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これが機能しているかをテストするには、ブラウザコンソールを開き、こちらを入力します。
yellowfin.serverInfo |
コンソールには、(ブラウザが必要とする)ベースリソースおよびロードされたリソースの値以外に、serverInfo オブジェクトの空のコンポーネントが表示されます。
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これはシステム全体の設定であり、特定のクライアント組織に対して有効にすることはできません。そのため、この値は常に1に設定する必要があります。
オラクルのスコープセレクター
このオプションは、Oracleデータソースからシノニムオブジェクトを取得する際に、Yellowfinが使用する範囲を狭めることができます。
このオプションを使用しない場合、Yellowfin は ALL_OBJECTS および ALL_SYNONYMS を取得します。
この構成オプションの値が「USER」の場合、YellowfinはUSER_OBJECTSとUSER_SYNONYMSを取得してパフォーマンスを向上させます。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES(1,'SYSTEM', 'ORCL_SCOPE','USER'); |
これはシステム全体の設定であり、特定のクライアント組織に対して有効にすることはできません。そのため、この値は常に1に設定する必要があります。
キャッシュされたフィルターにおける空またはnull値の使用許可
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上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
エクスポート時のメモリの節約
大容量のXLSXレポートなどのエクスポート時にメモリ枯渇が発生しないようにするため、低メモリエクスポートオプションを有効にすることができます。このプロセスは、全体ではなく、一部のメモリを使用してレポートを処理します。この機能を有効にするには、リポジトリデータベースに以下のSQLコードを追加します。低メモリエクスポート構成では、大規模なレポートをXLSX形式でエクスポートする際に、メモリの枯渇を防ぎます。この設定が有効な場合、システムはレポートを全体ではなく部分的に処理します。
この機能を有効にするには、以下のSQLコードを設定データベースに追加してください。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration(IpOrg, ConfigTypeCode, ConfigCode, ConfigData) values(<IP_org>, 'SYSTEM', 'REPORTLOWMEMORYEXPORT', 'ON'); |
<IP_org>の値を、primary org (1)、またはclient orgのいずれかに設定します。org>の値は、プライマリ組織(1)またはクライアント組織のいずれかに設定することを忘れないでください。
ローメモリーエクスポートを表示するトグル
この設定は、レポートエクスポートダイアログボックスに、低メモリエクスポートのトグルを表示させ、各レポートのUIで機能を有効または無効にするオプションが提供されます。また、このトグルは、システム設定ページにも表示され、すべてのレポートエクスポートのデフォルト設定としてこの機能を有効または無効にすることができます。
このオプションを有効にすると、低メモリエクスポートを強制するグローバス設定「REPORTLOWMEMORYEXPORT」が無効になります。つまり、エクスポートは高速になりますが、メモリをより多く消費します。
TRUEに設定すると、TRUEに設定すると、レポートの書き出し設定ダイアログボックスに書き出しオプション「低メモリエクスポート」が表示されます。
この機能を有効にするには、以下のSQLコードを設定データベースに追加してください。
Code Block | ||
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INSERT INTO Configuration VALUES (<IP_org>, 'SYSTEM', 'SHOWLOWMEMORYEXPORTOPTION', 'TRUE'); |
<IP_org>の値は、プライマリ組織(1)またはクライアント組織のいずれかに設定することを忘れないでください。
外部結合チェックの無効化
ビューの作成時に、データベースでのビューの結合を作成するときに、内部結合として処理されるように、外部結合を構成することができます。
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上記の例で「1」は、プライマリー/デフォルト組織を表しています。
ブロードキャストファイル名テンプレート
この設定は、電子メールのブロードキャスト、FTPスケジュール、ディスクへの保存スケジュールで使用するファイル名のテンプレートとして使用できます。設定すると、Yellowfinインスタンスのすべてのブロードキャストに適用されます。 この設定は、Append Broadcast DateおよびAppend Broadcast Timeオプションよりも優先されるため、この設定を行うと、ブロードキャスト設定ダイアログボックスにそれぞれのチェックボックスが表示されなくなります。
設定に保存されてた値は、ブロードキャストのプロセスによって入力されたレポート名と日付のプレースホルダーを含めることができます。
- ファイル名
{filename}のプレースホルダーは、レポート名のEメールブロードキャスト、またはFTPブロードキャストおよびディスクへの保存スケジュールダイアログボックスで指定されたファイル名に置き換えられます。
中括弧内にある他のすべてのプレースホルダーは、SimpleDateFormatの仕様に従い、datetime形式の文字列として扱われます。
例えば、以下のコードのようにブロードキャストファイル名テンプレートフォーマット{yyyy-MM-dd_HH-mm-ss}を使用すると、ファイル名が「Ski Report - 2020-01-01_12-34-56.pdf」となります。
FTPスケジュールやディスクへの保存スケジュールを使用する場合、結果として得られるファイル名はファイルシステムと互換性がある必要があります。例えば、送信先のFTPサーバーやYellowfinのインスタンスがWindows上で動作している場合、コロン文字 (:) はNTFS上のファイル名で不正な文字となるため、使用しないようにする必要があります。しかし、Eメールブロードキャストでは、ファイル名に含まれる不正な文字をアンダースコアに置き換えます。
Code Block | ||
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'BROADCASTFILENAMETEMPLATE', '{filename} - {yyyy-MM-dd_HH-mm-ss}'); |
このサンプルでは、1がプライマリ/デフォルトの組織を表しています。これはシステム全体の設定であり、特定のクライアント組織に対して有効にすることはできないため、この値は常に1に設定する必要があります。
JNDIデータソース接続の有効化
構成データベースに対して次のSQLを実行することで、JNDIデータソース接続タイプを有効化することができます。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration(1, 'SYSTEM', 'JNDISOURCEENABLED', 'TRUE'); |
Jasper レポートでの非必須フィルターの有効化
Jasper レポートで非必須フィルターを有効にするには、次のコードを使用します。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, 'SYSTEM', 'JASPERFILTERSNOTMANDATORY', 'true'); |
クロス集計およびその他の同様のレポートの一意のセル数を制限する
メモリ不足を回避するために、クロス集計レポートおよび特定のグラフタイプに対して生成できる一意のセル数 (行と列を掛け合わせた数) の最大数を有効にできます。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, "SYSTEM", "CELL_LIMIT", "80000"); |
上記の80000はあくまで一例なので、ニーズに合わせて変更をしてください。
デフォルトブロードキャスト形式の設定
ブロードキャストのデフォルト形式を設定するには、以下の設定を使用します。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration (iporg, configtypecode, configcode, configdata)
VALUES (1, 'SYSTEM', 'BROADCASTDEFAULTCODE', 'XLSX'); |
XLSXは形式の一例です。HTML, CSV, DOCX, PDF, リンク, XLSX, テキストから選択できます。
ゲストユーザーが閲覧ページにリダイレクトされないように制限
以下の設定を使用することで、レポートをキャンセルした際にゲストユーザーが閲覧ページにリダイレクトされないように制限し、すべての公開レポートを閲覧されないようにすることができます。
Code Block | ||||
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RESTRICTGUESTUSER = TRUE |
デフォルトはFALSEに設定され、閲覧ページに戻ることができます。TRUEに設定することで、ユーザーに「使用不可」ページが表示されます。
ユーザー削除時のライセンス更新の防止
以下の設定を使用することで、ユーザー削除時にクラスタ全体でライセンス更新が連鎖しないようにすることができます。これは、1回のライセンス更新で複数のユーザーを効率的に削除できる一括削除webサービスの代替となります。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES (1, "SYSTEM", "SKIPUSERDELETELICENCEREFRESH", "TRUE"); |
AS400 データベースの長いファイル名の処理の無効化
バージョン9.11では、AS400 データベースの長いファイル名を処理するための変更が導入されました。これにより、9.11以前のAS400 データソースで作成された一部のビューに影響が出ています。これらのビューを正しく動作させるためには、長いファイル名の処理ロジックを無効にする必要があります。これは、以下の設定変更により対応可能です。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES ( 1, 'SYSTEM', 'USE_LEGACY_AS400_TABLE_NAMING', 'TRUE'); |
Oracle データベースでミリ秒ロジックを有効化
この設定をtrueにすると、Oracleでミリ秒が正しく処理されるようになりますが、有効にすることで、クエリーパフォーマンスに影響を与える可能性があります。レポートにミリ秒を使用する必要がない場合は、この設定を行わないか、FALSEに設定することを推奨します。ENABLEMILLISECONDLOGIC ロジックが未設定またはFALSEの場合、TO_DATE 機能がデフォルトになります。ENABLEMILLISECONDLOGIC がTRUEの場合、TO_TIMESTAMP 機能が有効になります。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES ( 1, 'SYSTEM', 'ENABLEMILLISECONDLOGIC', 'TRUE'); |
クライアント組織内でのアクセスフィルタートグルの有効化
バージョン9.11では、プライマリー組織のデータソースに対してクライアント組織でレポートを作成するユーザーが、そのレポートに適用されているアクセスフィルターを有効または無効にする機能を自動的に無効にする変更が追加されました。この動作は、次の方法でバージョン9.11以前の動作に戻すことができます。
Code Block | ||||
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INSERT INTO Configuration VALUES ( 1, 'SYSTEM', 'ENABLECLIENTORGACCESSFILTERTOGGLE', 'TRUE'); |