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    • Yellowfinはキューブに設定された階層構造とデータ型を引き継ぎ、これをYellowfin内で変更することはできません。
    • キューブは、グループカラム (列) をサポートしません。

XMLAデータソース

XMLAデータソースへのインターフェースは、HTTP URLを経由します。すべてのデータアクセスは、データソースへのHTTPリクエストを介して実行されます。そのため、必要な接続パラメーターはXMLA URLのみであり、データソースに応じて、オプション設定としてユーザー名とパスワードが必要になります。

Note

XMLAインターフェースを有効にする方法は、接続しているデータソースに応じて異なるため、説明は割愛させていただきます。

接続しているデータソースに応じて、XMLAインターフェースはビルトイン機能として提供されたり、外部のソフトウェアやシステム構成を必要とします。例えば、Microsoft Analysis ServicesにはIISのインストールが必要であり、XMLAリクエストを処理するために仮想ディレクトリが構築されます。

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接続例

Microsoft Analysis Services

Microsoft Analysis servicesでは、XMLAサービスとしてキューブをマウントする初期設定が必要です。これは、IISサーバ上にリダイレクトフィルターの構築を要求します。このプロセスは、Microsoft Analysis servicesやインストールされたIISのバージョンに応じて異なります。そのため、このプロセスについての説明は割愛させていただきます。詳細については、以下のリンクを参照してください。

IIS 8.0でAnalysis servicesへのHTTPアクセスを構築する方法:

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/analysis-services/instances/configure-http-access-to-analysis-services-on-iis-8-0

XMLA URLはIISの構成方法により異なります。一般的な構成は、dllファイルへの接続を含む「olap」と呼ばれる仮想ディレクトリを持つことです。この場合、URLは以下のようになります。

http://<server>:<port>/olap/msmdpump.dll

注意:Microsoft Analysis services 2000はサポートされません。

Mondrian

Mondrianは、RDBMSの基礎となるオープンソースのXMLAインターフェースです。Yellowfinは、RDBから直接Mondrianの機能を複製することができるため、既存のMondrian構造が存在する場合にのみ、これを使用することを推奨します。

Mondrianは、レポートデータのソースとなるデータベースとのインターフェースとして構築されているものとします。

MondrianはデフォルトでTomcat上でウェブアプリケーションとして動作し、XMLAを有効にするように設定をしなくてはいけません。このプロセスはMondiranのドキュメント内で説明されていますが、基本的にはMondrianウェブアプリケーションのために、web.xmlファイルに「MondrianXmlServlet」を追加する必要があります。

<servlet-mapping> 
<servlet-name>MondrianXmlaServlet</servlet-name> 
<url-pattern>/xmla</url-pattern> 
</servlet-mapping>

XMLA URLは、MondrianXmlServletへのアドレスです。例えば、以下のようになります。

http://<host>:<port>/mondrian/xmla

PALO

追加のXMLAプロバイダーをインストールすることで、PALO OLAPサーバのプレミアムエディションはXMLA接続をサポートします。

PALO XMLAプロバイダーの接続URLは、デフォルトで以下のように設定されています。

XML URL:http://localhost:4242/xmla 

ユーザー名:admin

パスワード:admin