Transformation Flow（データ変換フロー）ビルダーの理解

データ変換モジュールは、ドラッグ&ドロップTransformation flow（データ変換フロー）ビルダーから構成されており、これを使用することで、ユーザーはTransformation flows（データ変換フロー）を作成することができます。こちらの項目ではビルダーと、そのコンポーネントの詳細について紹介します。

Transformation Flow（データ変換フロー）ビルダーへのアクセス

ビルダーへアクセスするには、以下の手順を参照してください。

「作成」ボタンをクリックします。
「Transformation Flow（データ変換フロー）」オプションを選択します。
Transformation Flow（データ変換フロー）ビルダーへ移動します。

Transformation Flow（データ変換フロー）ビルダーコンポーネントの理解

ビルダーを使用してTransformation Flow（データ変換フロー）を作成する前に、様々なコンポーネントとその機能について理解します。

番号	機能/パネル	説明
1	ナビゲーションメニュー	Transformation Flows（データ変換フロー）の保存、公開、削除をします。 Flow（フロー）：フローをドラフト（編集中）として保存（保存、別名で保存）、または削除することができます。ドラフト（編集中）フローは、閲覧ページから実行することができます。 Publish（公開）：フローを保存し、公開します。スケジュールが設定されたフローは、公開することで実行することができます。
2	Steps（ステップ）	Transformation Flow（データ変換フロー）には、3つのStep（ステップ）があります。各ボタンにマウスオーバーするか、クリックをすることで、選択したStep（ステップ）の一覧を表示します。 Input step（入力ステップ） Transformation step（変換ステップ） Output step（出力ステップ）これらは、Connections（接続）によって互いに接続されます。
3	ミドルヘッダーメニュー	Settings（設定）：データ変換ビルダーの設定を定義します。例えば、参照するデータの最大数や、表示されるエラーの設定を行います。 Schedule（スケジュール）：Transformation Flow（データ変換フロー）にバッチスケジュールを定義します。 Transformation Summary（データ変換サマリー）：Transformation Flow（データ変換フロー）の詳細を表示します。 Run（実行）：Transformation Flow（データ変換フロー）を実行するボタンです。このボタンはデータプレビューパネルに含まれるサンプルデータ（パフォーマンス上の理由から上限を200に設定しています）のみを変換するため、テスト目的での使用に限定してください。
4	Transformation Flow（データ変換フロー）パネル	Transformation Flow（データ変換フロー）全体、または選択されたStep（ステップ）の詳細を表示します。 Tranformation Flow（データ変換フロー）：どのStep（ステップ）も選択されていない場合は、transformation flow（データ変換フロー）全体の詳細が表示されます。これには、フロー実行ログも含まれます。 Step configuration（ステップ設定）：Step（ステップ）が選択されている場合は、Step（ステップ）の設定を定義するために使用されます。選択されたStep（ステップ）に応じて、様々なタブが表示されます。
5	Data preview panel（データプレビューパネル）	取得したデータや、変換したデータを表示します。変更を行うと、その内容が即座に表示されます。
6	データ変換ビルダーキャンバス	Transformation Flow（データ変換フロー）を作成するためのキャンバスです。フローに含めるStep（ステップ）をドラッグし、それぞれの間に接続を作成します。
7	Canvas positioner（キャンバスポジショナー）	マップビューを使用して、キャンバスを移動することができます。これは、キャンバス上に多数のStep（ステップ）が配置されている場合に使用すると有効です。また、こちらから、キャンバスを再センタリングすることもできます。
8	閉じるボタン	Transformation Flow（データ変換フロー）ビルダーを閉じて、ダッシュボードに戻るために使用します。