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クライアントソースの置換を設定するためには、デフォルト組織でデータソース接続を作成し、クライアント組織で、その接続にリダイレクトするように設定しなくてはいけません。データソース接続は、異なるデータソースを指す必要がありますが、それぞれに同様のテーブルスキーマを含めなくてはいけません。これはつまり、同様のテーブルやフィールドがクライアントソースの置換に使用できるようになることを意味してます。
- 接続が確立されたら、デフォルト組織にログインし、クライアントソースの置換を適用するデータソースを編集します。
- データソースの接続設定に、使用可能なクライアント組織の一覧が表示されます。
- リダイレクトするクライアント組織を選択したら、データソース一覧から接続を選択し、「保存」をクリックします。
- クライアントソースからのアクセスフィルター設定を継承する場合は、「クライアントソースからのアクセスフィルターを継承する」オプションを有効にします。これにより、レポートにはクライアント組織のアクセスフィルターのみが表示され、デフォルト組織からのフィルターは上書きされます。
注意:こちらのトグルは、アクセスフィルター機能が有効な場合にのみ表示されます。 - デフォルト組織のデータソースの代わりに、クライアント組織で使用されるデータソースが表示されます。
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この接続に基づき、デフォルト組織のコンテンツを参照する場合は、デフォルト組織で指定されたデータではなく、クライアント組織独自のデータを参照することになります。
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クライアント組織は、独自のデータソース接続に基づくビューしか作成することができず、デフォルト組織のデータソース接続を使用することはできません。
クライアント参照IDアクセスフィルター
デフォルト組織で作成されたビューは、クライアント参照IDをアクセスフィルターに使用することができます。これはつまり、ユーザーがログインをしたクライアント組織に基づき、自動的にデータにフィルターが適用されることを意味します。この方法を使用することで、異なるクライアントに属するユーザーが、共有データソースを使用した共有レポートへ、関連するデータのサブセットでフィルターされた状態でアクセスすることができます。これは、クライアントソースの置換に代わる方法であり、この場合データは、同様のテーブルスキーマを使用した異なるデータベースではなく、ひとつのデータベースに保存されます。
この方法を使用するためには、ビュービルダーの二番目のステップでフィルターに使用するフィールドを選択し、「アクセス」タブを開きます。使用可能な他のフィルターとともに、クライアント参照IDをアクセスフィルターとして選択することができます。
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デフォルト組織で作成されたビューは、クライアント参照IDをアクセスフィルターに使用することができます。これはつまり、ユーザーがログインをしたクライアント組織に基づき、自動的にデータにフィルターが適用されることを意味します。この方法を使用することで、異なるクライアントに属するユーザーが、共有データソースを使用した共有レポートへ、関連するデータのサブセットでフィルターされた状態でアクセスすることができます。これは、クライアントソース置換に代わる方法であり、この場合データは、同様のテーブルスキーマを使用した異なるデータベースではなく、ひとつのデータベースに保存されます。
この方法を使用するためには、以下の手順に従います。
- ビュービルダーでビューを編集し、「準備」ステップへ移動して、「フィールド設定」を開きます。
- ポップアップに表示されるフィールドを選択し、「アクセス」タブを開きます。
- 「アクセスフィルター」で「クライアント参照ID」を選択します。
レポート
レポートは、それが作成された組織に属します。他のコンテンツのように、デフォルト組織で作成されたレポートは、クライアント組織でも使用することができますが、デフォルト組織で作成されたコンテンツを、クライアント組織で編集することはできません。
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デフォルト組織と、クライアント組織のレポートを組み合わせてダッシュボード作成することができます。ダッシュボード自体は、デフォルト組織で作成して共有することもできますし、クライアント組織で作成することもできます。