人事システムをソースシステムとして設定し、ソースセキュリティを無効にした場合、ビューへのアクセス権を持つすべてのユーザーが、給与データを含むすべてのテーブルを参照できることになります。人事ビュー作成ユーザーのみに、ソースへのアクセス権を設定することで、人事関連ビューの定義や管理を、権限を持つユーザーのみに制限することができます。 主な用途 | 複数のビュー管理者がいる場合、管理者ごとにアクセスできるソースデータベースを指定する時に使用します。 また、ユーザーがレポート作成においてフリーハンドSQLを使用することができ、機密情報に対してレポートを作成する場合にも使用します。 | 不適切な使用方法 | ドラッグ&ドロップを使用してレポートを作成するユーザーのアクセスを制限してはいけません。 | 利点 | 特定数のユーザー管理を簡単に行うことができます。 | 効果的な使用方法 | ビューへの管理権限を持つユーザーの制限に使用しましょう。特に、同じソースシステムを複数人で編集する場合に有効です。 管理者が複数いる場合、ビューの管理において、競合問題が発生することがあります。 |
注意:レポート作成者が一人のみで、他にSQLレポートを作成するユーザーがいない場合は、ソースシステムのセキュリティを無効にしても構いません。 |