概要
この形式の導入は、概念実証 (POC)、開発、または本番環境で使用できます。この環境では、フェイルオーバーや水平方向の拡張などのツールを使用できますが、スティッキーセッションのためのリバースプロキシやロードバランサーは含まれていません。
本番環境に導入する場合は、これらツールのいずれかをインストールすることを強く推奨します (Traefikを使用してYellowfinをKubernetesに導入する方法については、他の例を参照してください。異なるツールを使用する場合や、これらのツールを使用せずにYellowfinを導入する場合は、これらのwikiページをガイドとして使用し、Traefikの情報を独自のツールセットに置き換えることができます)。
ただし、ロードバランサーやリバースプロキシを使用せずにYellowfinをKubernetesに導入する場合は、こちらの項目の手順に従います。
単一のYellowfin インスタンスの導入では、既にスタンドアローンの状態にあるため、ロードバランシングやリバースプロキシは必要ありません。
Yellowfin クラスタの導入では、スティッキーセッションを使用できるようにするために、ロードバランサーまたはリバースプロキシが必要です。
次の表から目的の導入形式を選択し、指示に従います。
導入形式 | 使用するイメージ | 説明 |
Yellowfin sandbox | オールインワン | Yellowfinの自己完結型インスタンスです。これは最も単純な形式の導入です。コンテナが破棄されると、すべてのコンテンツが失われます。 |
単一のYellowfin インスタンス | アプリケーション限定 | 個別のデータベースを持つ単一インスタンスです。そのため、コンテナが破棄されても、データベースに格納されているデータは失われません。 |
複数の個別のYellowfin インスタンス | アプリケーション限定 | それぞれに専用のデータベースを持つ複数のインスタンスです。これは、概念実証中 (POC) に開発環境と本番環境をステージングするために使用できます。 |
Yellowfin クラスタ | アプリケーション限定 | Yellowfin クラスタを形成するためにひとつのデータベースを共有する複数のインスタンスです。これは、概念検証中 (POC) にクラスタ環境をステージングするために使用できます。 |