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h2. データソース詳細
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詳細セクションは、ユーザーが適切なソースとレポートのためのビューを選択するのを補助するメタデータを含んでいます。
# ソースの表示名と説明を入力してください。これはエンドユーザーがレポートを作成するためにデータベースを選択する際に表示されます。
# レコード制限値を指定して、ソースに対するクエリーの最大サイズを制限することができます。図のように「制限なし」を指定することも可能です。
# データベースを「書き込み可」にすると、このソースを使ってキャッシュのデータやインポートしたcsvデータを保存できます。
# ソースを「書き込み可」に設定した場合、ソースをcsvのインポートのデフォルトストレージにすることができます。
# ソースのためにタイムゾーンを設定します。この設定はユーザーがソースシステムと異なるタイムゾーンにいる場合に、スケジュールやブロードキャストを管理するために使われます。
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h2. セキュリティ
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セキュリティセクションでは、接続へのアクセスの制限、ソースフィルターの適用、そしてブロードキャストの許可を設定することができます。
# アクセスレベルでは「制限なし」、「セキュアー」のいずれかを選択します。「セキュアー」を選ぶと、接続ウイザードにステップが1つ追加されます。
# 許可は、ソースに対するアクションの可否を設定します。具体的にはユーザーにこのソースから作成したレポートのブロードキャストを許可するか否か、そしてこのソースから作成されたレポートの購読を許可するか否かを設定することができます。
# ソースフィルターは、ソースに含まれるデータに基づくフィルターの作成を許可するかどうかの設定です。
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bq. 詳細については、 [ソースセキュリティ|ソースセキュリティ] および [ソースアクセスフィルター|Source Access Filtersソースアクセスフィルター] を参照してください。

h2. 接続
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接続セクションは必須の項目です。接続パラメーターは、Yellowfinがどのようにデータベースにアクセスするのかを定義します。
# 接続方法を選択します。通常これはJDBCです。
{color:#c00000}{*}注意:*{color}AccessあるいはLotus Notesのようないくつかのデータベースは、ODBC接続を必要とします。標準SQLに準拠していないデータベースをお使いになる場合には、そのデータベースのドキュメントを参照してください。
# 一覧からデータベースを選択します。使用しているデータベースを選択することも、一覧から「一般JDBC/ODBCデータソース」を選択することもできます。接続文字の最後にパラメーターを追加しない限り、一覧からは使用しているデータベースを選択することをお勧めします。一般オプションで行えます。
# 一般以外のオプションを選択する場合は、ホスト、ポート、データベース名、ユーザー名、パスワードなどの必須オプションを入力してから、後述の「接続管理」のセクションに進んでください。それ以外の場合は、この手順を続行します。
# お使いになるデータベースに適合するドライバーを選択してください。
{color:#cc0000}{*}注意:*{color} 適合するドライバーが選択肢にない場合には:
## JDBCドライバーを _yellowfin\appserver\webapps\root\web-inf\lib_ ディレクトリにコピーする必要があります。
## Yellowfinを再起動します。
## DB名がYellowfinの一覧にない場合は、次の場所にあるweb.xmlファイルを編集する必要があります: _yellowfin\appserver\webapps\root\web-inf_
## ファイル内で {{<param-name>JDBCDrivers</param-name>}} を見つけて、使用しているドライバーを一覧に追加します。例:
{code:xml}<param-name>JDBCDrivers</param-name>
      <param-value>
         com.ddtek.jdbc.openedge.OpenEdgeDriver, <!-- New driver added to list -->
{code}
## 変更内容を保存し、Yellowfinを再起動します。
## これで「*一般JDBCデータソース*」オプションを使用してドライバーを検索できます。
# データベースのURLを以下の書式で入力してください。
{{jdbc:<db driver string>://<host>:<port>/<database>}}
<db driver string>の場所にはデータベースのためのドライバーを指定します。以下、<host>にはホスト名かIPアドレス、<port>はデータベースが使用するTCP/IPポート、<database>の場所には接続しようとするデータベースをそれぞれ指定してください。
# データベースにアクセスするためのYellowfinのユーザー名とパスワードを入力します。パスワードは保存の際に暗号化されます。
# スキーマを選択します。スキーマはデータベースに含まれるテーブルを分割するために内部的に使われます。ユーザーに適切なスキーマを選んでください。
# 接続をテストするために、「ここをクリックし、接続テスト」をクリックしてください。接続に成功すると「接続成功」のメッセージが表示されます。選択したデータベーススキーマを使用するテーブルの一覧も表示されます。
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h2. インメモリ(Columnar)DB接続のパラメーター
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インメモリデータベースの接続設定には変数がないので、データベース一覧から「Columnar DB」を選択するだけです
# この接続ではユーザー名やパスワードを設定する必要はないので、フィールドは空白のままにしてください。
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# 接続をテストするために、「ここをクリックし、接続テスト」をクリックしてください。ユーザー名が設定されていないことを伝えるポップアップメッセージが表示されますが、「OK」をクリックします。接続に成功すると「接続成功」のメッセージが表示されます。
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# これで、ビューのキャッシュ先としてソースを使用できるようになります。


bq. インメモリDBおよびそれが現在の環境に適しているかどうかの詳細については、次のYellowfinフォーラムの投稿を参照してください:

[http://www.yellowfinbi.com/YFForum-How-does-the-In-Memory-DB-work-and-will-it-make-my-reports-run-faster-?thread=108180]

h2. データベース特有のURL形式
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データベースプラットフォームには、それぞれに特定の接続文字パラメーターがあります。お使いのデータベースのURLを完成させるためガイドラインとして下の表をお使いください。記載されているポート番号は、それぞれのデータベースの初期値です。うまく接続できない場合には、実際にそのデータベースが使っているポートを確認してください。

|| 名前 || URL書式 ||
| DB2 UDB | jdbc:db2://<host>:<port446>/<database> |
| HSQLDB server | jdbc:hsqldb:hsql://<host>:<port9001>/<database> |
| HSQLDB embedded | jdbc:hsqldb:<database> |
| IBM AS/400 | jdbc:as400://<host>naming=sql;errors=full |
| Informix | jdbc:informix-sqli://<host>:<port1533>/<database>:informixserver=<dbservername> |
| JDataStore | jdbc:borland:dslocal:<file> |
| JDBC/ODBC Bridge | jdbc:odbc:<datasource> |
| MySQL | jdbc:mysql://<host>:<port3306>/<database> |
| Oracle Thin | jdbc:oracle:thin:@<host>:<port1521>:<sid> |
| Oracle OCI | jdbc:oracle:oci:@<host>:<port1521>:<sid> |
| PostgreSQL | jdbc:postgresql://<host>:<port5432>/<database> |
| Progress | jdbc:jdbcProgress:T:<host>:<port2055>:<database> |
| SQL Server (jTDS) | jdbc:jtds:sqlserver://<host>:<port1433>;DatabaseName=<database> |
| Sybase ASE (JConnect) | jdbc:sybase:Tds:<host>:<port2048>/<database> |
| Sybase ASA (JConnect) | jdbc:sybase:Tds:<host>:<port2638>/<database> |
| Yellowfin In-Memory | jdbc:columnar://localhost |


h2. ODBC接続:JDBCとODBC間のブリッジ
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Lotus NotesやMS AccessのようなネイティブのJDBCドライバーを持たないデータベースにYellowfinを接続する場合には、JDBC-ODBCコネクタを使わなければなりません。接続方法にはJDBCを選択しておき、ドライバーにODBCソースへのブリッジを指定します。

標準のJava Runtime環境にはSun JDBC-ODBCドライバーが含まれています。このドライバーは、JDBC接続に対し、既存のODBCソースへの接続を許します。すべてのケースでネイティブなJDBCドライバーによるデータベース接続の方がより信頼できますが、JDBCドライバーが存在しないソースデータベースを使う場合には、これが現実的代案と言えるでしょう。

「接続の詳細」画面でSun JDBC-ODBCドライバーを選択するにはドロップダウンメニューを表示させて「sun.jdbc.odbc.jdbcodbcDriver」を選びます。

このドライバーのためのシンタックスは以下のようになります:
{{jdbc:odbc:<data-source-name>\[ ;<attribute>=<value>\]}}
<data-source-name>の位置にODBCデータソース名が入り、データソースに特有の属性がある場合にはこれに続く部分に指定します。

Sun JDBC-ODBCドライバーの詳細については以下を参照してください: [http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/jdbc/getstart/bridge.doc.html]

{color:#c00000}{*}注意:*{color} 使用するデータベースのために最適化されたサードパーティ製のJDBC-ODBCブリッジを使うことも可能です。その詳細についてはインストールマニュアルをご覧ください。


h2. 接続管理
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接続管理セクションでは、データソースへの接続を最適化するためのメカニズムについて設定します。
# 最小接続数、最大接続数を指定します。これらは、接続プールに含まれる接続の数を規定します。
たとえば最高5つの接続があり、5人のユーザーが同時に非常に大きなレポートを作成している場合、これらのレポートが処理を完了するまで他のユーザーはソースにアクセスすることができません。
Yellowfinは最小接続数を自動的に作成し、また最大接続数を必要に応じて拡張します。ここで接続数をセットすることで、管理者はシステムリソースを最適化することができます。
# 更新時間は、データベースとの接続が更新されるまでの時間です。
ソース接続は、設定された時間が経つとリフレッシュされます。これは接続の失効や、ユーザーがもう使わない接続が放置されるのを防ぎます。
# タイムアウトは、SQLによる問い合わせの応答を待つ時間です。このソースに対するクエリーが大きくなりそうな場合には、このフィールドに十分な秒数を指定する必要があります。
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h2. 接続の可用性
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ソースデータベースから切り離すことで、接続を利用不可に設定できます。ソースデータベースのDBAがそれにアクセスしているすべての接続のクローズを要求するような場合に有用です。「可用性」で「使用不可に設定」を選択してください。

{color:#c00000}{*}注意:*{color} 接続が閉じられている間、ユーザーはビューの編集や追加だけでなくそのソースを使用したレポートの実行もできません。


h2. OLAPソース接続
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OLAPソース接続は、標準的なJDBC接続と異なります。
接続方法にXMLA OLAPを選んでください。それぞれのOLAPソースの詳細についてはOLAPの接続ドキュメンテーションを参照してください。

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h2. 特定のデータベース接続に関する設定
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いくつかのデータベースではJDBC接続のために特定の設定を必要としますが、それらについては、このガイドの説明の範囲外です。Access、Progress、Lotus Notesなどの特定のデータベースの情報については、フォーラム( ([http://www.yellowfinbi.com/YFForum.i4]) を参照してください。
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