概要
ダッシュボードは、実際の業績をすばやく明確に検証できるようにするため、KPI(Key Performance Indicators、重要業績評価指標)を視覚的に表示するように設計されています。典型的なダッシュボードは、必要に応じて詳細へとドリルダウン可能な概要レポートで設計されます。
Yellowfinのダッシュボードでは、タブを使用して主題別や種類別に整理して、すべての主要なレポートを1ページに表示することができます。タブ機能を使用すると、共有リポジトリから利用可能なレポートを探してそれを選択したタブに追加したり、既存の共有タブにアクセスしたりできます。
次の図は、ダッシュボードの主要機能を示しています:
- メニュー:レポートの新規作成、レポート一覧、ディスカッションへのアクセスなど、その他のレポート機能へのアクセスが可能です。
- ユーザー情報:現在のユーザーの名前と、そのユーザーの設定にアクセスできるリンクを表示します。
- 受信トレイ:承認とコメント用に配信されるレポートの受信に使用されます。
- 検索:レポジトリからレポートを検索することができます。
- タブ:ダッシュボードのページ間を移動できます。
- お気に入り:ダッシュボード表示エリアの右側にお気に入りのレポートを一覧表示します。
- ドラフト(編集中)レポート:最近編集されたレポートにアクセスできます。
- 最近使用したレポート:最近のセッションで表示したレポートを一覧表示します。
- 単位:ダッシュボードで単位選択が表示されているときに使用できます。
タブのタイプ
1つのタブは、通常は関心のある分野別に関連する一連の既存レポートで構成されます。Yellowfinには4種類のタブがあります:
独立したレポートが含まれる基本のタブで、分析フィルターおよびシリーズ選択のオプションがあります。
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複数のレポート間の関係を作成して、ユーザーが1つのレポートをドリルダウンしたり、他のレポートに関連フィルターを自動的に適用したりすることができます。この方法では、同一のデータセットに対して複数のビューを提供し、データの詳細な分析を柔軟に行うことができます。
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レポートをリンクして、リンクしたすべてのレポートで選択可能な同じメトリック(数値)を表示できます。
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リポジトリに格納された既存のタブです。
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KPI指標一覧形式でレポートを表示します。レポートはあらかじめ設定されたターゲットに対して定期的に実行され、時間の経過に伴う履歴や傾向を表示します。
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設計
ダッシュボードタブの管理
タブオプション
ダッシュボードに追加したタブは、必要に応じて更新と編集を繰り返すことができます。タブメニューからタブの追加、削除、編集が可能です。タブをクリックしてドロップダウンメニューを表示させ、以下に説明するオプションの中から1つを選択します。
タブ位置の移動
ユーザーがログオンすると、ダッシュボード画面が表示され、一番左のタブが開かれます。
- 一覧でタブ位置を移動するには、タブドロップダウンメニューのアイコンをクリックします。
- メニューに2つある移動オプションから方向を選択します。
ダッシュボードからのタブの削除
不要になったタブをダッシュボードから削除するには:
- タブメニューから「削除」オプションを選択します。
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ「OK」をクリックしてください。
ダッシュボードからのタブのエクスポート
タブのすべてのレポートを1つのドキュメントにエクスポートするには次の手順を実行します:
- タブメニューの「エクスポート」オプションをクリックします。
- エクスポートしたい形式を選択します。