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概要

マルチ表示オプションでは、1つのマスターとなるレポートから複数のレポートをリンクさせることができます。以下にその一覧を示します: マルチ表示オプションを使用することで、単一のマスターレポートに基づき、複数のレポートをリンクさせることができます。これには、以下を含みます。

  • マルチ表示:同一レポート上に複数のレポートを表示します。ひとつのレポートに複数のレポートを表示します。
  • タブ型レポート:1つのマスターレポートに対し、タブを使用して複数のレポートを追加します。タブを使用することで、マスターレポートに複数のレポートを追加します。

この機能には、互いにデータの関連性はないもののユーザーにとって重要な複数のレポートを1つのページに表示できるという利点があります。こちらのオプションを使用する利点は、互いに関連性の無いデータだが、ユーザーにとっては重要な情報を含む複数のレポートを、ひとつのレポート上に表示できることです。

マルチ表示の作成

Wiki Markup
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  1. マルチ表示レポートを作成するには、「レポートオプション」の「分析」メニューで「マルチ表示」のチェックボックスをオンにします。マルチ表示レポートを作成するためには、分析スタイルで「マルチ表示」にチェックをいれます。
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  2. ページのトップのナビゲーションを使ってレポートビルダーの「関連レポート」ステップに進みます。次に、左側のレポート一覧パネルを使用して追加する子レポートを検索します。
  3. レポートを適切な「関連レポート」エリアにドラッグします。マルチ表示オプションを使用する際は、子レポートの位置と表示形式を「マルチ表示(タブ化)」、「マルチ表示(上)」、「マルチ表示(右)」、「マルチ表示(下)」から選択します。

タブ化の例

マルチ表示を設定する際は、「タブ化」オプションを選択できます。このオプションを選択すると、次の例のようにメインレポートで子レポートが独立したタブで表示されます。

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  1. 関連レポート」ステップに移動します。左側のレポート一覧パネルを使用して、追加する子レポートを検索します。
  2. 適切な関連レポートエリアへ、レポートをドラッグします。今回はマルチ表示オプションを使用しているので、子レポートを表示する位置と、表示タイプを、「マルチ表示(タブ表示)」、「マルチ表示(上)」、「マルチ表示(右)」、「マルチ表示(下)」から選択しなくてはいけません。

タブ表示の例

マルチ表示設定をする際に、「タブ表示」オプションを選択することができます。これはつまり、以下の例のように、子レポートがメインレポートとは別のタブ上に表示されることを意味しています。

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共有フィルター

メインレポートとマルチ表示レポートでユーザープロンプトフィルターを共有することができます。Yellowfinでは、レポートにユーザープロンプトフィルターを設定し、これをマルチ表示レポートと共有することができます。

  1. ユーザープロンプトフィルターを含めるリンク先のレポートを作成します。共有フィルターを設定するためには、使用したいユーザープロンプトフィルターを含めて、子レポートを作成します。
  2. 次にマスターレポートを作成し、上述の通りにマルチ表示を設定します。

    次にマスターレポートを作成し、上述のようにマルチ表示の設定をします。

  3. Yellowfinは、子レポートのリンクされたフィールドに対してユーザープロンプトが必要であると見なし、リンクレポートに対しマスターレポートと同じ制限をかけたり、マスターレポートに適用されたフィルターを共有したりすることが可能になります。Yellowfinは、子レポートにユーザープロンプトが必要なことを認識するので、リンクするフィールドデータの選択を促します。マルチ表示レポートを、マスターレポートに含まれるフィールドとリンクすることもできますし、マスターレポートとフィルターを共有することもできます。
  4. マスターと子レポートのフィールドのリンクにより、Yellowfinは双方のフィルターに正しいパラメーターをセットします。マスターレポートと子レポートのフィールドをリンクすることで、両方のレポートで正しいパラメーターを使用することができます。

子レポートの編集

あるレポートにより、リンク先に指定されているレポートを編集しようとすると、もし上位のレポートが必要としているフィールドを削除してしまうと、そのレポートの実行は失敗します。レポートに対する編集権を持たないユーザーにはこのエラーを回復できません。したがって上のような警告が出た場合には、関連するレポートに影響を与えないよう充分注意する必要があります。他のレポートの子レポートに使用されているレポートの編集をする時に、親レポートに必要なフィールドを削除すると、親レポートの実行は失敗します。ユーザーにレポート編集権限が無い場合、そのユーザーはエラーを改修することができません。そのため、関連するレポートに影響を与えないように、レポート編集時には細心の注意を払ってください。

書式オプション

「書式」メニューから「マルチ表示レポート」を選択し、その書式を編集することができます。マルチ表示レポートを組み込んだら、メニューにマルチ表示レポートが表示されます。これをクリックして、書式設定を適用するリンクレポートを選択します。メインレポートのメニューから、マルチ表示レポートの書式を設定することができます。関連レポートの設定すると、メニュー内に関連レポートの項目が表示されます。クリックをして、書式を適用する関連レポートを選択します。

オプション

説明

タイトルを表示

マルチ表示レポートからレポートタイトルを削除する場合は、このオプションをオフにします。この関連レポートのタイトルをページに表示するかを選択します。

説明を表示

マルチ表示レポートからレポートの説明を削除する場合は、このオプションをオフにします。この関連レポートの説明をページに表示するかを選択します。

上位に合わせる親に合わせる

マルチ表示レポートを拡張して親レポートに合わせる場合は、このオプションをオンにします。注意:このオプションは親レポートより小さい子レポートに対してのみ機能します。この関連レポートを親(上位)レポートと同じ幅にするかを選択します。これは、子レポートが親レポートよりも小さい場合に使用することができます。

境界線の幅

境界線の幅をピクセルに対して数値で設定します。

...

境界線の幅をピクセル単位で指定します。