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概要

式ビルダーは、フィールドに設定される関数の定義を支援します。作成された計算フィールドは、レポート上で通常のフィールドと同じように使用可能です。定義された関数は集計を含むすべてのフィールドに適用可能ですが、SQLを使用した計算フィールドに対してだけは適用できません。初めに、結果として得る値に必要なフィールドのタイプを判断し、メトリック(数値)またはディメンション(次元)を選択する必要があります。

メトリック(数値)

この計算は、数値を返します。また、小数点以下桁数、接頭文字、接尾文字、およびデフォルト集約など、標準的なメトリック書式設定オプションを使用できます。

ディメンション(次元)

この計算方法では、ドリルダウン階層への組み込みなど、すべての標準的なディメンション書式設定および機能を使用できます。

計算の作成

  1. 適切な式ビルダーフィールドタイプ(メトリックまたはディメンション)にドラッグして、フィールドカテゴリーに割り当てます。
  2. 「式」タブに移動します。
  3. 式ビルダーを使って、このカラムが返す関数を作成することができます。作成にあたっては、以下の図のようにハイライトされたボタンが使用できます。
    Image Added
  4. 「ここをクリックし、この式をテスト」をクリックして、関数をチェックすることができます。
  5. 保存して有効化します。

Caseステートメント

Caseステートメントを使えば、より複雑な関数を作ることができます。Caseステートメントを使用して、ビジネスロジックに基づく新しい値をカラム内に作成できます。たとえば、年齢が20歳未満の場合に、「Young」と表示することができます。

Caseステートメントの構造

Caseステートメントについて精通していない場合、次の基本構造を参考にしてください:

Code Block
languageerlang
CASE
	WHEN this is true THEN return this
	WHEN this is true THEN return this
	WHEN this is true THEN return this
	...
	ELSE return this
END
{code}

大文字の項目は、すべてCaseステートメントの要素です。

|| 要素 || 説明 ||
| *CASE* | 計算は、必ずCASE要素で開始されます。式を作成する前に、この要素を追加していることを確認してください。この要素を追加しないと、その他の要素を使用できません。 |
| *WHEN* | Caseステートメントでは、必要な数だけWHEN要素を使用できますが、これらは必ずELSE要素の前に配置する必要があります。WHENは、条件の定義に使用します。たとえば次のように指定します:\\
 {{WHEN AthleteAge < 21}}\\
 これは、AthleteAgeの値が21未満のすべてのロウを特定します。WHENコンポーネントには、必ずTHENが付随し、これにより条件が満たされた場合にYellowfinが返す値が指示されます。 |
| *THEN* | WHEN要素と連動し、条件が満たされた場合にYellowfinが返す値を指示します。例:\\
 {{WHEN AthelteAge < 21 THEN 'Young'}}\\
 これは、AthleteAgeフィールドの値が21未満の場合、計算にはテキスト「Young」が返されることを意味しています。 |
| *ELSE* | いかなるWHEN条件も満たされない場合の動作をYellowfinに指示するためのオプションの要素です。この要素は、追加的なTHEN要素として機能します。 |
| *END* | 計算は、必ずEND要素で終了します。これにより、Yellowfinに計算が完了したことを通知します。ENDが存在しない場合、計算は無効となります。必ずこの要素を追加してください。 |

h3. Caseステートメントの作成

# Caseステートメントを挿入するには、式ビルダーで「Case」ボタンをクリックします。
# 「When」ボタンをクリックしてウインドウを開き、最初のWHEN条件とTHEN指示を作成します。
{color:#cc0000}{*}注意:*{color}式ビルダーと同様に、クリック可能なボタンだけがハイライト表示されます。
!110.png|thumbnail,border=1!
# 「OK」をクリックして、条件および指示の作成を完了します。
# 考えられるすべての条件が網羅されるまで、WHEN条件の追加を続行します。
# 必要に応じてELSE条件を追加します。これはオプションですが、追加することを推奨します。
# END要素を追加します。
# 計算を保存して有効化します。


h2. グループ化値
{styleclass: Class=topLink}[ページトップ|#top]
{styleclass}
フィールドの値のグループ化を可能にします。例:
{section}
{column:width=10%}
|| Demographic || Rating ||
| Sport | 2.5 |
| Culture | 5 |
| Family | 6.5 |
{column}
{column:width=20%}評価値を新しいラベルでグループ化します。
{column}
{column:width=10%}
|| Demographic || Rating ||
| Sport | Poor |
| Culture | Standard |
| Family | Standard |
{column}
{column:width=60%}
{column}
{section}

h3. グループ化値フィールドの作成

グループ化フィールドを設定するには、以下の手順を実行します(この例ではテキストラベルを使用して3つのグループを作成します)。

# 「グループ化値」フィールドを「使用可能フィールド」パネル内の任意のカテゴリーにドラッグします。
# グループ化の基準となるフィールドを選択します。
!groupedValues01.png|thumbnail,border=1!
# 表示名を指定します。
!groupedValues02.png|thumbnail,border=1!
# 「値」タブに移動します。
# 「グループの追加」をクリックします。
!groupedValues03.png|thumbnail,border=1!## 0から3の間を「Poor」と指定します。
!groupedValues04.png|thumbnail,border=1!
## 「保存」をクリックします。
# 「グループの追加」をクリックします。
## 4から7の間を「Standard」に指定します。
## 「保存」をクリックします。
# 「グループの追加」をクリックします。
# フィールドを保存して有効化します。
!groupedValues05.png|thumbnail,border=1!

\\
\\
{horizontalrule}
{styleclass: Class=topLink}[ページトップ|#top]
{styleclass}

大文字の項目は、すべてCaseステートメントの要素です。

要素

説明

CASE

計算は、必ずCASE要素で開始されます。式を作成する前に、この要素を追加していることを確認してください。この要素を追加しないと、その他の要素を使用できません。

WHEN

Caseステートメントでは、必要な数だけWHEN要素を使用できますが、これらは必ずELSE要素の前に配置する必要があります。WHENは、条件の定義に使用します。たとえば次のように指定します:
WHEN AthleteAge < 21
これは、AthleteAgeの値が21未満のすべてのロウを特定します。WHENコンポーネントには、必ずTHENが付随し、これにより条件が満たされた場合にYellowfinが返す値が指示されます。

THEN

WHEN要素と連動し、条件が満たされた場合にYellowfinが返す値を指示します。例:
WHEN AthelteAge < 21 THEN 'Young'
これは、AthleteAgeフィールドの値が21未満の場合、計算にはテキスト「Young」が返されることを意味しています。

ELSE

いかなるWHEN条件も満たされない場合の動作をYellowfinに指示するためのオプションの要素です。この要素は、追加的なTHEN要素として機能します。

END

計算は、必ずEND要素で終了します。これにより、Yellowfinに計算が完了したことを通知します。ENDが存在しない場合、計算は無効となります。必ずこの要素を追加してください。

Caseステートメントの作成

  1. Caseステートメントを挿入するには、式ビルダーで「Case」ボタンをクリックします。
  2. 「When」ボタンをクリックしてウインドウを開き、最初のWHEN条件とTHEN指示を作成します。
    注意:式ビルダーと同様に、クリック可能なボタンだけがハイライト表示されます。
    Image Added
  3. 「OK」をクリックして、条件および指示の作成を完了します。
  4. 考えられるすべての条件が網羅されるまで、WHEN条件の追加を続行します。
  5. 必要に応じてELSE条件を追加します。これはオプションですが、追加することを推奨します。
  6. END要素を追加します。
  7. 計算を保存して有効化します。

グループ化値

フィールドの値のグループ化を可能にします。例:

Section
Column
width10%

Demographic

Rating

Sport

2.5

Culture

5

Family

6.5

Column
width20%

評価値を新しいラベルでグループ化します。

Column
width10%

Demographic

Rating

Sport

Poor

Culture

Standard

Family

Standard

Column
width60%

グループ化値フィールドの作成

グループ化フィールドを設定するには、以下の手順を実行します(この例ではテキストラベルを使用して3つのグループを作成します)。

  1. 「グループ化値」フィールドを「使用可能フィールド」パネル内の任意のカテゴリーにドラッグします。
  2. グループ化の基準となるフィールドを選択します。
    Image Added
  3. 表示名を指定します。
    Image Added
  4. 「値」タブに移動します。
  5. 「グループの追加」をクリックします。
    Image Added## 0から3の間を「Poor」と指定します。
    Image Added
    1. 「保存」をクリックします。
  6. 「グループの追加」をクリックします。
    1. 4から7の間を「Standard」に指定します。
    2. 「保存」をクリックします。
  7. 「グループの追加」をクリックします。
  8. フィールドを保存して有効化します。
    Image Added