Page Comparison

Anchor

	top
	top

Table of Contents

class	contents

概要

計算フィールドを使用して、フィールドに対する基本的な計算を行うことができます。
注意：レポートビルダーで作成した計算フィールドは、複数のレポートで共有することはできません。そのレポートに固有のものです。複数のレポートで共有する一連の計算フィールドを作成する場合は、以下のいずれかを実行することができます：

管理者に要請してビューに対して計算フィールドを定義してもらう。
コピー機能を使って計算フィールドを含むテンプレートレポートをコピーし、これをひな形として別のレポートを作成する。

なぜ計算フィールドを使うのか？

ビューを設計する際、管理者がユーザーによるレポート作成に必要と思われるすべての変数を用意してくれるとは限りません。ビューの目的はユーザーがレポートを作成するのに充分で、かつそれらに基づいてより複雑な集計を行うことができるだけのフィールドを提供することです。

シンプル式

シンプル式を使用すると、式ビルダーインターフェースのボタンを使用して、計算式を作成することができます。これらは非常にシンプルな加算または乗算からCaseステートメントまで、多岐にわたる場合があります。

Expand

title	クリックして説明を表示します。

レポートビルダーの「データ」ステップで、フィールド一覧の下部にある「＋」ボタンをクリックします。
Image Removed
「計算フィールド」ウインドウが表示されます。以下のことを定義する必要があります：
1. 「計算フィールド名」ボックスで、式の名前を指定します。この名前は、表やグラフの表示でフィールド名として使用されます。
2. 「式のタイプ」ドロップダウンリストから、「シンプル」を選択します。.
3. 式のボタンやフィールドドロップダウンリストを使用して、計算式に要素を追加します。ウインドウの計算領域に直接入力することはできず、ボタンを使用して、式のそれぞれの部分を追加する必要があります。Yellowfinは式として成り立たない変数や演算子の組み合わせを許しません。そのため、その局面で選択できない要素を以下の図のようにグレイ（灰色）で表示します。
  注意：計算式を入力する場合は、後述する「フリーハンドSQL 」オプションの使用が必要なことがあります。
  Image Removed
終了したら、「テスト」ボタンをクリックして、計算式に欠落している要素がないことを確認します。
Image Removed
「保存」をクリックして計算式を完成します。「データ」ステップのフィールド一覧の下部にある計算フィールドと呼ばれるフォルダーに、計算式が表示されるようになります。
Image Removed

定義された式

定義された式を使用して、式のルールが管理者によって定義されたものかシステムデフォルトかに関係なく、レポートに式のルールに基づいて計算式を追加することができます。

Expand

title	クリックして説明を表示します。

レポートビルダーの「データ」ステップで、フィールド一覧の下部にある「＋」ボタンをクリックします。
Image Removed
「計算フィールド」ウインドウが表示されます。以下のことを定義する必要があります：
1. 「計算フィールド名」ボックスで、式の名前を指定します。この名前は、表やグラフの表示でフィールド名として使用されます。
2. 「式のタイプ」ドロップダウンリストから、「定義済み」を選択します。
3. 適用する式を選択します（データの供給元であるデータベースのタイプによって、選択は異なります）。
  Image Removed
4. 計算式を完成させるためのオプションが表示されます。各パラメーターをクリックして定義します。
  Image Removed
5. 表示されているオプションのいずれかを使用して値を指定します。表示されるオプションは、必要な値のタイプによって異なります。
  Image Removed
「保存」をクリックして計算式を完成します。
Image Removed
「データ」ステップのフィールド一覧の下部にある計算フィールドと呼ばれるフォルダーに、計算式が表示されるようになります。
Image Removed

フリーハンドSQL

SQLに関するスキルがあれば、SQLエディター（フリーハンドSQL）を使用して直接SQLステートメントを記述することができます。「式」タブを選択してください。SQLエディター（フリーハンドSQL）が開きます。
登録するSQLをフィールドに記述してください。

Expand

title	クリックして説明を表示します。

レポートビルダーの「データ」ステップで、フィールド一覧の下部にある「＋」ボタンをクリックします。
Image Removed
「計算フィールド」ウインドウが表示されます。以下のことを定義する必要があります：
1. 「計算フィールド名」ボックスで、式の名前を指定します。この名前は、表やグラフの表示でフィールド名として使用されます。
2. 「式のタイプ」ドロップダウンリストから、「フリーハンドSQL」を選択します。
3. フィールドにデータを投入するために使用するSQLを入力します。
  注意：フリーハンドSQLビルダーの要件は以下のとおりです：
  1. SELECT命令の中身を記述します。SELECTキーワード、FROM節、またはWHERE節は使用できません。
  2. 参照するカラムがビュー内に存在していること。
  3. 集計関数（AVG、MIN、MAX、SUM、およびCOUNT）は使用不可。
    Image Removed
終了したら、「テスト」ボタンをクリックして、計算式に欠落している要素がないことを確認します。
Image Removed
「保存」をクリックして計算式を完成します。「データ」ステップのフィールド一覧の下部にある計算フィールドと呼ばれるフォルダーに、計算式が表示されるようになります。
Image Removed