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概要
SQLエディターを使用してレポートを作成するには、それを行えるアクセスレベルが必要です。また、SQL(Structured Query Language)に関する知識と、使用するデータベースに関する充分な理解も要求されます。
あるレポートが必要とされ、しかもそのデータベースに対するビューが存在しない場合、データに直接アクセスするためにSQLクエリーを書かなければなりません。そのためには、レポートの初期設定で作成方法に「SQLで作成」を選択してください。
SQLエディターによるレポート作成
この作成方法の場合、すべてのフィルターと条件がSQL文に含まれている必要があります。表示されるテキストボックスにSQL文を入力します。
データベーステーブル一覧
データベースのテーブル一覧はSQL文の作成を補助するためのものです。テーブル名の左にあるアイコンをクリックするとその内容が表示されます。また、個々のエレメントがテーブルかビューであるかも示されます。
SQLの実行チェック
「テスト」をクリックすると作成したSQL文をテストすることができます。SQL文の実行でエラーが発生した場合、それを報告するエラーメッセージが表示されます(この内容はデータベースに依存します)。
SQL文の実行に成功すると以下のメッセージが表示されます:
SQLレポートの書式設定
SQLを作成しテストを済ませたら「>」をクリックして次に進みます。このページの使い方はドラッグ&ドロップレポートライターのレポートデータページとほとんど同じです。
ユーザーはレポートにグラフやドリルスルー、リンクレポートなどを追加できます。フィルターや集約などいくつかの機能は使用できません(それらはSQL文に記述されているものと見なされます)。
ユーザープロンプトとソースフィルター
SQLレポートにユーザープロンプトまたはソースフィルターを挿入するには、SQLクエリーにスクリプトを追加して、使用するカラム(列)を指定する必要があります。
- レポートにユーザープロンプトまたはソースフィルターを挿入するには、{?}パラメーターを追加します。
例:select * from client where country = {?}
複数の入力可能なパラメーターとともにソースフィルターを入力する場合は、次のように使用します。select * from client where country in ({?})(注意:括弧を追加します) - 「テスト」をクリックすると、SQLの構文が有効かどうかを知らせ、同時にパラメーター数が表示されます。
- 残りのステップは、すべてのSQLユーザープロンプトパラメーターがレポートビルダーの「フィルター」ステージに直行することを除いて、ドラッグ&ドロップで標準的なレポートを作成するステップと似ています。
- 「レポートフィルター」ページで、フィルターをユーザープロンプトにするか、ソースフィルターにするかを設定できます。