概要
CDataドライバは、データベースやクラウドベースアプリケーションなど、膨大な種類のデータプラットフォームへの接続を提供します。より詳細な情報はこちらからご確認ください (CData社のウェブサイトへリンクします)。
インストール
YellowfinにCData社コネクタをインストールするには、以下の手順に従います。
今回の例では、Windows Server 上でYellowfinを起動し、CData社のJiraコネクタを使用します。
手順は大きく分けて以下の2つです。
- CData社ドライバをダウンロードし、Yellowfinのインストールフォルダーに追加します。
- Yellowfin環境内でJiraへ接続するための新しいデータソースを作成します。これにより、Jiraデータソースに対してビューを作成し、通常通りにレポートを作成できるようになります。
CData社ドライバのダウンロードとYellowfinへの追加
- CData社のウェブサイトからJDBCドライバをダウンロードします。
今回の例では、次のURLからJiraドライバを使用します: https://www.cdata.com/jp/drivers/jira/download/ - .exeファイルを実行します。このステップでは、指定された場所にドライバをインストールします。画面の指示に従い、ドライバをインストールするフォルダーを指定します。
- ライセンス使用許諾契約書を確認します。
- 既存のプロダクトキーがある場合はそのまま使用できますが、そうでない場合は新しいプロダクトキーが必要になります。新しいライセンスキーは既存のキーを置き換えます。
- インストール先のフォルダーを指定します。
- インストールする利用可能なコンポーネントを選択します。
- スタートメニューフォルダー内のショートカットを選択します。
- Install (インストール) を選択して、インストール作業を実行します。
- ドライバがインストールされたら、Finish (完了) をクリックしてインストールを終了します。
- Yellowfinにドライバをインストールするには、次の2つの方法があります。
- Yellowfinがインストールされている特定のフォルダーにファイルをコピーする。
または - CData社ライセンスファイルをドライブjarファイルに注入し、Yellowfin プラグインマネージャを使用してYellowfinにアップロードする。
- Yellowfinがインストールされている特定のフォルダーにファイルをコピーする。
- ファイルをコピーする場合
- ドライバがインストールされたフォルダー (デフォルトでは、CData\CData JDBC Driver for Jira 2022J\lib) へ移動し、次の3つのファイルをコピーします。
- コピーした3つのファイルをYellowfin/appserver/webapps/ROOT/WEB-INF/lib/ ディレクトリに貼り付けます。
(Yellowfin/appserver/webapps/ROOT/WEB-INF/ 配下) にあるweb.xml ファイルを編集し、ドライバ一覧に次のパラメーターを追加します。
cdata.jdbc.jira.JIRADriver
これは、次のタグの後に追加することに気をつけてください。
<param-name>JDBCDrivers</param-name><param-value>ドライバの文字列の最後にカンマを付けることを忘れないでください。
変更を反映させるためには、Yellowfin サービスの再起動が必要です。
- ドライバがインストールされたフォルダー (デフォルトでは、CData\CData JDBC Driver for Jira 2022J\lib) へ移動し、次の3つのファイルをコピーします。
- プラグインマネージャを使用する場合
- 上述手順1と同様のファイルを探します。CData社ドライバjarファイル (zip ファイル) を開き、ライセンスファイル (.lic拡張子) を注入 (コピー) します。
こちらの手順に従い、プラグインマネージャーからファイルをアップロードします。
こちらの方法を使用する場合は、Yellowfin サービスを再起動する必要はありません
- ドライバをインストールしたら、新しいデータソースを作成することができます。
- 上述手順1と同様のファイルを探します。CData社ドライバjarファイル (zip ファイル) を開き、ライセンスファイル (.lic拡張子) を注入 (コピー) します。
Yellowfin内でJira環境への接続を作成
- Yellowfinにログインします。
- 新規データソース接続を作成します。
- データベースを選択します。
新規接続設定画面で以下の情報を元に必要な項目を入力します。
名前 任意の名前を付けます。 説明 他のユーザーにも分かりやすい説明を追加します。
データベースタイプ 一般JDBCデータソース SQLにスキーマを含める チェックが付いたままにします。 JDBCドライバー cdata.jdbc.jira.JIRADriver 接続文字 jdbc:jira:User=email@domain.com;APIToken=MyAPIKey;Url=https://myjira.atlassian.net;IncludeCustomeFields=True
Jiraインターフェース内でAPIトークンを作成する必要があります。これを作成するには、Atlassian アカウントにログインをして、Security (セキュリティ) >Create (作成) > manage API Tokens (APIトークンの管理) > Create API Token (APIトークンの作成) から行います。トークンが作成されると、これが表示されます。
IncludeCustomFields=TrueはJira環境内のすべてのカスタムフィールドのデータを取得します。これをfalseに設定 (またはパタメーターを省略) すると、標準的なJiraフィールドのデータのみを取得します。
カスタムフェッチサイズを使用 チェックが付いていないままにします。 ユーザー名 JIRA ユーザー名を入力します。 パスワード 上記ユーザーのパスワードを入力します。 ドライバが取得するデータは、上記のユーザー名に関連付けられたユーザーアカウントを使用してJiraでアクセス可能なデータに限定されることに注意してください。
(Oktaを含む) 他の認証タイプを使用した接続方法については、こちらのリンクを参照してください。
- ビュー作成ボタンの右側の矢印をクリックしてテスト接続を選択し、接続情報が正しく入力されていることを確認します。
- 保存して閉じるを選択し、データソースを保存します。
Jira JDBCドライバについてより詳細な情報は、こちらのリンクをご確認ください。
JDBC ドライバの使用
Jira環境への接続を作成したら、次のステップではビューを作成してデータを分析します。
- ビューを作成します。
- 前の手順で作成したデータソースを選択します。
- 複数テーブルを選択し、ビュー作成をクリックします。
- ビュービルダーでは、ドライバが取得したテーブル / ビューを画面左側の一覧で探索し、エンティティ関係ペインにドラッグしてビューに追加することができます。
より詳細な手順は、ビューの作成またはレポートの作成ページをご参照ください。