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ビューコンポーネント

ビューには、以下の構造が含まれています。

カテゴリー

フィールドカテゴリーは、ビュー内のフィールドを論理的に分類するために使用されます。カテゴリー名は、ビジネスユーザーにとって分かりやすく、フィールドに含まれるものが想像できるものにしてください。

例えば、「個人情報」という名前のカテゴリーには、人物の名前、年齢、性別等が含まれているであろうと想像することができます。

フィールド

フィールドは、データベース内のデータや、その派生物を示すコンポーネントです。フィールド名は、それを使用するユーザーにとって、分かりやすいビジネス用語を使用してください。

例えば、製品責任者によって使用されるフィールドは、製品、ライフサイクル、発売日といったものになるでしょう。財務アナリストが使用する場合は、利益率、投資対効果といったものが考えられます。

レポート作成者はビュー内のフィールドを参照することで、データベーススキーマに挿入されているSQL構造を推測することができます。

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開発フェーズ説明

準備

対象のデータソースを特定し、その構造に精通します。

ビューに必要な各テーブルに、どのようなデータが含まれているのか把握し、関連するテーブルを結合します。

分析

ユーザーが必要な情報や、要求している標準的なレポートを特定します。

ユーザーの使用するビジネス用語に精通することで、フィールドに実用的な名前を付けることができます。

プロジェクト戦略を特定します。例えば、ビューはいくつ必要か、そのうちのどれを、どの程度のレベルでリンクしなくてはいけないのか、等についてです。

実装

データベース上か、Yellowfinのビュービルダーを通して、ビューを構築します。

SQLの有効性と、信頼性を確認するために、構築プロセス中に、頻繁にテストをしてください。

テスト

ビューに必要な情報について熟知しているユーザーで、少人数のグループを編成します。

ビューのアクセスセキュリティ一覧に、これらのユーザーを加えることで、ビューをプレリリースします。

これらのユーザーに、実際の使用状況を想定した、綿密なテストの実行を依頼します。

ディプロイ

テスト環境から本番環境へ、ビューを移行します。

対象のユーザーが利用できるように、ビューのアクセスセキュリティを変更します。

発展

データソースや、ユーザーニーズの変更、拡大に応じて、ビューの更新やメンテナンスを行います。

注意: ビューの設計は常に、データソース構造ではなく、ユーザーニーズに基づいて行わなければならないことを念頭に置いてください。

ビューの承認

Yellowfin 7.3+では、ビューに承認機能を設定することができます。この機能が設定されたビューは、承認者からの承認なしに公開することはできません。

より詳細な情報は、こちらを参照してください。より詳細な情報は、こちらを参照してください。