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フィルターにディメンション(次元)フィールドを使用している場合、ディメンション(次元)フィルターに特化したオプションを、表示および入力スタイル項目で使用することができます。これらのオプションは、フィルターのキャッシュ、説明のカスタマイズ、一覧の長さ(演算子に、一覧に含む、を使用している場合)を含む、様々な項目を定義することができます。これらのオプションの一部は、メトリック(数値)、または日付フィールドをフィルターに使用する場合に利用可能なオプションとは異なります。「表示」項目と「入力スタイル」項目の説明については、次の表を参照してください。
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オプション | 説明 | 説明 | フィルターのタイトルを定義します。 | フィルターの必要要件 | 以下の2つのオプションを使用することができます。 - 省略を許可:ユーザーは、このフィルターを空白のままにすることができます。
- 必須:レポートを実行するために、このフィルターの値の指定を強制します。
| フィルターの従属関係 | フィルターの従属関係を設定します(例:地域、国の順にフィルターを適用)。このオプションを使用するには、親フィルターを選択フィールドに設定する必要があります(この設定は、このダイアログボックスの「入力スタイル」項目で「値の入力方法」を「一覧から値を選択」に設定します)。 「フィルターの従属関係」をクリックして「従属関係の設定」ダイアログボックスを表示し、親フィルターを選択します。次の2つの表示オプションを設定することもできます。 - 値を依存させる:選択した親に関連する値のみを表示します(例:親フィルターの地域がヨーロッパに設定された場合、ヨーロッパの国々のみを表示します)。
- 表示を依存させる:親のフィルター値を選択した時だけ、このフィルターを表示します(例:地域フィルターが選択された場合のみ、国フィルターを表示します)。
| ユーザーの選択を記憶する | このフィルターに適用した値を記憶します。 | 一覧のサイズ | スクロールが必要になる前に、一覧に表示される値の数を定義します。 |
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オプション | 説明 | 値の入力方法 | フィルター値の指定方法を定義します。以下の2つのオプションを使用することができます。 - 手入力:値を手入力することができます。
- 一覧から値を選択:あらかじめ定義された一覧から、フィルターの値を選択します。
| プロンプトを許可 | こちらのオプションは、値の入力方法で手入力を選択した場合のみ使用することができ、レポート参照時に選択する値の一覧を、データベースに問い合わせることで表示することができます。 注意:データセットが多数の変数を含み、データベースから値が返るまでに時間がかかる場合は、プロンプトの許可を無効にすることをお勧めします。 | CSVテキスト入力 | こちらのオプションは、値の入力方法で手入力を選択した場合のみ使用することができ、フィルターの値をCSV形式で提供することができます。 | 値の一覧の設定 | 使用する値の一覧の提供方法を定義します。選択肢は、以下の通りです。 | 一覧の表示タイプ | キャッシュされた値をチェックボックス、一覧、ポップアップのいずれで表示するかを選択します。 | 集約値による定義済みフィルター | 集約したフィールドをフィルターに使用していて、そのフィルターの値が定義されていれば、フィルターのキャッシュ処理にこれを含めます、これにより、フィルターのキャッシュ処理にHAVING句が適用されます。 例えば、この設定を使用して、50より大きいフィルターを定義した年齢(メトリック(数値))フィールドを追加することで、キャッシュされるこのフィールドの一意の値にさらにフィルターを適用することができます。 | キャッシュされた値を読み込むときにレポートのフィルターを無視 | この設定はYellowfin 9.5で導入され、デフォルトで無効になっています。この設定は、キャッシュされた値が使用されている場合、およびドラッグアンドドロップビューに基づくレポートにのみ表示され、ビューレベルフィルターに基づくレポートには表示されません。 この設定が有効化されている場合、他のレポートフィルターは値一覧に適用されません。これは、他のフィルターとの依存関係がないため、キャッシュされたフィルター値のオプションがより多く表示されることを意味します。例えば、「果物 」と「野菜 」のフィルターが果物を除外するように設定されている場合、結果データでは除外されますが、「リンゴ 」がフィルター値として表示されます。 この設定が無効化されている場合、キャッシュされたフィルター値の一覧は、すでに選択されている他のフィルター値に従って削減されます。例えば、「果物 」と「野菜 」のフィルターが果物を除外するように設定されている場合、「リンゴ 」はキャッシュされたフィルター値の一覧に表示されません。
システム管理者は、こちらの設定を非表示にしたい場合は、高度なシステム構成ページで詳細を確認してください。 | 参照するテーブル数を限定 | この設定はYellowfin 9.5で導入され、デフォルトで無効になっています。この設定は、キャッシュされた値が使用されている場合、およびドラッグアンドドロップビューに基づくレポートにのみ表示され、ビューレベルフィルターに基づくレポートには表示されません。 この設定が有効化されている場合、SQLコンテキストはフィルターカラム(列)のみに制限されるため、残りのビューテーブルに結合するのではなく、キャッシュされたフィルター値をひとつのテーブルから取得し、より多くのキャッシュされたフィルター値を表示することができます。これは、結果を制限する結合ロジックがないためです。 この設定が無効化されている場合、キャッシュされたフィルター値は、結合ロジックに依存して読み込まれるため、レポートの標準テーブル参照に従って制限されます。
| 並べかえ | 値の一覧の並び順を昇順、または降順から選択します。 | 最小値/最大値を使用 | このフィルターの最小値および最大値を表示するか、非表示にするかを選択します。 | デフォルト値 | レポートが最初にロードされる時に使用される、フィルターのデフォルト値を定義します(オプション設定)。 | 動的フィルター値 | 有効にすることで、ユーザーがデフォルト値を利用できない場合、最初のフィルター値を自動的に選択します。 (アクセスフィルターによる制御など)ユーザーがデフォルト値を利用できない場合、フィルターとして使用する最初の値をシステムが選択します。 注意:これは、フィルター値をチェックボックスやドロップダウンなどの一覧オプション(例:「一覧から値を選択」が入力方法として選択されている場合)から選択するディメンション(次元)値にのみ適用されます。 デフォルトフィルターが複数の値を持ち、ユーザーが少なくともその内のひとつを使用できる場合、動的フィルターは適用されません。 |
値の一覧の設定で、「カスタムクエリー」、または「キャッシュされたカスタムクエリー(オンデマンド)」を選択した場合、以下のオプションが表示されます。こちらを使用して、カスタムクエリーを記述します。 ![](https://yellowfinjp.atlassian.net/wiki/download/thumbnails/1901331/Screen%20Shot%202019-06-26%20at%2015.34.07.png?version=1&modificationDate=1561583260419&cacheVersion=1&api=v2&width=500)
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