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- 「日付」フォルダーを開き、キャンバスに「年月」フィールドをドラッグします。
注釈: キャンバスにフィールドをドロップすると、自動的にカラム (列) になります。キャンバス上部にあるカラム (列) 項目にフィールドをドラッグしても同じ結果を得ることができます。 - ロウ(行) 項目に「地域」フィールドをドラッグします。そして、カラム(列) 項目に「請求金額」フィールドをドラッグします。
注釈: 「請求金額」メトリック (数値) フィールドをカラム(列) またはロウ(行) のいずれかにドラッグしても同じ結果を得ることができます。
注釈: 「請求金額」フィールドをドラッグすると、自動的に合計に集約され、「Sum 請求金額」と表示されます。このデフォルト集約はビューで設定されていますが、カラム (列) の書式から個別のレポートの集約を変更することも可能です。
カラム (列) 名を「Sum 請求金額」から「請求金額」に変更します。 - 「Sum 請求金額」カラム (列) ヘッダーにある下向き青三角をクリックします。
- 表示されるメニューから書式を選択し、「編集」をクリックします。
- 表示名を「請求金額」に変更します。
注釈: 表示名はカラム(列)の書式設定ウィンドウに「請求金額」と表示されます。表示項目に「請求金額」と入力し直すか、「請求金額」の後にスペースを追加および削除してください。
これでクロス集計レポートが作成され、キャンバスへフィールドをドラッグ&ドロップする方法を習得できたと思います。それでは、さらに複雑なレポートを作成してみましょう。
カラム (列) レポートの作成
カラム (列) レイアウトを使用して表を作成します。
注釈: この先作成するレポートでは、カラム (列) 項目またはキャンバスにフィールドをドラッグ&ドロップします。ロウ (行) 項目は使用しません。
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ユーザープロンプトフィルターの追加
レポートにフィルターを追加することで、レポートに返されるデータを制限することができます。フィルターはレポートの作成時、またはユーザーのレポート使用時に設定することができます。
今回の例では、ユーザープロンプトフィルターを追加することで、(レポート作成者だけでなく) レポートの使用者がフィルターを調整し、表示されるデータを操作することができます。
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ドリルダウンの使用
「地域」フィールドにハイパーリンクが表示されていることで、このフィールドでドリルダウンが有効化されていることに気付きます。ドリルダウンは、ビュー内で定義された地域と国の階層から構成されています。
注釈: 「地域」カラム (列) のデータに青色のハイパーリンクが表示されない場合は、分析スタイル項目で「ドリルダウン」が選択されているかを確認してください。ドリルダウンが有効化された状態でも「地域」カラム (列) にハイパーリンクが表示されない場合は、ビューの準備項目で適切に階層を構成できているかを確認してください。
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数値表示グラフの作成
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リンググラフの作成
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縦棒グラフの作成
次に縦棒グラフを作成し、「地域」別「請求金額」を表示します。
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タイムシリーズグラフの作成
最後に、時間経過に伴う「請求金額」を示すために線グラフを作成します。
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マルチグラフキャンバスの作成
マルチグラフキャンバスを使用することで、グラフやテキスト、イメージなど、複数タイプのコンテンツをまとめて表示することができます。作成したマルチグラフキャンバスを、ダッシュボードやストーリー、プレゼンテーションに追加できます。
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チュートリアルツアーサマリーレポートの作成
次に、スキーチーム社が地域や顧客タイプにまたがるスキーツアーのパフォーマンスを分析するレポートを作成します。
- 作成ボタンをクリックし、「レポート」を選択します。
- 「チュートリアルビュー」を選択します。
- 「年」「地域(ツアー)」「ツアータイプ」「ツアーの評価」「請求金額」フィールドをドラッグします。
定義済みフィルターの追加
「チュートリアル請求金額サマリー」レポートに含まれているフィルターはユーザープロンプトフィルターでした。これは、すべてのユーザーが独自にフィルター値を調整することができます。
このレポートにもフィルターを追加しますが、レポート内で値を定義することで、レポートの表示が常に同じ結果に制限されます。
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カラム (列) の書式設定
再度カラム (列) 名を「Sum 請求金額」から「請求金額」に変更します。
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基本的な追加サブクエリーの作成
スキーチーム社では、今年の「請求金額」と昨年の請求金額を比較したいと考えています。レポートには現在今年の「請求金額」を示すカラム (列) が表示されています。サブクエリーを追加することで、昨年の「請求金額」を示すカラム (列) を追加します。
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高度な関数の作成
高度な関数を使用することで、統計、分析、テキスト関数をカラム (列) に適用することができます。ここでは、分析的な「差異の切り捨て」関数を使用して、2年間のツアー間の「請求金額」の差を計算します。
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条件付き書式 (セル) の適用
条件付き書式は、ユーザーが提示されたデータを解釈するのに役立ちます。レポート作成者は、表やグラフのデータの色や外観を変更するルールを定義できます。
「昨年からの変化」カラム (列) のテキストの色を変更し、ツアーの収益が昨年と比較して多いか少ないかを示します。
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数値表示グラフの作成
「ツアーの評価の平均」を示す数値表示グラフを作成します。
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積み上げ横棒グラフ
縦軸に「地域(ツアー)」および色に「ツアータイプ」フィールドを使用して、地域(ツアー)とツアータイプ間の請求金額を比較する横棒グラフを作成します。
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チュートリアルツアー詳細レポート
- 作成ボタンをクリックし、「レポート」を選択します。
- 「チュートリアルビュー」を選択します。
- 「地域(ツアー)」「ツアー」「ツアー日数」「ツアーの評価」「請求金額」フィールドをドラッグします。
フィルターを追加
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カラム (列) の書式設定
「Avg ツアー日数」「Avg ツアーの評価」「Sum 請求金額」カラム (列) のカラム (列) 名から集約ラベルを削除します。
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条件付き書式 (棒) の適用
「ツアーの評価」をさらに読み解きやすくするために、再び条件付き書式を適用します。今回は、色付きの棒を使用します。
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ドリルスルーの作成
「チュートリアルツアーサマリーレポート」に戻ります。こちらでは、「チュートリアルツアー詳細レポート」と、「チュートリアルツアーサマリーレポート」をリンクします。
スキーチーム社では、「チュートリアルツアーサマリーレポート」内の「請求金額」をクリックすると、ツアーの請求金額の詳細な内訳が表示されるようにしたいと考えています。これは、ドリルスルーを使用することで実現できます。ドリルスルーを使用することで、2つのレポートを接続し、ひとつのレポートから別のレポートへドリルすることができます。
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次の項目では、これら3つのレポートとそこに含まれるグラフを使用して、ダッシュボードを構築します。