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Table of Contents
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概要

KPIタブは特別なダッシュボードタブであり、レポートをKPIメトリック(数値)形式で表示します。これにより企業は、目標を容易に理解できるようになり、特にビジネスの進むべく方向を把握することができます。重要業績指標(KPI)の分析により、ビジネスの現在の状況を評価することができます。

KPIタブは、標準ダッシュボードタブとは異なり、タブ上のレポートは、事前に定義された目標に対して、定期的なタスクとして実行されます。実行結果には、以下を含みます。

  1. 現在の状況
  2. レポート傾向の推移

  3. 実績対目標値と差異
  4. 最終実行日時(以下のように表示されます)

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こちらのタブを使用する利点は、以下の通りです。

  1. データを容易に解釈することができます。ユーザーは、どのビジネスが目標を達成しているか、またはしていないかを識別することができます。
  2. 複数のメトリック(数値)をひとつのタブに表示することで、素早くアクセスすることができます。
  3. レポートに傾向を表示することで、ユーザーは、現状を理解するだけでなく、データが進む方向も把握することができます。

より参照な情報は、 KPI タブのチュートリアルを参照してください。

KPIタブの作成

  1. KPIタブの作成は、標準タブの作成とほぼ同様です。メインのナビゲーションバーで「作成」をクリックし、ダッシュボードタブKPIタブを選択します。
  2. 左側のレポート一覧から、タブに追加するレポートを検索し、ポートレットに追加します。

より詳細な情報は、/wiki/spaces/yfcurrent/pages/1900689、またはダッシュボードを参照してください。

KPIタブの使用

KPIタブでは、重要業績指標の現状と傾向を、素早く把握することができます。

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ステータス

目標値に対する現在のステータスが、アイコンとして表示されます。

メニュー

メニュードロップダウンを使用して、KPIレポートを管理することができます。こちらからKPIレポートの表示、印刷、エクスポートをすることができます。

タイトル

KPIメトリック(数値)のタイトルです。詳細を表示するためには、ハイパーリンクをクリックします。

傾向

傾向は、KPIレポートの現在のバージョンを、以前のバージョンと比較し、傾向の変化、傾向の方向、傾向の良否を示します。

実績

レポートに返された、メトリック(数値)の現在の値です。

目標値

KPIメトリック(数値)に設定された目標値です。

差異

実績と目標値の差異です。

目標値に対する百分率(%)

弾丸図により、パフォーマンスを可視化し、すべてのメトリック(数値)を対等に比較することができます。

最終実行

KPIタスクが実行された最終日時です。


 フィルターを使用することで、ダッシュボード上のレポートに、一連の値でフィルターを適用できます。例えば、地域フィルターを適用することで、同じダッシュボード上で、地域に特化したデータを使用できます。Yellowfinでは、単一のフィルターと、フィルターグループを使用できます。

ダッシュボード上でフィルターを機能させるためには、レポートにユーザープロンプトフィルターを追加しなくてはいけません。これらのフィルターは、レフトサイドナビゲーションのフィルターパネルから使用できます。ただし、フィルターウィジェットは、グローバルコンテンツコンテナーや、ダッシュボードキャンバスの任意の箇所にフィルターを追加するために使用することもできます。



フィルターウィジェット

フィルターは、フィルターウィジェットを通してダッシュボードに追加します。ダッシュボードの左側からフィルターボタンをクリックすることで、フィルターウィジェットにアクセスします。

次のタイプのフィルターウィジェットを利用できます。

  • 垂直方向のフィルター一覧:垂直方向に配置されたレイアウトで、ダッシュボードにフィルターを表示します。Image Added



レフトサイドナビゲーションフィルター

レフトサイドナビゲーションフィルターを使用することで、ウィジェットを使用することなく、ダッシュボードにフィルターに追加することができます。これにより、フィルターをダッシュボード上に永続的に表示するのではなく、スライドアウトパネルに表示する別のスタイルを提供します。

ダッシュボードに直接追加するフィルターの一覧にアクセスするには、画面左側の上部にある「フィルター」ボタンをクリックします。

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このレフトサイドナビゲーションフィルターボタンを確認するには、ダッシュボードプロパティパネルで「レフトフィルター」のトグルを有効にしなくてはいけない点に注意してください。

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グローバルフィルター

フィルターウィジェットは、コンテンツコンテナーの左、または右側(例:ダッシュボードキャンバス、またはレイアウトタブのいずれかのサイド)、またはキャンバスタブ内(例:中央の項目)に追加することができます。

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サイドコンテンツコンテナーに追加されたフィルターは、「グローバルフィルター」として認識され、すべてのサブタブに表示されます。ただし、対応するそれぞれの「グローバル」設定を無効にすることで、全体に表示することなく、フィルターをサイドコンテナーへ追加することもできます。

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キャンバスに追加されたフィルターウィジェットは(例:中央の項目)、そのサブタブにのみ表示されます。

注意:これは、フィルター機能そのものには影響せず、ダッシュボード上でリンクされたすべてのフィルターは、どのサブタブ、またはサイドコンテンツコンテナーに追加されたのかに関わらず、引き続き全体で機能します。これは、リンクされたレポートが、フィルターの選択に応じて更新されることを意味します。


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フィルターパネル



フィルターウィジェットからフィルターパネルに、単一のフィルターやフィルターグループを追加できます(追加方法については、こちらのチュートリアルを参照してください)。追加されたフィルターはパネルに表示され、ダッシュボード構築者およびエンドユーザーは、ダッシュボード上でこれを利用することができます。

以下のダイアグラムおよび表は、フィルターパネルの基礎的な理解を示しています。

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番号機能説明
1フィルターパネルのドラッグこちらのアイコンをクリックし、ドラッグすることで、フィルターパネルを移動します。
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フィルタープロパティパネル

こちらのボタンは、フィルタープロパティパネルを表示します。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
3フィルターパネルの削除こちらのボタンをクリックして、フィルターパネルを削除します。
4フィルターリンクこちらのボタンから、すべての、または複数のフィルターのリンクを手動で設定します(個別のフィルターをリンクするために、個別のオプションを使用できます)。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
5フィルターこちらのボタンから、フィルターパネルにユーザープロンプトレポートフィルターを追加します。個別のフィルターや、フィルターグループを追加できるオプションも含まれています。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
6メニューオプション

こちらのメニューオプションをクリックすることで、フィルターパネル上でアクションを実行します。選択肢は、以下の通りです。

  • 閉じる:こちらのオプションは、フィルターパネルを縮小して、レポートの表示に割り当てるスペースを最大化します。レフトサイドナビゲーションフィルターボタンをクリックすることで、いつでもフィルターにアクセスすることができます。
7フィルターこちらのパネルに追加されたフィルターです。トグルを使用してフィルター値、または「すべて」を選択します(以下を参照してください)。
8すべて選択一覧内のすべてのフィルターを選択します。こちらは、一覧がある場合にのみ表示されます。
9フィルターの順序変更アイコンを使用して、フィルターの順序を変更します。
10個別のフィルターメニュー

選択したフィルターのメニューを表示します。選択肢は、以下の通りです。

  • リンク先:ダッシュボード上の別のレポートへ、個別のフィルターのリンクを手動で作成します。
11ダッシュボードフィルターブックマークフィルターを適用したダッシュボードをブックマークしたり、保存されたブックマークを適用します。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
12キャッシュされたフィルターの更新こちらのボタンから、キャッシュされたフィルターの値を更新します。こちらのボタンは、フィルターにキャッシュされた値が含まれる場合にのみ表示されます。
13フィルターリセット選択したフィルター値を削除して、フィルターをデフォルト値へリセットするか、何も選択していない状態へ戻します。
14適用選択したフィルター値を適用します。
注意:11,12,13,14で、フィルターコントロールを構成しています。これらは、ダッシュボードユーザーの使用のために、常にフィルターパネルの最後に表示されます。




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フィルターウィジェットの使用方法

こちらのチュートリアルでは、フィルターウィジェットを使用して、ダッシュボードにフィルターを追加する方法を紹介します。開始する前に、ユーザープロンプトフィルターを含むレポートをダッシュボードに追加します。


  1. ダッシュボードビルダーの「フィルター」アイコンをクリックし、「フィルターウィジェット」一覧を表示します。

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  2. 次に、ダッシュボード上のフィルターを表示したい位置へ、フィルターウィジェットをドラッグします。これには、ダッシュボードキャンバスの任意の箇所や、(グローバルフィルター一覧に必須の)任意のグローバルコンテンツコンテナーも含まれます。
  3. ドロップした位置にフィルターパネルが表示されます(注意:フィルターパネルの概要については、こちらをクリックしてください)。
  4. + フィルター」ボタンをクリックして、こちらのパネルにレポートフィルターを追加します。

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  5. 「フィルター」を選択して個別のフィルターを追加するか(複数追加することも可能)、「フィルターグループ」を選択してフィルターグループを追加します(今回の例では、フィルターを選択します)。
  6. 利用可能なレポートフィルターを表示するポップアップが表示されます。任意のレポートから、追加するフィルターを選択することができます。注意:ポップアップに表示されるフィルターは、最初にダッシュボードのサブタブ、次にタブ内のレポートに基づき分類されます。注意2:フィルターを含むレポートがなければ、ポップアップに次の通知が表示されます。「レポートを追加」リンクをクリックすることで、左側にレポートタブが開きます。

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  7. ひとつ以上のフィルターのチェックボックスにチェックを入れて、追加するフィルターを選択します。または、「すべて選択」トグルを有効にすることで、ポップアップ内のすべてのフィルターを選択します。「すべてクリア」を選択することで、これを解除できます。

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  8. ポップアップの下部にある「フィルター追加」ボタンをクリックして、フィルターを追加します。

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  9. 以下の例に示すように、ダッシュボード上のフィルターパネルに、追加したフィルターが表示されます。

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フィルターのプロパティ


フィルタープロパティパネルでは、次の設定をすることができます。


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プロパティの名前説明
名前フィルターの名前です。これは、編集することができます。この名前はダッシュボードのコードモードに表示されるので、フィルターコードを簡単に編集できます。
高さ

フィルターの高さをピクセル単位で設定します。

グローバル

こちらのトグルを有効にして、フィルター一覧をグローバルで利用可能にします。グローバルフィルターは、ダッシュボード上のすべてのサブタブに表示されます。そのため、無効にすることで、こちらのフィルターは、特定のサブタブでのみ利用可能になります。

これは左、または右側のコンテナーフィルターでのみ機能し、ダッシュボードコンテンツエリアに追加したフィルターでは機能しないことに注意してください。

水平方向こちらを有効にすることで、フィルターを水平方向に揃えて表示します。デフォルトでは、フィルターは垂直方向に揃えて表示されます。
リセットリンクの非表示フィルターリセットオプションを非表示にします。
コントロールパネルの非表示エンドユーザーに、フィルターパネル上のコントロールボタンを非表示にします。これには、ブックマーク、リセット、適用ボタンが含まれます。ダッシュボードユーザーは、これらのフィルター機能を利用できなくなります。




関連項目

  • フィルターリンク
  • ダッシュボードフィルターブックマーク