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初めてYellowfinを使用される場合は、利用可能なコアコンポーネントに精通するのが良いでしょう。下記に記載されているすべてのコンポーネントを、個人的には使用しないであろうとお考えかもしれませんが、それが何であるのかについて基礎を理解することは、どのようにしてYellowfinが機能しているのかを理解するうえで役立つでしょう。
コンポーネント | 説明 |
管理 | Yellowfinのコンテンツ、ユーザー、設定、セキュリティのすべては、管理エリアを通して管理されます。 |
データソース | こちらは、作成するレポートすべてにデータを提供する、データベースへの接続です。レポート作成に使用したい各データベースに対して、接続を作成する必要があります。 データソースは複数のビューを持つことができ、また多数のレポートのベースに使用することができます。 |
ビュー | データソース接続を作成したら、それをベースにしたビューを作成する必要があります。ビューは、データソースとレポートの間に存在するメタデータレイヤーであり、ユーザーがレポートを構築する際に必要なフィールドやロジックを定義します。 ビューは、複数のレポートのベースに使用することができます。 |
レポート | データソース接続とビューを定義したら、これらをベースにしてレポートを作成することができます。レポートは、フィールドと書式、グラフの組合せで構成されています。 レポートは、複数のダッシュボードタブやストーリーボードで使用することができます。 |
ダッシュボードタブ | いくつかのレポートを作成したら、コンシューマー向けに表示するために、ダッシュボードタブを作成することができます。ダッシュボードタブは、複数のレポートで構成することができ、ユーザーにとって読みやすく、理解しやすい方法で表現します。 |
ストーリーボード | ストーリーボードは、Yellowfin内で、レポートのすべての機能とテキストやイメージ、動画を組合せることができる、プレゼンテーションツールです。 |
タイムライン | タイムラインは、システム内で発生したイベントについて、ユーザー同士がお互いに対話することができるコラボレーティブなフィードです。 |
ストリーム | ディスカッションストリームは、特定のトピックや、それを見ている人のための、コラボレーティブなフィードです。各ストリームは、投稿で構成されており、これらの投稿には、レポート、ダッシュボードタブ、ストーリーボード、イメージ、スクリーンショットなどの、様々なコンテンツを含めることができます。 |
ユーザー | Yellowfinにログインするすべての人々がユーザーです。各ユーザーは、管理者によって定義されたセキュリティにより、使用できる機能や、コンテンツといった、Yellowfinに対して異なるアクセス権を持ちます。 |
タスク |
チュートリアルコンテンツ
上記で説明したYellowfinのコンポーネントを確認するために、様々なチュートリアルを利用することができます。各チュートリアルは、スキーチームと呼ばれる架空の企業をベースにした、サンプルトレーニングデータセットを使用して作成されています。スキーチームのデータベースと、Yellowfinのサンプルコンテンツは、インストールプロセスにおいて、チュートリアルコンテンツのオプションを選択することで利用することができます。(より詳細な情報は、上記で説明したYellowfinのコンポーネントを確認するために、様々なチュートリアルを利用することができます。各チュートリアルは、Ski Team(スキーチーム)と呼ばれる架空の企業をベースにした、サンプルトレーニングデータセットを使用して作成されています。Ski Team(スキーチーム)のデータベースと、Yellowfinのサンプルコンテンツは、インストールプロセスにおいて、チュートリアルコンテンツのオプションを選択することで利用することができます。(より詳細な情報は、こちらをご確認ください)
スキーチーム
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Ski Team(スキーチーム)
この架空のスキーの旅行会社は、世界各地でスキーツアーを取りまとめ、既存の顧客に販売をしています。Ski Team(スキーチーム)のデータベースには、開催するツアーや、参加した顧客、集客に関連したキャンペーンの詳細を含む、観光ビジネスのコアに関連する情報が含まれています。加えて、顧客への請求やツアーの利益率に関連した、ファイナンシャル情報も含まれています。
コアテーブル
スキーチームのサンプルコンテンツ内で使用されているメインのテーブルは、以下の通りです。
テーブル | 説明 |
Athlete Fact | こちらには、各顧客とその顧客のツアー参加に関する情報が含まれています。このデータベース内で、このファクトテーブルは一般的に、顧客ごと、参加したツアーごとに一つのレコードを持ちます。 |
Camp | こちらは、各ツアーの情報を含むディメンションテーブルです。例えば、ツアーの名前や地域が含まれます。 「Camp ID」が、このテーブルのキーになります。 |
Person | Personテーブルには、名前や住所の詳細といった、顧客の情報が含まれています。「Person ID」が、このテーブルのキーになります。 |
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