概要
Yellowfinのインストーラーは、3つの動作モードをサポートしています。
- 標準グラフィックインストーラー
- コマンドラインインストーラー
- サイレントインストーラー
より詳細な情報は、インストーラーのプロパティを参照してください。
デフォルトの動作としては、「グラフィックインストーラー」を起動します。linux/unixサーバのように、グラフィック環境を利用できない状況では、代わりに「コマンドラインインストーラー」が起動します。インストーラーを起動するコマンドに、切り替える引数を追加することで、特定のインストールモードを選択することができます。
java -jar yellowfin-yyyymmdd-full.jar -gui java -jar yellowfin-yyyymmdd-full.jar -cmd java -jar yellowfin-yyyymmdd-full.jar -silent
–guiを指定することで、グラフィックインストーラーを指定しても、グラフィック環境が利用できない場合は、エラーメッセージが表示されます。
Windowsで実行可能なインストーラーもありますが、グラフィックインストールモードのみサポートしています。
それぞれのインストールモードは同一のタスクを実行し、同一のパラメーターの入力を要求しますが、その表示方法は、非常に異なります。
インストーラーにより実行される全般的なプロセスは、以下の通りです。
- ユーザーオプションの値を取得します。
- 配布ファイルをインストールします。
- Yellowfinデータベースを設定します。
- インストール後のタスクを実行します。
インストーラーは、高レベルでカスタマイズをすることができます。インストーラープロパティは、インストール中に表示されるテキスト、およびイメージのカスタマイズ、ユーザーオプションの事前設定、異なるオプションの表示/非表示、Yellowfinのデフォルト動作を変更するインストール後のタスクの実行、などに使用するために設定をすることができます。
サイレントインストーラーは、ユーザーインターフェイスを表示しません。これは、独自のユーザーインターフェイスを持つ他のインストーラーの一部として、Yellowfinのインストーラーをバンドルする場合に有効です。
ユーザーオプション
インストールには、以下のオプションが要求されます。
- チュートリアルデータベースやサンプルレポートをインストールするかどうか
- USジオパックをインストールするかどうか
- Yellowfinライセンスファイルの場所
- アプリケーションサーバのポート番号
- Windowsサービスをインストールするかどうか(Windowsシステム上でインストーラーを実行する場合のみ)
- Yellowfinデータベースの接続パラメーター
- インストールディレクトリ
グラフィック、またはコマンドラインインストールでは、ユーザーがこれらの値を入力します。カスタムプロパティファイルや、コマンドライン上で、デフォルト値を指定することができ、これはグラフィックインストールで表示されます。
サイレントインストールでは、ユーザー入力がないため、カスタムプロパティファイルや、コマンドラインを使用して指定された値が使用されます。