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概要

Yellowfinのパラメーターは、ユニークなタイプの入力フィールドです。パラメーターを使用して、ユーザープロンプトから計算フィールドに値を渡したり、複数のフィルターに対して単一の入力フィールドを設定したりすることができます。

パラメーターの最も特徴的な使用方法は、What-If分析(仮説分析)レポートの作成に使用できることです。これは、計算式にパラメーターを使用する計算フィールドを作成すれば機能します。たとえば製品コストのフィールドがある場合は、予想販売数量をパラメーターとして、「パラメーター」×製品コストというWhat-Ifの計算式(仮説のための計算式)を作成することができます。

パラメーターの作成

パラメーターフィールドは、ビューを作成する際に作成する必要があります。一般的なパラメーターを作成することができるので、ユーザー定義の計算フィールドやフィルターにパラメーターを使用することができます。

  1. 計算フィールドにパラメーターを追加するには、パラメーターをフィールドにドラッグします。
  2. パラメーターを使用する計算フィールドを作成します。
    この段階で、フィルターページで使用するパラメーターの書式を設定することができます。

パラメーターの書式設定

パラメーターには標準的なフィルターとは違う書式オプションがあります。しかし、書式オプションの変更プロセスは同じです。パラメーターフィールドのタイプによって表示されるオプションは違います。
フィルターと同様に表示名を変更することができます。この変更によって、ユーザーに表示するユーザープロンプトのテキストを、より意味のある内容にすることができます。「入力スタイル」メニューには、パラメーターの3つの書式オプション、「フィールド」、「ダイアル」、「スライダー」があります。

  1. 入力スタイルに「フィールド」を選択すると、このメニューのテキストボックス内に、パラメーターのデフォルト値を設定することができます。
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  2. 「フィールド」を選択した場合、レポートプレビューページに次のようにパラメーターが表示されます。
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  3. 入力スタイルに「ダイアル」を選択する場合は、ダイアルの色、最小値、最大値、デフォルト値を設定することができます。
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  4. 「ダイアル」を選択した場合、レポートプレビューページに次のようにパラメーターが表示されます。
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  5. 入力スタイルに「スライダー」を選択する場合は、スライダーの色、最小値、最大値、デフォルト値を設定することができます。
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  6. 「スライダー」を選択した場合、レポートプレビューページに次のようにパラメーターが表示されます。
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数値型パラメーター

設定できる数値型パラメーターは、以下の通りです:

  1. デフォルト値(レポートの実行時に表示される初期値)
  2. 表示形式(テキストフィールド入力またはダイアルとスライダーを選択することができる)。ダイアルとスライダーを選択した場合は、使用するイメージの色(灰、黒または青)を選択することができます。また、入力プロセスの最小値と最大値も設定できます。

テキスト型パラメーター

テキスト型パラメーターにはデフォルト値を設定することができます。このデフォルト値がレポートの実行時に初期値として使用されます。

日付型パラメーター

日付型パラメーターにはデフォルト値を設定することができます。このデフォルト値がレポートの実行時に初期値として使用されます。

パラメーターとフィルターのリンク

フィルターの入力値としてパラメーターを使用する場合(1つの入力フィールドから複数のフィルターに対して同じ値を渡したい場合もあるでしょう)はフィルターの演算子に「(=)カラム(列)と等しい」を設定して、必要なパラメーターのカラム(列)を選択することでパラメーターとフィルターをリンクすることができます。 

レポートにおけるパラメーターの使用

パラメーターの設定が完了したら、レポートを実行することができます。標準的なフィルターと違ってパラメーターにはデフォルト値が定義されているので、他にユーザープロンプトのフィルターが定義されていなければ、レポートは自動的に実行されます。 

パラメーター値は、テキストボックスまたはダイアルとスライダーのいずれかを使用して変更することができます。また、変更後に「→」ボタンをクリックすると、レポートは新しいパラメーター値を基に再実行されます。パラメーターは、特殊なタイプの入力フィールドです。パラメーターは、ユーザープロンプトの値を計算フィールドに渡す時や、複数のフィルターに対して、ひとつの入力フィールドを設定する時に使用されます。

パラメーターの特殊な使用方法のひとつとしては、「what if分析(仮説分析)」レポート内で使用できることです。これは、計算式内にパラメーターを使用した計算フィールドを作成することで機能します。例えば、製品費用フィールドがある場合は、予想販売数量をパラメーターとして、「パラメーター」×「製品費用」という、what if分析(仮説分析)の計算式を作成することができます。

パラメーターの作成

パラメーターフィールドは、ビュー作成時に作成しなければなりません。一般的なパラメーターを作成することができるので、ユーザー定義の計算フィールドやフィルターに使用することができます。

 

  1. 計算フィールドにパラメーターを追加するためには、パラメーターをフィルター項目にドラッグします。
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    a. パラメーターの「データタイプ」を選択します(ユーザーに設定してもらいたい値のタイプです)。パラメーターには、以下を使用することができます。
      i. 日付
      ii. 数値
      iii. タイムスタンプ
      iv. テキスト
    b. パラメーターの「デフォルト値」を設定します。この値は、レポート実行時に、ユーザーが値を設定するまで使用されます。
  2. パラメーターを使用する計算フィールドを作成します。
    フィルター画面で、書式設定をすることにより、パラメーターをどのように使用するのか定義することができます。

 

パラメーターの書式設定

パラメーターには、通常のフィルターとは異なる書式オプションがあります。しかし、書式オプションの変更プロセスは通常と同様です。パラメーターフィールドのタイプに応じて、異なるオプションが表示されます。

フィルターのように、表示名を変更することができるので、ユーザーにとってより親しみのある名称で表示することができます。入力スタイルに応じて、パラメーターに特化した書式オプションが3つあります。それは、「手入力」、「ダイアル」、「スライダー」です。

  1. 入力スタイルに「手入力」を選択すると、メニュー上のテキストボックスで、パラメーターにデフォルト値を設定することができます。
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  2. この場合、レポート表示画面で、パラメーターは以下のように表示されます。
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  3. 入力スタイルに「ダイアル」を選択すると、ダイアルの色、最小、最大、デフォルト値を設定することができます。
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  4. この場合、レポート表示画面にて、パラメーターは以下のように表示されます。
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  5. 入力スタイルに「スライダー」を選択すると、スライダーの色、最小、最大、デフォルト値を設定することができます。
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  6. この場合、レポート表示画面で、パラメーターは以下のように表示されます。
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数値パラメーター

数値パラメーターでは、以下の設定をすることができます。

  1. デフォルト値 – レポート実行時に使用される値
  2. 表示タイプ- 手入力、ダイアル、スライダーから入力タイプを選択することができます。ダイアルか、スライダーを選択した場合は、使用する色を選択することもでき(灰、黒、青)、これらの入力プロセスのための、最小値と最大値の設定をすることができます。

テキストパラメーター

テキストパラメーターでは、デフォルト値を設定することができます。これは、レポート実行時に使用される値です。

日付パラメーター

日付パラメーターでは、デフォルト値を設定することができます。これは、レポート実行時に使用される値です。

パラメーターとフィルターのリンク

パラメーターを、フィルター値の入力方法として使用したい場合(同様の値が要求される、ひとつ以上のフィルターに、単一の方法で値を入力したい場合)、フィルター演算子を「=)カラム(列)と等しい」と設定することで、これを実行することができます。必要なパラメーターのカラム(列)を選択してください。

レポートでパラメーターを使用する

パラメーターを定義したら、レポートを実行することができます。通常のフィルターとは異なり、パラメーターにはデフォルト値が設定されているため、ユーザープロンプトフィルターを定義していない場合、レポートは自動的に実行されます。

テキストボックス、ダイアル、スライダーを使用してパラメーター値を調整することができ、「実行」ボタンをクリックすることで、レポートが再実行され、新しい値が表示されます。