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srcフォルダ配下に、「META-INF」という名前で新規フォルダーが作成されます。そのフォルダ配下に「services」という名前の新規フォルダーを作成します。
開発するプラグインに応じて、servicesディレクトリに、プラグイン開発するプラグインに応じて、servicesディレクトリにプラグインインターフェイスの完全修飾名を含むファイルを作成します。利用可能なすべてのプラグインオプションについては、以下の表を参照してください。
例えば、データトランスフォーメーションを作成している場合、ファイル名は「com.hof.mi.etl.step.ETLStep」になります。
上記のインターフェイスのひとつを実装して、プラグインclassを作成します。完全修飾class名は、インターフェイスに対応するサービスファイルに追加しなくてはいけません。
そのため、今回のデータトランスフォーメーションステップの例では、「META-INF/services/com.hof.etl.step.ETLStep」に完全修飾class名を追加します。
必要に応じて、この行の下にさらにトランスフォーメーションステップを追加することができます。
Tomcatの構成
次は、Tomcatの構成をセットアップします。
「設定」アイコンをクリックし、「Tomcat」項目へ移動します。
「Tomcatホーム」を「<Yellowfinインストールディレクトリ>/appserver」に、「コンテキスト・ディレクトリー」を「 <Yellowfinインストールディレクトリ>/appserver/conf/Catalina/localhost」に設定します。
左側のメニューでTomcat項目を展開し、「拡張」をクリックします。「Tomcat classpath」にプラグインプロジェクトを追加します。
必要に応じて、(左側のメニュー「JVMの設定」から)JVM設定を調整します。ヒント:こちらを使用することでTomcatの利用可能メモリーを増加させることができます。
「適用して閉じる」をクリックします。
ツールバーのアイコンを使用して、EclipseからTomcatを起動します。
Yellowfinでプラグインを利用できるようになります。
Tip |
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以下の場合を除き、コードへの変更は即座に反映されます。 メソッドのシグネチャが変更された場合 classに新しいメソッド/メンバーが追加された場合 プラグインパッケージに新しいclassが追加された場合 これらの場合、変更を反映するためにはTomcatを再起動しなくてはいけません。 |
プラグインのパッケージ化
プラグインの作成が完了したら、すべての依存関係を含み、これをパッケージ化します。このファイルの拡張子は、Yellowfinでサポートされている特定のファイル形式でなくてはいけません。
プロジェクト名を右クリックし、「エクスポート」をクリックし、「Java」項目から「JARファイル」を選択します。
エクスポートするパッケージのみを選択そ、それ以外は選択しないでください。
プロジェクトに依存するJARがある場合は、それらすべてとプラグインJARをひとつのディレクトリに格納し、ひとつのアーカイブに圧縮して拡張子に「yfp」と付けます。
デバッグ
EclipseのTomcatプラグインは、Tomcatをデバッグモードで起動するために、簡単にデバッグをすることができます。
ブレークポイントをコードに追加し、それらがすべて有効であることを確認します。