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上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
エクスポート時のメモリの節約
大容量のXLSXレポートなどのエクスポート時にメモリ枯渇が発生しないようにするため、低メモリエクスポートオプションを有効にすることができます。このプロセスは、全体ではなく、一部のメモリを使用してレポートを処理します。この機能を有効にするには、リポジトリデータベースに以下のSQLコードを追加します。低メモリエクスポート構成では、大規模なレポートをXLSX形式でエクスポートする際に、メモリの枯渇を防ぎます。この設定が有効な場合、システムはレポートを全体ではなく部分的に処理します。
この機能を有効にするには、以下のSQLコードを設定データベースに追加してください。
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INSERT INTO Configuration(IpOrg, ConfigTypeCode, ConfigCode, ConfigData) values(<IP_org>, 'SYSTEM', 'REPORTLOWMEMORYEXPORT', 'ON'); |
<IP_org>の値を、primary org (1)、またはclient orgのいずれかに設定します。
外部結合チェックの無効化
ビューの作成時に、データベースでのビューの結合を作成するときに、内部結合として処理されるように、外部結合を構成することができます。
使用するSQLコマンドは、以下の通りです。
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INSERT INTO Configuration(IpOrg, ConfigTypeCode, ConfigCode, ConfigData) values(1, 'SYSTEM', 'DISABLEOUTERJOINCHECK', 'TRUE'); |
上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
レポートブロードキャスト時のメモリの節約
ブロードキャストレポートは、受信者のアクセスフィルターや言語、その他の要因を考慮して、複数の受信者それぞれに対して個別に実行されます。メモリ使用量やシステムパフォーマンスを節約するためには、以下のシステム構成を使用して、各受信者のレポートが生成されるとすぐに提供されるようにすることができます(すべての受信者のレポートが準備されるまで待ってから送信する必要がありません)。
警告:これにより、長期間にわたり受信者にメールが送信される場合があります。
org>の値は、プライマリ組織(1)またはクライアント組織のいずれかに設定することを忘れないでください。
ローメモリーエクスポートを表示するトグル
この設定は、レポートエクスポートダイアログボックスに、低メモリエクスポートのトグルを表示させ、各レポートのUIで機能を有効または無効にするオプションが提供されます。また、このトグルは、システム設定ページにも表示され、すべてのレポートエクスポートのデフォルト設定としてこの機能を有効または無効にすることができます。
このオプションを有効にすると、低メモリエクスポートを強制するグローバス設定「REPORTLOWMEMORYEXPORT」が無効になります。つまり、エクスポートは高速になりますが、メモリをより多く消費します。
TRUEに設定すると、TRUEに設定すると、レポートの書き出し設定ダイアログボックスに書き出しオプション「低メモリエクスポート」が表示されます。
この機能を有効にするには、以下のSQLコードを設定データベースに追加してください。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1<IP_org>, 'SYSTEM', 'BROADCASTSENDINLINESHOWLOWMEMORYEXPORTOPTION', 'TRUE'); |
上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
ブロードキャスト電子メールでのカーボンコピーの有効化
これは、ブロードキャスト電子メールでカーボンコピーオプションを有効化し、同じデータへのアクセス権を持つ複数のユーザーへメールがひとつだけ送信されます。これは、最初のユーザーにだけ送信され、残りの受信者にはカーボンコピーが送信されることになります。すべての受信者がお互いを確認できる点に注意してください。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'COMBINEEMAILGROUPS', 'TRUE'); |
上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
フィルター適用されたクエリーのロウ(行)制限を無効化
Yellowfinは、フィルター値を含むクエリーから返されるロウ(行)数を制限しています。これは、すべてのデータベースクエリーに適用される制限と同様であり(例:フィルター適用がないとしても)、ビュービルダー内やレポートレベルで構成可能です。しかし、フィルター適用されたクエリーへの制限は解除することが可能であり、これによりYellowfinは、一致するロウ(行)すべてを返すことができるようになります。こちらを適用するには、リポジトリデータベースに以下のSQLを追加します。
警告:制限を無効化する際には十分に注意をしてください。フィルター適用されたクエリーが膨大な量の値を返す場合、システムがハングアップする原因になる可能性があります。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'DISABLEFILTERPROMPTLIMIT', 'TRUE'); |
履歴スケジュールレコードの制限を変更
実行履歴をトラッキングするスケジュールタスクは、過去30日分のレコードを保持します。この制限を変更するには、次の設定を使用します。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, "SYSTEM", "HISTORICSCHEDULERECORDSLIMITDAYS", "60"); |
上記の例で「1」は組織IDで、「60」はトラッキングの日数を表します。
計算フィールドの検証を無効化
計算フィールドは、結果となるフィールドのデータ型を決定するために、データベースに保存される前に検証されます。しかし、(フリーハンドSQLで作成されたものを含め)すべての計算フィールドで、この検証を無効化することができます。
以下のSQLを使用します。
<IP_org>の値は、プライマリ組織(1)またはクライアント組織のいずれかに設定することを忘れないでください。
外部結合チェックの無効化
ビューの作成時に、データベースでのビューの結合を作成するときに、内部結合として処理されるように、外部結合を構成することができます。
使用するSQLコマンドは、以下の通りです。
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INSERT INTO Configuration(IpOrg, ConfigTypeCode, ConfigCode, ConfigData) values(1, 'SYSTEM', 'VALIDATECALCONSAVE', ‘FALSE’); |
上記の例で、ConfigData = TRUEの場合、検証は有効化され、ConfigData = FALSEの場合は無効化されます。
RC4 128 PDF暗号化の使用を強制
こちらをTRUEに設定すると、YellowfinはPDFの暗号化において、デフォルト設定のAES 256ビット暗号化ではなく、RC4 128ビット暗号化を使用します。
以下のSQLを使用します。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'USELEGACYPDFENCRYPTION', 'TRUE'); |
上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
ログイン失敗イベントをログに記録
FALSEに設定すると(デフォルトです)、有効なユーザー名を通して試行されたログイン失敗のみが、システムログファイルに記録されます。
TRUEに設定すると、ユーザー名が有効であるかに関わらず、Yellowfinに対して試行されたすべてのログイン失敗が記録され、ログアクティビティの監査にさらなる正確性を提供します。
こちらを実行するには、以下のSQLを使用します。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1,'SYSTEM', 'LOGFAILEDLOGINEVENTDETAILSENABLED','TRUE') |
上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
ブロードキャストファイル名テンプレート
この設定は、電子メールのブロードキャスト、FTPスケジュール、ディスクへの保存スケジュールで使用するファイル名のテンプレートとして使用できます。設定すると、Yellowfinインスタンスのすべてのブロードキャストに適用されます。 この設定は、Append Broadcast DateおよびAppend Broadcast Timeオプションよりも優先されるため、この設定を行うと、ブロードキャスト設定ダイアログボックスにそれぞれのチェックボックスが表示されなくなります。
設定に保存されてた値は、ブロードキャストのプロセスによって入力されたレポート名と日付のプレースホルダーを含めることができます。
- ファイル名
{filename}のプレースホルダーは、レポート名のEメールブロードキャスト、またはFTPブロードキャストおよびディスクへの保存スケジュールダイアログボックスで指定されたファイル名に置き換えられます。
中括弧内にある他のすべてのプレースホルダーは、SimpleDateFormatの仕様に従い、datetime形式の文字列として扱われます。
例えば、以下のコードのようにブロードキャストファイル名テンプレートフォーマット{yyyy-MM-dd_HH-mm-ss}を使用すると、ファイル名が「Ski Report - 2020-01-01_12-34-56.pdf」となります。
FTPスケジュールやディスクへの保存スケジュールを使用する場合、結果として得られるファイル名はファイルシステムと互換性がある必要があります。例えば、送信先のFTPサーバーやYellowfinのインスタンスがWindows上で動作している場合、コロン文字 (:) はNTFS上のファイル名で不正な文字となるため、使用しないようにする必要があります。しかし、Eメールブロードキャストでは、ファイル名に含まれる不正な文字をアンダースコアに置き換えます。
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'BROADCASTFILENAMETEMPLATE', '{filename} - {yyyy-MM-dd_HH-mm-ss}');DISABLEOUTERJOINCHECK', 'TRUE'); |
上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。