテキストフィールドをマッピングすることで、「Yes」または「No」と表示できます。
システム管理者は、参照コードページでモデルを通して作成された既存の参照コードを編集できます。
参照コードの使用例
参照コードのマッピングは、あらゆる種類のものに使用できます。以下に例を示します。
- より説明的なテキストの提供 (上記の「Y」や「N」のような場合)
- 翻訳された選択肢の提供 (多言語展開を有効にしている場合のみ利用可能)。これは、値を翻訳された同等のものにマッピングすることができます (上記の例では、フランス語の「Oui」や「Non」は、「Yes」や「No」と表示されます)
- テーブルおよびグラフでカスタマイズされた並べかえを使用 (例えば、次の例で示すように、一部の結果に重みをつけて表示したい場合など)
- 各値にカスタムカラーを追加
- 各値にカスタムイメージを追加
カスタマイズされた並べかえを例に挙げてみましょう。データは通常クエリーから英数字順で返されます。データに「Admin Staff」、「Management」、「Executive Management」が含まれる場合、レポート結果は以下のように表示されます。
Admin Staff | 500 |
Executive Management | 10 |
Management | 50 |
以下に示す順序のように、好みの並べかえ順に表示したい場合は、要件に合わせて各値に並べかえ順の番号をマッピングできます。以下のように表示するには、「Executive Management」が1、「Management」が2、「Admin Staff」が3と設定します。
Executive Management | 10 |
Management | 50 |
Admin Staff | 500 |