様々なデータソース接続と合わせて、YellowfinではJNDI(Java Naming and Directory Interface)データソースを作成することができます。このタイプの接続は、様々な用途に利用され、異なる環境間でのアプリケーション移行や、外部のディレクトリサービスへの接続に使用されます。
JNDIデータソースへの接続は、Yellowfin外で設定します。Tomcatのすべてのデータベース設定が定義されている外部構成ファイルのデータベースへの接続を参照する必要があります。
今回の例では、「classicmodels」という名前のMySQLデータベースを使用して、JNDI接続を確立します。
ステップ1:コンテキストの設定
上記のMySQLデータベースへJNDIデータソース接続を確率するためには、以下のコンテンツに従いリソースXMLを作成します。
<Resource
name="jdbc/classicmodels"
auth="Container"
type="javax.sql.DataSource"
maxActive="100"
maxIdle="30"
maxWait="10000"
driverClassName="com.mysql.jdbc.Driver"
url="jdbc:mysql://localhost:3306/classicmodels"
username="root"
password="root"
/>
この要素を、context.xmlファイルのルート要素<Context>内に追加します。context.xmlファイルは、以下の2箇所に存在します(存在しない場合は、作成します)。
ウェブアプリケーションのMETA-INFディレクトリ内:JNDIデータソースはアプリケーション自体でのみ利用可能なため、他のアプリケーションと共有することができません。