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概要
レポートセクションを使用することで、大きく複雑な表を、理解しやすい書式に分割し、レポート閲覧者に読みやすい形にすることができます。
レポートセクションを使うことで、大きくて複雑な表を閲覧者にとってもっと読みやすい形式に分割することができます。セクションを適用した場合、関連するグラフは、各セクションのデータのみを分割して表示します。
レポートをセクションに分割すると、関連するグラフもそれぞれのセクションのデータに関するグラフに分割して表示されます。
Wiki Markup |
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セクションとは何か?
セクションとはその名の通り、表やクロス集計に使用されているデータを選択された値にしたがってグループ化することで、いくつかの部分に分割したものです。これを使うことで1つのディメンション(次元)に関わるすべての値の一覧が可能になるだけでなく、その小計を表示することができます(こちらの方が重要かも知れません)。以下にその例を示します。セクションとは、その名前に示す通り、表やクロス集計表のデータを、選択した値に関連するグループに分割して表示します。これにより、各ディメンション(次元)におけるすべてのデータを表示できるだけでなく、その小計も表示することができます。以下の例では、セクションを使用して、どのように表を分割するのかを示しています。
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セクションを使用する目的
以下の例で、上のレポートはカラム(列)ベースの表として表示されています。ユーザーはこのカラムの下に並ぶデータを理解しなければなりません。レポートがユーザーに会社ごとのデータを提示することを目的としているのであれば、データを複数のセクションに分けて、よりシンプルなレポートにすることが可能です。下のレポートが上のそれを分割したものです。以下の例で、上部のレポートはカラム(列)ベースの表を表示しています。ユーザーは、カラム(列)を読み解いて、レポートを解釈しなくてはいけません。このレポートが、ユーザーが会社の関係について、より理解を深めることを目的に作成されている場合、セクションを使用してデータを分割することで、同じデータをより簡単に解釈できるようになります。下部のレポートでは、セクションを適用することで、レポートが読みやすくなることを示しています。
レポートをセクションに分割することで、大規模なレポートをより小さな、理解しやすいものにすることができます。上の例でわかるように、それぞれのセクションは少なくとも1つの表と、1つのセクションセルが含まれます。レポートをセクションに分割することで、大きな表を小さく、より理解しやすい書式にすることができます。上記のように、各セクションには少なくともひとつの表と、ひとつのセクションセルを含める必要があります。
セクションの追加
単一のセクションブレーク
セクションの作成は、データフィールドあるいはカラム(列)フィールドからアイテムをドラッグするだけで行えます。このアイテムをセクションブレークと呼びます。
下の図では、「Athlete Region」をカラム(列)フィールドからレポートセクションにドラッグ&ドロップしています。これにより、レポートは「Athlete Region」が違ういくつかのセクションに分割されます。
注意:レポートブレークとして使用できるのはディメンション(次元)データに限ります。メトリック(数値)データは使用できません。メトリック(数値)データをレポートセクションに追加しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示されます。
セクションを作成するためには、レポートデータのフィールド一覧からアイテムをドラッグするか、レポート内の既存のカラム(列)を移動させます。
以下の例では、「Athlete Region」フィールドは、カラム(列)フィールドからレポートセクションボックスにドラッグされています。これにより、Athlete Regionごとに表を分割したレポートを表示します。
注意:レポートセクションには、ディメンション(次元)データしか追加することができません。セクションにメトリック(数値)データを使用することは、サポートされていません。そのため、セクション編集ボックスに、メトリック(数値)フィールドを追加しようとすると、以下のエラーが表示されます。
複数のセクションの追加
レポートセクションにはセクションブレークを必要なだけ追加できます。複数のセクションブレークが設定されると、それらは自動的にレベル分けされます。最初に追加されたブレークがレベル1、次がレベル2という具合です。このレベルはレポートセクション内で変更できます。表やクロス集計表には、必要なだけセクションを追加することができます。表やクロス集計表にひとつ以上のセクションを追加した場合、分割にはレベルが割り当てられます。最初に追加された分割をレベル1、次に追加された分割をレベル2、という具合です。このレベルは、レポートセクション編集ボックスから変更することができます。
ブレーク順の変更
レポートブレークの順番の変更は、「データ」ステップの「セクション」一覧でフィールドの順序を変更するだけで行えます。レポートの分割順序を変更するためには、データステップのセクション一覧で、フィールドの順序を変更します。
- 順番を変更するフィールドを選択します。順序を変更するフィールドを選択します。変更する順番の位置にそのアイテムをドラッグ&ドロップします。
- 一覧内の適切な箇所へ、対象のフィールドをドラッグ&ドロップします。
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セクション分割の削除
ブレークの削除はレポートセクションからそのアイテムを削除することで行います。セクション分割を削除するためには、セクション項目から対象のフィールドを排除します。
- 削除するセクションフィールドをクリックします。セクションから削除したいフィールドをクリックします。強調表示されたら、そのフィールドを、領域の外にドラッグ&ドロップします。
- 対象のフィールドを、セクション項目の枠外に移動します。
セクションとグラフ
レポートにグラフを表示している場合、セクションブレークはそのグラフも分割します。つまりセクションごとに複数のグラフが表示されることになります。レポートにグラフを作成し、セクションを適用した場合、グラフも同様に分割されます。そのため、セクションごとに分割されたグラフが生成されます。以下の例では、FemaleとMaleの両方のセクションにグラフが表示されています。
以下の例では、女性と男性のセクション両方に、分割されたグラフが表示されています。