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概要

クライアント組織構造を使用するために、Yellowfin管理者は最初にそれを有効化する必要があります。デフォルトでは無効化されているため、次の手順を実行する必要があります。クライアント組織構造を使用するためには、管理者により、その機能を有効化しなくてはいけません。デフォルトでは無効に設定されているため、以下の手順を実行して有効化します。

  1. 管理」>「システム構成」>「認証」を選択し、「マルチテナント機能」を有効にします。
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  2. 管理」>「ロール」の「システム管理」ロール権限セクションの下で必要なロール権限を有効にします。
    1. クライアント組織管理権 このオプションを選択するとユーザーはクライアント組織を設定および管理できます。
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作成

クライアント組織を作成するには、「管理」>「管理コンソール」>「クライアント組織」を選択する必要があります。

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...

  1. に移動し、「クライアント組織」項目で、「マルチテナント機能」を「On」にします。
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  2. 管理コンソールロールへ移動し、「システム管理」項目で、必要なロール権限を有効にします。
    1. クライアント組織管理権」を有効にすることで、ユーザーはクライアント組織の設定や管理をすることができます。
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作成

クライアント組織を作成するためには、管理コンソール管理クライアント組織に移動し、「追加」ボタンをクリックします。

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こちらから、以下の項目を定義します。

  1. 名前:クライアント組織の表示名です。
  2. クライアント参照ID:クライアント組織をユニークに識別するために使用されます。:クライアント組織を一意に識別するために使用されます。
  3. タイムゾーン:組織内で新しいデータソースとユーザーが作成されたときにデフォルトのタイムゾーンとして使用されます。:組織内で新しいデータソースや、ユーザーが作成された際に、デフォルトタイムゾーンとして使用されます。
  4. ユーザー:組織へのアクセス権を持つユーザーの一覧です。:組織へのアクセス権を付与するユーザーの一覧です。

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クライアント参照ID

クライアント組織はクライアント参照IDによって識別されます。これはクライアントが作成されたときに割り当てられる任意のテキスト識別子です。このIDはシステム全体を通じて組織をユニークに識別している必要があり、空白のままにすることはできません。デフォルトの組織はIDが最初は空白のためこの例外ですが、いつでも定義できます。

一般に、クライアント参照IDはクライアントを識別するために使用する内部でユニークなコードです。Yellowfinでは、このコードを使用して、ユーザーがどのクライアントにログインしているかに基づいてレポートをフィルターできます。IDと異なるクライアントの表示名も設定できます。クライアント組織は、「クライアント参照ID」により識別されます。これは、クライアント組織が作成される際に割り当てられる、一意のテキスト識別子です。このIDはシステム全体に渡り、組織を一意に識別できなくてはならず、空欄のままにすることはできません。デフォルト組織は例外であり、デフォルトでIDは空欄のままになっていますが、これはいつでも定義することができます。

一般的に、クライアント参照IDは、クライアント組織の識別に使用するために、組織内部で一意なコードを使用します。Yellowfinは、ユーザーがどの組織にログインしているのかに基づき、このコードを使用して、レポートにフィルターを適用することができます。クライアント組織の表示名も設定されていますが、IDとは異なります。

ユーザー

ユーザーをクライアント組織に追加するには、最初にプライマリレベルまたはクライアントレベルのいずれかでシステム内でユーザーを作成する必要があります。新しいユーザーが作成されると、自動的にそれらが作成された組織へのアクセス権が割り当てられます。クライアント組織が有効になる前にユーザーが作成された場合は、手動で1つ以上の組織にそのユーザーを追加する必要があります。Yellowfin内で作成された場合は、ユーザーにシステム内の任意の組織(プライマリまたはクライアント)へのアクセス権を割り当てることができます。クライアント組織にユーザーを追加するためには、デフォルト組織、またはクライアント組織のいずれかで、ユーザーを作成しておかなくてはいけません。新しいユーザーが作成されると、作成された組織に自動的に割り当てられます。クライアント組織機能を有効にする前に作成されたユーザーは、ひとつ以上の組織に手動で追加しなくてはいけません。Yellowfin内で作成された場合は、システム内の任意の組織(デフォルト組織、またはクライアント組織)へのアクセス権を割り当てられます。

グループ

ユーザーグループには、グループを含むクライアントへのログインアクセス権を持つユーザーのみが含まれます。たとえば、管理者がクライアント1のグループを作成した場合は、クライアント1のユーザーのみをグループに追加でき、クライアント2のユーザーは追加できません。ユーザーグループは、グループが含まれるクライアント組織へのログイン権限をもつユーザーのみを含めることができます。例えば、管理者が、クライアント1にグループを作成した場合、クライアント1のユーザーのみグループに追加することができ、クライアント2のユーザーは追加することができません。

アクセス

ユーザーは一度に1つの組織のみにログインできます。ログインプロセスの一部として、Yellowfinはユーザーがどの組織にアクセスしているかをチェックします。単一の組織へのアクセス権を持つ場合は、自動的にその組織にログインされます。ただし、複数の組織へのアクセス権を持つ場合は、組織を選択するように求められます。ユーザーが一度にログインできるのは、ひとつの組織のみです。ログインプロセスの一部として、Yellowfinは、ユーザーがどの組織へのログイン権限を付与されているのかを確認します。ユーザーがひとつの組織へのアクセス権のみ持つ場合は、自動的にその組織へログインしますが、複数の組織へのアクセス権も持つ場合は、ログインする組織の選択を促されます。

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注意:ユーザーにログインする組織を選択させたくないのであれば、カスタムログインページやWebサービスを利用することで、この選択画面を表示せずにログインさせることができます。ユーザーに指定した組織へログインをさせたい場合は、カスタムログインページや、webサービスを使用することで、この選択画面を表示させずにログインさせることができます。

コンテンツ

デフォルト組織で作成されたコンテンツはすべてのクライアントで共有されるため、特定のクライアントにログインしているユーザーはそのクライアントで作成されたすべてのコンテンツと、デフォルト組織で作成されたすべてのコンテンツを表示できます。デフォルト組織で作成されたコンテンツは、すべてのクライアント組織で共有されるため、特定の組織にログインをしているユーザーは、その組織で作成されたコンテンツと、デフォルト組織で作成されたコンテンツの、両方を参照することができます。

詳細については、より詳細な情報は、コンテンツ管理を参照してください。

デフォルト組織のコンテンツの保護

デフォルト組織内にあるコンテンツへのアクセス権限は、そのコンテンツが格納されているコンテンツカテゴリーを保護することで、クライアント組織のユーザーグループに基づいて割り当てることができます。クライアント組織のユーザーグループに基づき、コンテンツが保存されているフォルダーにセキュリティを設定することで、デフォルト組織のコンテンツに、アクセス権限を割り当てることができます。

詳細については、より詳細な情報は、デフォルト組織のコンテンツセキュリティを参照してください。

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システム構成オプション

「管理」の「管理者は、管理コンソールの「システム構成」と「」や、「レポートスタイル」ページを使用して、Yellowfin管理者は機能、システムパラメーターおよびデフォルトスタイル設定に影響するオプションを設定できます。クライアント組織が作成されると、これらのすべての設定がデフォルト組織からコピーされます。その後、管理者はクライアント組織にログインして、クライアントの設定をカスタマイズできます。これによってクライアントごとに異なる地域依存設定、インテグレーションオプション、スタイルを指定できます。」ページから、機能やシステムパラメーター、デフォルトスタイル設定に影響するオプションを設定することができます。クライアント組織が作成された場合、これらの設定のすべてがデフォルト組織からコピーされます。管理者は、クライアント組織にログインをすることで、これらの設定をクライアント組織に合わせてカスタマイズすることができます。これにより、クライアント組織ごとに、異なる地域設定、統合オプション、スタイルを設定することができます。

注意:一部のシステム構成オプションはデフォルト組織にのみ適用可能で、クライアントへのログイン時には表示されません。システム構成オプションのいくつかは、デフォルト組織でのみ利用可能であり、クライアント組織にログインした際には表示されません。

複数のクライアント組織を作成した後に、デフォルト組織のシステム構成の設定を変更すると、必要に応じてクライアント組織にも適用することができます。管理者は変更を適用するクライアントを定義するように求められます(下図参照)。複数のクライアント組織を作成した場合、デフォルト組織のシステム構成設定への変更を、必要に応じて、クライアント組織にも適用することができます。管理者は、変更を適用する組織の定義を促されます(以下を参照してください)。

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現在のクライアント組織の表示

ユーザーが異なるクライアント組織へのアクセス権を持ち、定期的にそれらのクライアント組織間で移動している場合は、ユーザーが現在ログインしているクライアントを表示すると役立ちます。この表示を有効にするには、「システム構成」>「ページの書式」を選択し、「クライアントを表示」オプションを「Yes」に設定します。現在のユーザーの名前とロールを表示するオプションもあります。

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その後、これらの項目は次に示すように標準のYellowfinヘッダーに表示されます。

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 異なるクライアント組織へのアクセス権を持ち、定期的にそれらの間を移動するユーザーがいる場合、現在ユーザーがログインをしているクライアント組織を表示すると便利です。こちらの表示を有効にするためには、システム構成インテグレーションへ移動し、「ページヘッダー」の項目で、「クライアント」を「On」にします。現在のユーザー名や、ロールを表示するオプションもあります。

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これらのアイテムは、以下のように、標準的なYellowfinのヘッダーに表示されます。

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