...
| Table of Contents | ||
|---|---|---|
|
概要
レポートビルダーの「グラフ」ステップではマルチグラフ機能を利用できます。これによりユーザーは、1つのレポート結果セットから複数のグラフを作成できます。このグラフは、「表示」ステップで「マルチグラフのキャンバス」設定を行うことで、まとめて表示できます。
マルチグラフの利点は、データベースで実行されるクエリーが少なくなることです。従来は、レポートごとに、それを基にしたグラフを1つしか作成できませんでした。そのため、レポートの結果を違うタイプのグラフで表示して確認する場合、レポートを複数作成していました。マルチグラフを使用すれば、1つのデータベースクエリーで複数のタイプのグラフを表示できます。またマルチグラフでは、必要に応じて、ダッシュボード形式の表示をレポートレベルで作成することもできます。レポートビルダーのグラフステップには、マルチグラフ機能があり、ひとつのレポート結果セットに基づき、複数のグラフを作成するオプションを使用することができます。作成したグラフは、表示ステップで、マルチグラフキャンバスを使用することで、一緒に表示することができます。
マルチグラフを使用する利点は、データベースでのクエリ―実行を減らすことです。慣例的に各レポートは、ひとつのグラフしか表示することができませんでした。これはつまり、異なるビジュアライゼーションを検証したい場合は、複数のレポートを作成しなくてはいけなかったことを意味していました。マルチグラフを使用することで、単一のデータベースクエリ―で、複数のビジュアライゼーションを表示することができます。マルチグラフはまた、必要に応じて、レポートレベルでダッシュボードスタイルの表示を作成することができます。
マルチグラフの作成
マルチグラフの作成と書式設定は、1つのグラフの場合と同じです。唯一の違いは、ビルダーの下部にあるグラフ一覧を使用することです。
マルチグラフの作成や書式設定は、単一のグラフと同様です。唯一の違いは、レポートビルダーの下部にあるグラフ一覧を使用することです。
グラフの追加
1つのグラフレポートと同じプロセスを使用して最初のグラフを設定したら、「グラフ」ページ下部の「グラフのサムネイル」一覧の右側にある単一のグラフレポート作成と同様のプロセス使用して、グラフをひとつ作成したら、グラフページ下部のグラフサムネイル一覧右側にある「+（「グラフ追加」）ボタンをクリックします。」ボタンをクリックします。
空の「グラフ」ステップが表示され、2つ目のグラフを作成できるようになります。空のグラフステップが表示されるので、二つ目のグラフを作成することができます。
グラフの選択と編集
「グラフ」ステップで複数のグラフを作成したら、編集や書式の変更を加えるために、グラフ間を移動する必要があります。処理する別のグラフを選択するには、「グラフ」ステップ下部の「グラフのサムネイル」一覧で、そのグラフのサムネイルをクリックします。グラフステップで複数のグラフを作成したら、編集や書式変更をするために、各グラフ間を移動しなくてはいけません。作業するグラフを切りかえるためには、グラフステップ下部のグラフサムネイル一覧で、対象のグラフをクリックします。
グラフの削除
作成したグラフに間違いがあることに気付いた場合や、グラフが不要になった場合にグラフを削除するには、「グラフ」ステップ下部の「グラフのサムネイル」一覧で、そのグラフのサムネイルにマウスカーソルを重ねます。削除ボタンが表示されるので、これをクリックしてグラフを削除します。作成したグラフが間違っていたり、必要なくなったりした場合は、グラフステップ下部のグラフサムネイル一覧で、対象のグラフにマウスオーバーをすることで、これを削除することができます。削除ボタンが表示されるので、クリックをすることでグラフが削除されます。
クリックすると、グラフを削除するか尋ねる確認メッセージが表示されます。削除ボタンをクリックすると、グラフ削除を確認するメッセージが表示されます。
マルチグラフの使用
マルチグラフをまとめて表示するには、マルチグラフのキャンバスを使用します。これは、レポートビルダーの「表示」ステップにある設定です。
...
マルチグラフの使用方法
マルチグラフは、マルチグラフキャンバスを使用して、一緒に表示することができます。これは、レポートビルダーの表示ステップで設定されます。
より詳細な情報は、マルチグラフキャンバスを参照してください。
マルチグラフの制限
使用可能な機能
使用可能な対話型の機能は次の通りです：以下のインタラクション機能を使用することができます。
- シリーズ選択
- 単位選択
- マップズーム
使用できない機能
使用できない対話型の機能は次の通りです：以下のインタラクション機能は、使用することができません。
- タイムスライダー
- ブラッシング
...