概要
こちらの項目では、Transformation Flow(データ変換フロー)ビルダーを使用して、基礎的なTransformation Flow(データ変換フロー)を作成する方法を例とともに紹介します。(ビルダーとそのコンポーネントの詳細については、こちらを参照してください。)これには、Input Step(入力ステップ)の設定、Transformation Step(変換ステップ)の追加、その2つのStep(ステップ)を接続する方法が含まれます。そして最後に、Output Step(出力ステップ)を追加し、これをTransformation(変換ステップ)にJoin(参加)させます。各Step(ステップ)はフローに追加された際に各種設定をしなくてはいけません。
パート1:Input Step(入力ステップ)の設定
パート3:Output Step(出力ステップ)の設定とConnection(接続)
パート4:Transformation Flow(変換フロー)の公開
データ変換フローを作成したら、これを保存し、公開することができます。ドラフト(編集中)フローは手動で実行することができますが、スケジュールに基づき実行をするためには、公開をしなくてはいけません。
有効なフローのみ公開することができます。有効なフローとは、以下の状態を指します。
- 少なくともひとつのOutput Step(出力ステップ)を含む。
- すべてのStep(ステップ)が定義済みである。
- すべてのStep(ステップ)が適切な数のInput Step(入力ステップ)とOutput Step(出力ステップ)のConnection(接続)を持つ。
- 「Publish(公開)」ボタンをクリックします。
- 表示されたポップアップに、transformation flow(データ変換フロー)の名前や、適切なアクセス権の選択など、詳細情報を定義します。
パート5:Full Transformation Flow(フル変換フロー)の実行
データ変換フローの作成が完了したら、手動、またはスケジュールを設定して、これを実行することができます。
手動実行
データ変換フローを手動で実行するには、以下の手順を参照します。
- 「レフトサイドメニュー」>「閲覧」>「Transformation Flows(データ変換フロー)」へ移動します。
- 実行するTransformation Flow(変換フロー)のメニューアイコンをクリックします。(サムネイルの右下隅にマウスオーバーすることで、メニューアイコンが表示されます。このメニューは、フローを右クリックしても表示されます。)
- 「Run Transformation(データ変換を実行)」オプションをクリックします。
スケジュール設定による実行
スケジュールを設定してデータ変換フローを実行するには、以下の手順を参照します。
- データ変換ビルダーのヘッダーメニューで、スケジュールボタンをクリックします。
- スケジュール設定画面が表示されたら、ボタンをクリックしてスケジュール設定を有効にします。
- 指定した期間に基づきバッチを実行するために、スケジュールの詳細情報を入力します。
- 「Recipients(配信先)」テキストボックスをクリックして、バッチの実行が成功した際に、通知を受け取るユーザーを選択します。配信先には、個別のユーザー、またはグループを設定することができます。
- Transformation Flow(データ変換)を実行する頻度を選択します。
- スケジュール期間を制限するオプションを有効にします。これは、バッチが実行される期間を設定します。設定した期間を越えると、Transformation(データ変換)は実行されなくなります。
- 「Failure Notification(エラー通知)」ボタンを有効にして、Transformation(データ変換)にエラーが発生した場合に通知を受け取るユーザーグループを設定します。
- 設定が完了したら、「Submit(送信・実行)」ボタンをクリックします。